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    2023.12.27(水)
    Post:2

    バイパス道路「町田3・3・36号線(旭町)」開通に向け、年明けには信号機工事も

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    <写真>町田市民病院側から見た「町田3・3・36号線」

    町田街道のバイパスとして整備中の都市計画道路「町田3・3・36号線(木曽団地南~町田市民病院)」ですが、
    今年春には橋梁部の上部仕上げ工事などが完了し、2023年度からは道路開通に向けた工事が順次始まり、
    早ければ2024年春に開通する見込みで、年明けには「信号機新設・移設工事」も始まる見通しです。

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    2007年の開始以来、今回で17年目に突入した年末恒例の記事ですが、
    恐らくこれが年末の工事進捗レポートとしては最後の更新になるかと思いますが、
    今回も2023年12月24日(日)に調査した進捗状況を区間毎に紹介します。

    A・B地区は開通に向け、街路築造工事が進む

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    木曽団地側のA地区(本町田小学校エリア)とB地区(旧コイン洗車場エリア)では、
    2022年1月に着工した「街路築造工事及び電線共同溝設置工事(3南東-町田3・3・36旭町)」が
    2023年4月下旬に終え、2023年5月から「街路築造工事(4南東-町田3・3・36旭町)」が着工し、
    中央分離帯設置や交差点の再整備など、開通に向けた仕上げの工事に取り掛かっており、
    A地区では木曽団地南交差点で既設左折レーンを廃止して交差点が再整備されました。
    →地図を表示(東京都町田市木曽東4丁目・本町田)

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    <写真>市道町田294号線から北方向を望む。歩行者通路は西側から東側に切り替わった。
    A地区とB地区の境においては「市道町田294号線」の接続部整備と高低差処理の関係で
    A地区~B地区を結ぶ西側歩行者通路が、2023年11月中旬から東側新設区間に切り替わり、
    西側の歩行者通路は工事の関係で通行止が続いています。
    →地図を表示(東京都町田市本町田)

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    <写真>市道町田294号線から南方向と市道町田294号線拡幅区間を望む
    市道町田294号線ではこれら工事に伴い、日中は原則車両通行止となっており(休工日を除く)、
    今後工事終盤には中央分離帯の設置によって、車両の東西行き来自体が出来なくなる見通しですが、
    歩行者・自転車は信号機及び横断歩道が設置される為、道路開通後も東西が行き来できる予定です。
    →地図を表示(東京都町田市本町田)
    <追記>
    市道付替工事のため、2024年1月9日(火)から車両通り抜けが出来なくなります。

    C・D地区も開通に向け、交差点整備が本格化

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    <写真>旧コイン洗車場そばから南方向を望む(この写真のみ別日撮影)
    C地区(ひまわり公園エリア)とD地区(旭町エリア)では、2022年5月上旬に着工した
    「旭町陸橋(仮称)上部仕上げ工事(3南東-町田3・3・36旭町)」が2023年3月中旬に終え、
    防護柵や街路灯(6基)、道路案内標識設置、橋梁点検に用いる検査路設置などが行われ、
    標識の「↑横浜 町田市街」「→相原」の表記は現在も隠された状態となっています。

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    <左>市道町田152号線交差点(北方向)/<右>旭町陸橋南側交差点(北方向)
    その後、前述の「街路築造工事(4南東-町田3・3・36旭町)」が同地区でも始まったことで、
    B地区とC地区の境にある旧コイン洗車場横の「(仮称)市道町田152号線交差点」及び
    D地区の「(仮称)旭町陸橋南側交差点」の整備が本格化しています。


    <写真>360°カメラによる町田152号線交差点
    市道町田152号線交差点は現在、交差点横断路の整備が進められており、
    既に障害物表示灯(ブリンカーライト)の支柱も設置済で、今後の工事進捗にあわせて
    横断路を切替予定ですが、切替は後述の信号機移設工事との調整次第となりそうです。
    →地図を表示(東京都町田市本町田)


    <写真>360°カメラによる旭町陸橋南側交差点
    一方、町田市民病院正面の旭町陸橋南側新設交差点は、今秋に当サイトでも取り上げた通り、
    2023年10月下旬には歩道切替が、2023年11月10日(金)には車道切替が実施されました。
    →地図を表示(東京都町田市旭町)

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    市民病院に沿ってカーブを描いていた旧車道では、前述の切替後から歩道整備が進められていますが、
    現歩道と新歩道の間に設置予定の植樹帯は、今回の工事では設置が見送られることになっており、
    次期工事で施工されるものとみられます。

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    今後廃止される町田市民病院東交差点では工事進捗にあわせて信号柱の移設を繰り返し、
    開通に向けた交差点整備が昼夜問わず進められています。

    街路灯設置も終盤に。年明けには信号機設置も

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    前述工事以外では「街路築造工事に伴う道路照明設置工事(4南東-町田3・3・36旭町)その2」が
    2023年8月下旬から着工し(株式会社エス・アイ・ティが施工)、全区間で道路照明49基、
    歩道照明5基の設置が進められ、既に本線区間は設置を終え、残るは交差点部の一部のみで、
    こちらは2024年1月初旬までに工事を終える予定です(管理ステッカーは未設置)

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    また、年明けには警視庁発注の「交通信号機 新設・移設工事」が着工予定で、
    信号機メーカー大手「コイト電工株式会社」が施工し、工期は2024年2月末までとし、
    いよいよ開通が目前に迫ってきたという印象です。

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    将来的には多摩都市モノレール町田方面延伸時の導入空間となる同路線ですが、
    多摩市と町田市の両市では今月「モノレール沿線まちづくり構想」の素案を取りまとめ、
    2023年12月20日(水)~2024年1月19日(金)まで意見募集を行っているほか、
    沿線では開通に向けた用途地域の変更実施、店舗建設工事等も始まっており、
    開通によって今後街並みも変化していきそうです。

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    なお、旭町陸橋建設に伴って2016年3月に閉鎖された「町田市立本町田ひまわり児童遊園」では、
    町田市が再開園に向けた「本町田ひまわり児童遊園整備工事」の入札を2023年12月に実施し、
    地元の「有限会社アグリゲイトガーデン」に施工業者が決定し、こちらも年明け以降に着工予定です。
    →地図を表示(東京都町田市本町田1585)

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    コメント
    2件
    1. こば (2023年12月28日 11:12)

      実家に行くのが楽になりそうです。
      自転車でも車でも・・・
      開通が待ち遠しい

    2. アイフィールコーク (2023年12月31日 08:18)

      取材お疲れ様です。
      「変わりゆく町田の街並み」サイトを閲覧するきっかけの記事でしたので参考になりました。

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