<写真>2020年11月以来の減便となる「鶴07・鶴川駅~こどもの国~奈良北団地線」
10月開所の「小田急バス新百合ヶ丘営業所」町田を機能移転へ。市内路線は運行継続、
鶴川地区の「小田急バス」11/16(月)ダイヤ改正。奈良北団地線は大幅減便にの続きです。
町田市鶴川地域および川崎市麻生区柿生地域で運行する「小田急バス町田営業所」では、
2022年9月1日(木)にダイヤ改正を実施し、一部路線で本数減便などが実施されます。
奈良北線など、こどもの国路線を中心に再減便
今回のダイヤ改正は、小田急バスの町田営業所と狛江営業所の一部路線で実施するもので、
このうち町田営業所担当路線では、鶴川駅発着の自社単独路線で減便や時刻変更などを行い、
従業員向けに運行される「鶴06(三菱ケミカル線)」は土曜運行が廃止されるほか、平日も減便されるほか、
奈良北団地を結ぶ2系統(鶴07・鶴09)も前回2020年11月のダイヤ改正に続いて再減便となっています。
また、柿生駅南口とこどもの国を結ぶ「柿21系統」はここ10年程で大幅な減便となった路線の一つですが、
コロナ禍前は1日4往復でしたが、2020年11月の改正で1日2往復に、2021年10月の改正では1日1往復と
段階的に本数が減らされていき、今回の改正では休日1往復のみとなり、平日・土曜の運行は全廃となります。
【減便路線】
[鶴06] 鶴川駅~三菱ケミカル前(土曜全廃)
[鶴07] 鶴川駅~こどもの国~奈良北団地
[鶴09] 鶴川駅~ことり橋~奈良北団地
[柿21] 柿生駅南口~こどもの国(平日・土曜全廃)
<写真>2022年10月に開所する「小田急バス新百合ヶ丘営業所」
なお、町田営業所は2022年10月に開所する「小田急バス 新百合ヶ丘営業所」へ営業所機能を移転予定で、
今回が町田営業所としては最後のダイヤ改正となる可能性がありそうです(※路線は新百合ヶ丘に移管の見通し)
乗客が減ればバス減便は致し方ないことだと思う。
でも、町田市内の神奈中でも昼間の乗客はお年寄りが多いけど
お年寄りの無料パスって、バス会社にとってどうなのかな?
>バスマニアさん
いわゆる敬老パスやシルバーパスは発行元からバス事業者に助成金が払われる仕組みですが、助成金額には上限があるため、こうした乗車券の利用者が多ければ多いほど路線が赤字に陥りやすいという欠点はありますね。
町田市でも以前、コミュニティバスかわせみ号でシルバーパスが利用出来ましたが、路線の赤字が解消できずに途中から利用不可となり、代替として運賃100円支払いで乗車できる高齢者用乗車券が登場しています。
こうなると由緒正しき柿生発着便は廃止やむなしでしょうねえ。あとはポンチョを増備して鶴川~奈良北線に投入するのと玉川学園前東口~奈良北団地~こどもの国を運行して高齢者の足を確保してほしいですね。