<写真>今回開通する圏央道の「厚木PAスマートIC」(画像提供:厚木市)
首都圏の郊外エリアを環状に結んでいる「[C4] 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)」の
厚木パーキングエリアに併設されるETC専用出入口「厚木PAスマートインターチェンジ」が、
2020年9月26日(土) 14時に開通します。
【外回り出入口】→地図を表示(神奈川県厚木市関口)
【内回り出入口】→地図を表示(神奈川県厚木市山際)
圏央道3ヶ所目のSIC。同路線初のPA接続型に
<地図>厚木PAスマートICの位置図。圏央厚木ICから北に1.3kmほどの地点に設置。
厚木PAスマートインターチェンジは、圏央道の圏央厚木IC~相模原愛川ICの間にある
厚木パーキングエリアに接続する形で整備が進められていたETC専用のスマートインターチェンジで、
料金所は完全な無人で、一般的なETCレーンのように低速で通過して決済を完了させるものではなく、
立体駐車場のようなゲートバーを採用し、出入りの際はゲートバーの手前で一時停止が必要となります。
(※トラブル時はインターホンで遠隔対応。ETC未登載車が誤って進入した場合は一般道に出られる退出路完備)
<写真>厚木PA(外回り)。2014年6月に商業エリアが増築オープンし、現在に至る。
パーキングエリア自体は2013年の海老名IC~相模原愛川IC間開通時に供用開始されましたが、
その後スマートインターの設置計画が持ち上がり、PA開設翌年の2014年に設置計画が採択され、
その採択から6年程が経過し、整備工事が完了したことでようやく供用開始されることになりました。
圏央道では現在、千葉県内に本線直結型のスマートインターチェンジが2ヶ所(大網白里、茂原長柄)存在するものの、
同路線へのPA接続型SICの設置はこれが初で、現時点で他の圏央道PAではSIC設置計画が存在しないことから、
圏央道で唯一のPA接続型SICとなりそうです(但し将来的に新規計画が立ち上げる可能性もあり)
SIC開通で、座間・相武台地域のアクセス向上に
<地図>厚木PAスマートICの詳細図と流入・流出イメージ(報道発表資料より)
厚木PAスマートインターチェンジは相模川を沿うように南北を結ぶ「厚木市道2-46号」と接続し、
市道には安全対策として、外回り側出入口・内回り側出入口の両方に信号機が新設される予定で、
市道2-46号と接続する県道42号線を経由して、厚木市(国道129号方面)や座間市と結ばれます。
今回スマートインターチェンジ事業を進めたNEXCO中日本と厚木市ではインター開通によって、
広域アクセス性の向上や座間市の開発計画促進、周辺への企業誘致などの整備効果を見込んでおり、
特に県道42号線(座架依橋)を経由して、座間市や相武台方面へのアクセス向上が期待されます。
なお、厚木PAスマートインターチェンジから主要IC間の通行料金は、東名高速厚木ICまでが普通車450円、
中央道八王子ICまでが普通車1,120円(いずれも近隣の圏央厚木ICと比較して普通車は30円ほどの違い)とし、
その他に平日朝夕や休日、深夜などにETC割引が適用されます。
町田から相模原愛川ICから乗るのにどうしても双葉or北里と原当麻駅付近の渋滞にはまってしまう現状。
こっちのほうが近くなるのかな。
たぶん町田っ子は愛川からだろうから変化なさそう
正直、川沿いのこんなところ降りても座間・相武台地域のアクセス向上になるかなぁ
肝心の座間・相武台方面へは座架依橋で渋滞するし
県道42号と国道129の接続は劣悪だし
市道2-46号方面に行くと昭和橋(愛川インター近く)まで行っちゃうし