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    2022.08.10(水)
    Post:10 Tweet: Like:

    22年10月開所「小田急バス新百合ヶ丘営業所」町田を移転へ。市内路線は運行継続

    <追記1>
    町田営業所は2022年10月15日(土)をもって閉鎖されます。
    なお、新百合ヶ丘営業所は2022年10月16日(日)開所予定で、
    今のところ営業所開所に伴う路線新設は無いとしています(既存路線のダイヤ改正有)

    <追記2>
    新百合ヶ丘営業所にて小田急バス主催イベント「はじめましてマルシェ」が
    2022年10月10日(月)に開催します(事前予約制)
    https://kawariyuku-machida.com/article/52986.html

    odakyu20220809_1.jpg
    <写真>今夏に完成した「小田急バス新百合ヶ丘営業所」の事務所棟

    川崎市麻生区王禅寺西4丁目のゴルフ練習場「百合ヶ丘カントリー倶楽部」隣に
    完成間近の「小田急バス 新百合ヶ丘営業所」が、2022年10月に開所することになり、
    既存の「小田急バス 町田営業所」が新百合ヶ丘営業所に機能移転します。
    【町田営業所】→地図を表示(東京都町田市野津田町284-1)
    【新百合ヶ丘営業所】→地図を表示(神奈川県川崎市麻生区王禅寺西4-14-5)

    新百合ヶ丘(営)の新設で、町田(営)を機能移転

    odakyu20220809_2.jpg
    <写真>ゴルフ練習場の車両出入口。この横でバス車両出入口の整備が進む
    この営業所新設は、新百合ヶ丘駅発着路線の利用者増加で近隣営業所の機能増強に限界がきたことと
    近隣営業所や待機場所(生田折返場や大谷など)から新百合ヶ丘方面への車両回送が道路渋滞の影響で
    遅延が頻発していることなどから新設が決定したものです。

    odakyu20220809_1.png
    <地図>新営業所周辺の路線バス営業所位置図。新営業所は新百合ヶ丘駅に程近い。
    これにより、新百合ヶ丘営業所は「町田営業所(町田市野津田町)」の後継営業所として開設されることになり、
    2013年に生田営業所の代替で新設された「登戸営業所(川崎市多摩区)」の一部機能も移転する予定で、
    新百合ヶ丘駅発着路線をはじめとした多くの路線が、新百合ヶ丘営業所に移管される見通しです。

    odakyu20210703_2.jpg
    <写真>尻手黒川道路から見た営業所事務所棟建設前の様子(2021年7月)
    営業所の新設予定地は、ガソリンスタンド「コスモ石油 新百合ヶ丘SS(2018年7月31日閉店)」跡地と
    2020年12月1日から施設規模が縮小されたゴルフ練習場「百合ヶ丘カントリー倶楽部」の敷地の一部に
    新たなバス営業所を設置し、尻手黒川道路の吹込交差点から川崎市道白山1号線を入った場所です。

    odakyu20220809_2.png
    <地図>小田急バス新百合ヶ丘営業所の計画図
    営業所駐車場予定地の大部分を占めるゴルフ練習場「百合ヶ丘カントリー倶楽部」ではこの車庫設置に伴って
    当初は2020年夏にゴルフ場改修工事を行う計画でしたが、国内での新型コロナ感染拡大の影響で着工が遅れ、
    2020年12月1日から施設が縮小されて改修工事が始まり、一部練習場は隣接する別の場所に移設される形で
    2021年2月19日(金)にリニューアルしており、車庫予定地は地権者によって小田急バスに土地が売却されました。
    →地図を表示(神奈川県川崎市麻生区王禅寺西4-15-1)

    odakyu20220809_3.jpg
    計画面積は、ガソリンスタンド跡地の事務所棟が約1,060㎡、ゴルフ練習場側の駐車場が約19,480㎡で、
    駐車場分はバス177台分、乗用車(関係者用)15台分を計画し、施工は準大手ゼネコンの「フジタ」が担当し、
    当初は2021年2月に着工予定でしたが、途中の工事スケジュール見直しで2021年8月から着工開始となり、
    2022年5月末の完成予定は、2022年9月中旬にずれ込んでいました(※事務所棟は2022年7月に完成済)

    odakyu20210703_4.jpg
    <写真>多摩ナンバーの町田営業所が担当する「新26」。今後新営業所に移管される予定。
    ちなみに小田急バスでは、都内に6ヶ所の営業所が存在しますが、各営業所に所属する車両のうち、
    若林営業所(小田急ハイウェイバス世田谷営業所)は「品川」と「世田谷(※ご当地ナンバー)」ナンバーを、
    登戸営業所は「川崎」ナンバーでそれぞれ登録され、これら以外は全て「多摩」ナンバーとなっていますが、
    町田の車両が移管される際には、川崎ナンバーでの登録車両が一気に増えることになりそうです。

    1983年開設の町田営業所。営業所機能は廃止の見込み

    odakyu20210703_5.jpg
    <写真>芝溝街道の「小田急バス町田営業所」。場所によっては長距離回送を伴う。
    1983年7月に設置された「町田営業所」は、神奈川中央交通町田営業所(野津田車庫)の隣接地にあり、
    当時の生田営業所(川崎市)が担当していた路線の業務負担軽減のため新設され、当時生田が担当していた
    町田市内路線などが移管され、今年で開設39年を迎えました。

    odakyu20220809_4.jpg
    <写真>町田市大蔵町の「芝溝街道」を回送で走行する小田急バスの車両
    ただ、元々神奈中が路線を運行するエリアでの営業所新設だったことから
    営業所を結ぶ出入庫の営業路線はこれまで開設されず(行先表示自体は存在)、
    主要ターミナル間の回送運用自体も距離の関係から大きな負担となっていました。

    odakyu20220809_3.png
    町田営業所から主要駅までの回送距離は、鶴川駅まで4.1km、柿生駅北口まで5.7kmですが、
    新百合ヶ丘営業所からの回送距離は柿生駅北口まで1.6km、鶴川駅まで3.2kmと短くなる一方、
    玉ちゃんバスが新百合ヶ丘営業所に移管された場合は現行の1.5倍ほど距離が延びることになります※
    (※但し回送距離としては相模原市の大野北コミュニティバスの回送運用とさほど変わらない)

    2013年には町田営業所内の整備工場が、登戸営業所内に機能移転したことで
    町田営業所の存在価値自体も薄まりつつあり、今回の新百合ヶ丘営業所開設により、
    営業所としては新百合ヶ丘営業所への機能移転と同時に廃止されるとみられます。
    (※営業所敷地内には「小田急百貨店 野津田物流センター」を併設)

    かつて町田市中心部に存在した「小田急バス営業所用地」

    machida20220524.jpg
    <写真>旭町の町田警察署。かつては小田急バスが営業所用地として所有していた。
    かつて小田急バスでは、1959年(昭和34年)から町田市旭町3丁目(現在の町田警察署の場所)に
    バス営業所用地を確保し、1971年(昭和46年)12月24日~1974年(昭和49年)10月1日までは
    その土地を使って自社のボウリング場「町田サンレーン」を営業していました。
    →地図を表示(東京都町田市旭町3-1-3)

    odakyu20210703_6.jpg
    <写真>町田警察署跡地。土地交換により、1992年に小田急バスが同地を取得。
    しかし、当時小田急町田駅前にあった町田警察署の庁舎が老朽化と手狭になったことから移転することが決定し、
    その際にバス営業所用地を警察署用地に転用することになり、1992年に土地交換する形で警察署が移転し、
    以降は町田駅前に小田急バス所有地が存在することになりましたが、その後も営業所が開設されることなく、
    一時期は町田市が土地を借りる形で「中町第2庁舎(2012年7月6日閉鎖)」が開設されたほか、
    現在は小田急グループのコインパーキング(タイムズ)として利用されている状況です。
    →地図を表示(東京都町田市中町1-4-4)

    tamachan20200809.jpg
    <写真>小田急バスが運行を受託する「玉川学園地区コミュニティバス(玉ちゃんバス)」
    2011年には自社唯一の町田駅乗り入れ路線「柿20(柿生駅北口~町田バスセンター)」も廃止されており、
    小田急バスとしては町田駅との関係がほぼ断れた状態ですが、市内では鶴川と玉川学園※に路線を運行し、
    同社や関係筋によれば、新百合ヶ丘営業所開設後もこれら町田市内路線の運行は継続する予定としており、
    新百合ヶ丘営業所に路線が移管されるものとみられます(※玉川学園地区は町田市からの受託運行)

    odakyu20220809_5.jpg
    <写真>尻手黒川道路 柿生大橋東側にある未使用バスベイ。2010年の開通時から設置されている。
    小田急バスといえば、各営業所や待機場所向けの出入庫系統(営業路線)を複数設定することで知られており、
    かつては生田営業所時代に鶴川駅を結ぶ出入庫路線も設定(町田営業所開設時に廃止)されていましたが、
    新百合ヶ丘営業所開設で、周辺駅などから新たな出入庫系統が設定されるか注目されます。

    施設情報
    小田急バス 新百合ヶ丘営業所
    用途:バス営業所
    所在地: 神奈川県川崎市麻生区王禅寺西4-14-5
    アクセス:新百合ヶ丘駅より「百合ヶ丘カントリー倶楽部前」バス停下車
    -- その他情報 --
    開設日:2022年10月16日(予定)
    前身:[事務所棟エリア]
    ・コスモ石油 新百合ヶ丘SS(ガソリンスタンド)
     (2018年7月31日閉店)
    [駐車場エリア]
    ・百合ヶ丘カントリー倶楽部(ゴルフ練習場)
     (2020年12月1日から施設規模縮小)
    用途地域:
    • 第一種低層住居専用地域
    • 第一種住居地域
    ※いずれも2022年08月10日時点での情報です。
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    コメント
    10件
    1. 黒船 (2021年07月03日 19:44)

      小田急バス路線でも鶴川団地線と玉ちゃんバスはドル箱路線ですからね。
      ただ、新百合ヶ丘営業所への回送距離の事を考えると、町田営業所も当面は廃止せず分車庫に格下げなどの措置で存続は考えられるのではないかと思います。

    2. 老人 (2021年07月03日 22:12)

      昼間バスに乗ってみるとわかるけど
      乗客は、ほんと、お年寄りばっかりです。
      杖を突きながら今にも転倒しそうなお爺さんとお婆さんが
      仲良く手をつないで、一見ほほえましくも見えます。
      私も、明日無料パス使って駅まで行ってみようと思います。

    3. よそ者 (2021年07月04日 00:06)

      玉ちゃんバス、北コースは町田所管、東と南は新百合所管になったりして。そして出入庫で玉川学園前からこどもの国へ??

    4. 町田のたかし (2021年07月04日 13:17)

      町田市内で路線バスが稼働しているのは、9割が神奈中バスで、1割は小田急バス主に鶴川エリアがほとんどなので、野津田に町田営業所が神奈中と小田急バスがあり、芝溝街道も渋滞や交通の流れが結構悪い
      ので、これを機に見直しするのではないでしょうか。

    5. 情報屋 (2021年07月04日 13:42)

      前に川崎市のHPで公開されていた環境アセスメントの資料だと、新百合ヶ丘営業所の駐車スペースには小型バス用の駐車スペース14台分も記されているんですよね。
      町田が担当する稲城市のiバス(8台)は完全に移管だと思われますが、残る6台分の小型バススペースで使用が考えられるのは玉ちゃんバス(5台)、小型教習車(町田と生田に複数台)、桐光学園バスのどれかでしょうね。

    6. (2021年07月04日 16:46)

      神奈中のイメージが強すぎて小田急バスのイメージないなあ

    7. 通りすがり (2021年07月05日 13:34)

      小田急は野津田をたたんで鶴川あたりに20台ぐらいの小さな分車庫を置けば効率的に運用できると思うだけど

    8. 黒船 (2021年07月06日 02:10)

      現状の野津田は芝溝街道の交通流動に左右されやすいので、鶴川拠点にするのも策ではありますが、
      仮に鶴川に分車庫を置く場合、駅周辺の再開発の絡みが出てくるので用地が確保できるかどうかでしょうね。
      再開発が進捗し南口が整備された場合、奈良北や緑山住宅線は南口始発になるのは濃厚でしょうから、送り込みの面で新百合ヶ丘営業所に移管と思いますが(神奈中の三輪線はどうなるのだろうか)。

    9. 通りすがり (2021年07月06日 11:31)

      黒船さま
      小田急の運行している鶴川団地線と神奈中の運行している三輪線・三輪緑山線を交換できれば、小田急はすべて南口発着に出来るので、効率的な運用が組めるかもしれませんね

    10. バス (2022年08月15日 11:53)

      たまちゃんバスの一部は最近超減便してますのでドル箱じゃなくてやっと走っている状態かと
      そもそも乗車人数の下限で廃止の確約をしての運行です

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