ガマさんからお送り頂いた写真です。ありがとうございます。
北里大学病院前の「県道52号」21年度から4車線化整備へ。連節バス導入は見送りの続きです。
北里大学病院・北里大学相模原キャンパス敷地内にある
県道52号(北里通り)沿いの「相模原北里郵便局」が
道路拡幅事業に伴い、2021年11月30日(火)をもって一時閉鎖となります。
→地図を表示(神奈川県相模原市南区北里1-15-1)
県道拡幅事業地内の「郵便局」が一時閉鎖へ
<地図>県道52号北里第1工区の事業概要図(事業延長約760m)
県道52号相模原町田線の北里大学周辺では現在、慢性的な渋滞が問題となっていることから
相模原市による4車線化に向けた道路拡幅が事業中で、沿線では用地取得が進められています。
相模原北里郵便局は1972年~1986年まで存在した「北里大学簡易郵便局」から転換する形で
1986年4月16日(水)に開設されたものですが、同局もこの道路拡幅予定地にかかっていることから
移転や建て替えが検討されていました。
2021年度中に同郵便局を含むA工区(北里大学敷地内)の工事着手が計画されており、
同局の営業休止もこの道路事業に伴うもので、局前の郵便ポストも同時に一旦撤去となりますが、
郵便局の再開時期は非公表(開示不可)とし、閉鎖中は近隣局の利用を呼びかけているものの、
近隣局は2km以上離れていることから利用者にとっては長期に渡って不便な状況になりそうです。
余談ですが、相模原北里郵便局では図柄入りの消印(風景印)を導入しており、
近隣の「相模原沈殿池」や相模原麻溝公園の展望塔「グリーンタワー相模原」などが描かれています。
北里敷地内で用地取得進む。旧店舗棟の解体も始まる
<写真>用地取得が完了した大学病院正門横の土地(左)と旧北里大学病院バス乗り場(右)
今回の道路拡幅事業で、最初の工区となるA工区内では郵便局以外にも用地取得が進んでおり、
既に大学病院正門横の土地と旧北里大学病院バス乗り場では用地確保が完了している状況です。
この他、かつて「有隣堂」や「中華料理店 飛鳥」、「フラワーショップ花喜太」が入居していた
大学正門横の旧店舗棟は数年前に店舗の一部移転が完了してから長らく空き店舗でしたが、
このほど解体工事が始まり、道路拡幅用地の確保に向けて準備が進められています。
→地図を表示(神奈川県相模原市南区北里1-15-1)
<写真>夢庵西側(左)とENEOS西側(右)の道路用地。用地管理柵が目立つ。
また、2022年度以降にはB工区(北里2丁目地内)も工事着手する方針で、
マンションや戸建住宅、店舗など、この2年ほどで急速に用地買収が進んでおり、
残る用地未取得箇所は「夢庵(和食レストラン)」や「ENEOS(ガソリンスタンド)」など
店舗や事業者のみで、これらも今後用地取得されるとみられます。
相模原は軍都として区画され、施設や交通についても多く検討されていました。
現在に残る道路や鉄道の他にも未成線として完成せずに終わってしまったものもたくさんあります。
元は雑木林が広がるばかりの広い土地で、当時としては都心から離れていたのにも関わらず将来性の高い地域として見られていました。
事実、相模原は政令指定都市となり、周辺の町田も人口がとても多い地域になり、お互いの往来も盛んです。
しかし現状は大きく異なり、すべての道が交通量にそぐわない車線数や狭さであり、歩道のない生活道路でもかなりの速度で進入する車が絶えません。
鉄道に関しては、電車通勤圏の最果てとして機能しているようですが、車社会で成功しなかったのであれば、せめて津久井や城山などの遠方へ繋がる路線や、町田・相模原を縦断する普通鉄道や路面電車などの公共交通が発展していたらと思います。
本当に危ないところ、スムーズに進んでも時間が掛かるのに常に渋滞しているところは幾重にもあるので、少しでも多く整備が実現されて欲しいですね。
不二家がなくなってしまい、小さい子供を連れて入れる店って貴重なので、夢庵には残ってほしいな・・・駐車場は狭くなりすぎるから無理かなー
北里大学病院前で仕事してた時
この郵便局めちゃくちゃ使ってました。
ここがなくなったらあの近辺にお勤めの方々
困るだろうな。
一時閉鎖なので いつ再開するかと思っていましたが そういう理由なんですね?
北里氏が 紙幣の肖像になることもあり
記念切手とともに 風景印を押印してもらうのが 局めぐファンにとって楽しみだったのに。
早期再開を望みます。