相模原市南区の三次救急病院「北里大学病院 救命救急・災害医療センター」では、
コロナによる出勤停止職員が複数名発生したことで三次救急外来患者の受け入れ制限が実施されましたが、
2022年7月24日(日)に受け入れ制限解除となったものの、今後も予断を許さない状況が続きそうです。
→地図を表示(神奈川県相模原市南区北里1-15-1)
町田市内からも搬送が多い「北里大学病院」
<写真>町田市内を走る東京消防庁の救急車。市内では北里への搬送も多い。
北里大学病院は、学校法人北里研究所が運営する病床数1,200床の総合病院で、
約72万人が居住する政令指定都市「相模原市」では唯一の三次救急医療機関として
三次救急病院が存在しない隣接の町田市などからの救急搬送も多い状況です。
今回、その北里大学病院の救命救急・災害医療センターでは新型コロナウイルス感染症により、
出勤停止の職員が複数名発生したため、7月23日(土) 朝8時半~翌24日(日) 朝8時半まで
24時間に渡って三次救急外来患者の受け入れ制限が実施されていました。
<写真>多摩市永山の「日本医科大学多摩永山病院」
相模原市・町田市周辺の三次救急病院は現状、八王子市館町の「東京医科大学八王子医療センター」のほか、
多摩市の「日本医科大学多摩永山病院」、海老名市の「海老名総合病院」、横浜市の「昭和大学藤が丘病院」、
川崎市の「聖マリアンナ医科大学病院」などがあるものの、連日感染者数が増加する中、コロナの感染拡大が続けば、
他の病院でも受け入れ制限が広がる可能性もあり、医療機関の間では緊張が走っています。