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    2022.09.03(土)
    Post:4

    町田木曽団地で「自動運転車両実証実験」1年ぶりに再開へ。昨年の事故発生以来初

    <追記>
    車両予約方法は以下の通りです。
    ①電話予約受付 070-1385-3919(9/16~10/5)
    ②現地案内所での予約受付(町田木曽団地名店街「移動支援現地案内所」、9/22~10/5)
    ※いずれも受付は10:00~18:00、※当日乗車受付は17:00まで

    kiso20220902_1.jpg
    <写真>木曽団地内に再び設置された実証実験の看板
    つかさんからお送り頂いた写真です。ありがとうございます。
    町田木曽団地の「自動運転車両実験運行」延期へ。試験走行中の「事故」を受けの続きです。

    市内最大のマンモス団地「JKK町田木曽住宅では、昨秋発生した試験走行中の事故発生を受け、
    実施延期となっていた「自動運転車両実証実験」が、2022年9月22日(木)~10月5日(水)に実施予定です。

    町田市内初となる自動運転車実験

    kiso20220902_2.jpg
    これは、団地を管理する東京都住宅供給公社(JKK東京)と国立大学法人群馬大学が共同で行うもので、
    高齢化が進む団地における将来を見据えた「移動支援サービス」の検証を目的に共同研究契約を締結し、
    その実験の一環として「町田木曽住宅(町田木曽団地)」が実験場所として選定されていました。

    kiso20220902_3.jpg
    <写真>団地内路上に設置された乗降場所の一例
    実験運行時には、予めルートおよび乗降場所(22ヶ所程度)を設定し、希望する時間・乗降場所間を走行する
    ワゴン車を使った「オンデマンド交通方式」で運行し、オンデマンド交通実験自体は2021年の「E-バス」以来ですが、
    自動運転車両による実験は町田市内初で、配車受付は電話もしくは現地案内所で行えるようにする方針で、
    毎日10時~18時まで運行し、乗車運賃は無料です。

    昨年の事故から1年ぶりに実験再開へ

    kiso20210908_2.png
    自動運転に使われる車両はドライバーが乗車して必要に応じて手動運転を行う
    自動運転レベル2(システムがアクセル・ハンドル・ブレーキを自動操作)」で実験を行い、
    当初は2021年10月中旬~下旬にかけて利用者を乗せて運行を予定していました。

    kiso20210908_1.jpg
    <写真>昨年の試運転に使用された自動運転車両(プレスリリースより)
    しかし、実験開始前の2021年10月4日(月)に団地内で実施した自動運転車両のテスト(試験)走行をしたところ、
    自動運転を開始後10mほど車両が直進したあと、直進路において自動運転システムがハンドルを左に急に転舵し、
    車両にはドライバーが搭乗していたものの、突発的に事象が発生したため、ドライバーによって回避することができず、
    街路樹と植え込みに車両が接触する事故が発生(※歩行者や搭乗したドライバー等の人的被害無し)した為、
    事故原因の究明と再発防止対策で安全が確保されるまで、実証実験の実施を延期することになっていました。

    今回、運行速度の見直しなど改善を図ったことで、管轄の町田警察署や東京都などから運行許可が下り、
    1年ぶりの実験再開にこぎ着け、いよいよ乗客を乗せて市内初の自動運転車両実験が始まる形です。

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    コメント
    4件
    1. 老人 (2022年09月02日 19:55)

      >>高齢化が進む団地における将来を見据えた「移動支援サービス」の検証を目的に
      エレベーターのない木曽団地では、4,5階に住んでる高齢者の階段上り下りをどうするか?

    2. うむ (2022年09月03日 01:56)

      こうしたリアル社会でテストを重ね実証していくプロジェクトは、
      事故が起きても(人が死んでも)がんがん進む、1歩下がって5歩進む中国と比べ、
      一度事故が起きると、1歩進んで数年止まる日本じゃ、開発速度が周回遅れになるのは、しょうがないのかもしれない。

    3. るっく (2022年09月03日 09:03)

      前回は開始直後に植え込みに突っ込んで検証中止になったのでしたっけ(機材チェックくらい、事前にやっておけよレベル?)。

      自動運転レベルは「レベル3」だけど実証実験なので運転者も乗車して監視しますよ。ならともかく、「レベル2」の自動運転は既に市販車もありますし、運転者の同乗が必須なシステムであれば、タクシーでも良いはず。自動制御の実証としては大きなチャレンジはなさそうです。
      また、社会テストと言っても僅か「2週間」なので、
      精々、送迎を前提として決められたエリア・地点で停止してお客を乗降させる時に何か問題があるか、サービス提供側視点で「フィールド実験を通して問題を洗い出す」程度でしょうか。
      本気でサービスを実現する気があるなら、半年~1年はトライ&エラーで毎月アップデートくらいの意気込みでなければ実用に耐えられるシステムは完成しないでしょうね。
      そういう意味で、中途半端感は拭えず・・・
      今回は、ともかく事故が無い事を祈ります。

    4. (2022年09月03日 22:21)

      いろいろな意見はあるけど事故の内容次第では命の話になるけど
      かといって、一度事故が起きて実験停止期間が長過ぎると
      後進国にどんどん体突っ込んでく感じですよね…
      それでなくてもコロナで日本が既に後進国っぽいのが判明したのに

      コロナの自動検査に使える機械、日本が製造しているのに
      日本では導入してなくて海外だけで活躍していた件も寂しかったな…
      遊園地のゴーカートのコース走るのと違うから
      2週間でもまず2週間、無事に試行できること陰ながら応援しちゃう

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