相模原市の「不二家レストラン北里病院前店」閉店へ。コロナ禍に各地で閉店続くの続きです。
麻溝台1丁目の県道52号線(北里通り)沿い・北里大学病院正面に
ドラッグストア「スギ薬局 北里店」が、2022年8月1日(月)にオープンします(調剤も同日開業)
→地図を表示(神奈川県相模原市南区麻溝台1-2-22)
調剤薬局激戦区に「スギ薬局」飲食店跡を改修
スギ薬局は、愛知県に本社を置き、関東・中部・関西に展開する大手ドラッグストアで、
相模原市南区内においては調剤併設ドラッグストアを4店舗展開しています。
今回の出店場所は、2021年6月27日(日)に閉店した「不二家レストラン 北里病院前店」跡で、
ファミリーレストラン跡への出店は、ガスト跡に出店した「スギ薬局 相模原南台店」でも前例がありますが、
相模原南台店は出入口が自動ドアに変更されたものの、北里店では不二家時代の片開きドアをそのまま使用し、
ドラッグストアとしては非常に珍しい店舗構造となっています。
<地図>北里大学病院周辺の調剤薬局。既に6店舗が軒を連ねる。
相模原市内では国立病院機構相模原病院周辺と肩を並べるほどの「調剤薬局激戦区」ですが、
大学病院周辺では、富士薬品の「セイムス」などが店舗を構えるものの、いずれも調剤専門店で、
ドラッグストアはこれまで空白地帯でした。
今回「調剤併設ドラッグストア」として出店し、病院正面ということで調剤スペースが広く取られているものの、
営業時間は平日・土曜9:00~19:00、日曜・祝日10:00~19:00とドラッグストアとしては閉店時間も早く、
周辺に住宅が少ない工業地帯という土地柄から、調剤薬局の営業時間に合わせた営業スタイルを採っています。
病院前の「北里通り」では道路拡幅工事進む
<写真>北里大学病院交差点付近の様子。歩車道境界ブロックの設置が進む。
ちなみに病院正面の「県道52号」では、相模原市主体で4車線化に向けた「道路拡幅事業」が進められ、
今年からはその第1期工事となる市発注の「県道52号(相模原町田)(北里周辺)道路改良工事(その1)」が
大学病院側のA工区で2022年3月下旬から着工し、2022年10月下旬までの工期を予定しています。
→地図を表示(神奈川県相模原市南区北里1丁目)
<上>県道52号・北里通りの拡幅事業区間・平面図
<下>県道52号・北里通りの拡幅後・標準横断図
今回の施工区間は、先行して用地取得が完了した北里大学の旧所有地内の延長約300mで、
土工、排水工、路盤工を進め、今年度後半には麻溝台高校前のB工区の工事にも着手する方針で、
沿線で営業する「夢庵」や「ENEOS」は拡幅の支障となることから今年度中に閉店するとみられており、
最終的に同区間は2027年度の完成を予定しています。
ありがたい