<追記>
京王電鉄でも2023年10月より運賃改定となります。
<写真>運賃改定に関するポスターが貼られた小田急線
小田急線「ホームドア」玉川学園前や鶴川など30駅に設置へ。運賃値上げし、整備推進の続きです。
首都圏のJR・私鉄各線ではダイヤ改正にあわせ、2023年3月18日(土)に運賃改定を実施し、
町田市内ではJR横浜線・小田急線・東急田園都市線で運賃値上げとなります。
<写真>小田急線のホームドア。今後設置を加速させる(登戸駅にて)
JRと小田急では、鉄道駅のバリアフリー化促進のために、受益する全ての利用者に負担してもらう制度として
2021年12月に国が創設した「鉄道駅バリアフリー料金制度」の料金加算に伴う運賃改定(値上げ)で、
同制度ではホームドア整備費用以外にも、プラットホームと車両床面の段差・隙間の縮小対策工事や
老朽化したエレベーター・エスカレーターや運行情報提供設備等の更新にも費用が充てられます。
JRでは値上げにあわせて「オフピーク定期券」導入
<写真>オフピーク定期券が導入されるJR路線。相模線などは対象外(プレスリリースより)
JR東日本では、今回運賃改定が実施される鉄道駅バリアフリー料金加算路線を対象に
新たに平日朝ラッシュ時間帯以外に利用できる「オフピーク定期券」を導入し、
国内鉄道事業者でこうした「変動運賃制」の導入は初の試みとなります。
このオフピーク定期券を購入することで、現行の定期運賃から約10%値下げとなる一方、
通常の通勤定期券は約1.4%値上げされ、加えてオフピーク定期券・通常の通勤定期券の
いずれにも「鉄道駅バリアフリー料金」が加算されます。
小田急・東急、通学定期は値上げせず
小田急線では、全線(小田原線・江ノ島線・多摩線)で駅バリアフリー料金の加算によって運賃値上げとなりますが、
「通学定期運賃」、「小児IC運賃」、「企画乗車券(フリーパス等)」は加算対象外のため、運賃改定はありません。
東急では、こどもの国線を除く全線で運賃改定を実施し、平均で12.9%の値上げとなりますが、
小田急と同様に「通学定期運賃」については家計負担に配慮し、運賃改定はありません。
この他、2023年7月には町田市内などで運行されるバス事業者「神奈川中央交通」グループでも
バス運賃改定による値上げが予定されており、今年は交通事業者でも値上げラッシュとなります。
切符の回数券がなくなったのが地味に痛い。
はぁ〜
また値上げですか…
赤信号みんなで渡れば怖くない、の例えだ。
電気、ガス公共料金軒並み値上げ、便乗値上げもいいとこ。