町田市の保存車両「D51型蒸気機関車」展示から50年。今後、市の公共施設再編もの続きです。
町田市中町2丁目・町田街道沿いの「町田市子ども発達センター(旧・すみれ会館)」横に
1972年から静態保存されている「D51型蒸気機関車(D51-862号)」の展示スペースで、
毎年恒例の鉄道イベント「第50回デゴイチ祭」が、2022年10月16日(日) 10時~14時半に開催します。
→地図を表示(東京都町田市中町2-13-14)
展示開始から50年。デゴイチ祭も50回目を迎える
<写真>1972年から長年親しまれている「まちだのデゴイチ」
D51型862号(通称デゴイチ)は、第二次世界大戦真っ只中の1943年(昭和18年)11月18日に
運輸通信省浜松工機部(国鉄を経て、現在のJR東海・浜松工場)で製造された過熱テンダ機関車で、
中央線をはじめとした木曽福島機関区(長野県)を中心に総走行距離1,795,572.4kmを走り抜き、
旅客・貨物列車の牽引車として活躍を遂げました。
1971年(昭和46年)8月19日に廃車となって現役を引退したものの、次代を担う人々に
その姿を伝えたいという市民の熱意と国鉄関係者の理解によって町田市への貸与が決まり、
1972年(昭和47年)2月25日に木曽福島機関区から大宮工場に運ばれ、輸送用に分解された後、
30tトレーラー3台と10tトレーラー2台に分け、1972年(昭和47年)4月15日に町田市へ運ばれました。
→町田市の保存車両「D51型蒸気機関車」展示から50年。今後、市の公共施設再編も
デゴイチ祭は、展示当時から保存会主催で毎年行われてきた恒例の鉄道イベントで、
普段は機関車のナンバープレートがプラスチック製のレプリカの状態で展示されていますが、
このイベント時には保存会が保有する本物の「ナンバープレート」を機関車に取り付けるほか、
前照灯、テールライト点灯など、普段は見られない姿で展示が行われます(参加事前申込不要)
【イベント概要】
・第50回記念セレモニー ※11時から(予定)
・D51型蒸気機関車(デゴイチ)の見学と案内
・実際に使われた鉄道用品の展示
・現役時代の蒸気機関車の写真パネル
・鉄道模型のNゲージレイアウトで運転体験
・前照灯、テールライト点灯
・前面へのナンバープレート取り付け
・鉄道クイズ
ちょうど鉄道150周年に50回、タイミングも良いですね。
こうやって市側も含めてこの展示を大事にしつづけてくれているのは市民として嬉しいです。
その昔は、市立図書館脇に有りましたか。
地域誌「ショッパー」にも記事が有りましたが、D51蒸気機関車保存会の方々のおかげで、ここまで来たと。
マニアには美味しい、通常とは少し異なる貴重な車体とか。
これからも末永く保って欲しいですね。