<写真>新北口広場の現在の様子。奥にはバスシェルターも一部設置された。
整備中の「鶴川駅新北口広場」2024年度使用開始に向け、初の歩行者通路切替へ、
鶴川駅前で「新北口広場整備」本体工事開始。2024年度にバス乗り場移転への続きです。
鶴川駅前で整備が進められている新たなバス・タクシーロータリー「鶴川駅北口交通広場」ですが、
2022年7月下旬から着工した「鶴川駅北口広場道路築造工事」は2023年3月上旬に工事終了となり、
今後は2024年度から広場暫定使用開始(2027年度末に広場全面使用開始予定)に向けて
2023年夏ごろ着工予定の次期工事で仕上げ工事を行います。
→地図を表示(東京都町田市能ヶ谷1-9)
使用開始まで残り1年。23年夏以降に次期工事へ
<地図>鶴川駅周辺再整備事業の計画平面図
これは、都市防災機能の向上等を進め、交通利便と生活環境等の改善を図る目的で
町田市が計画を進める「鶴川駅周辺街づくり事業」の一環として新たに整備されるもので、
既設北口広場東側の駐車場跡地に新たな「新北口広場」を整備し、交通広場機能を移転します。
新北口広場予定地では、2021年5月から平面駐車場の解体工事が進められた後、
2021年8月~2022年3月にかけて市発注の「電線共同溝工事」が進められましたが、
2022年7月下旬~2023年3月上旬まで「鶴川駅北口広場道路築造工事」が施工されたほか、
ほぼ同時期には新広場に上屋を設置する別途発注の「バスシェルター建築工事」も着工していました。
2023年1月上旬には工事の進捗に伴って、同事業では初めて歩行者通路の切り替えが実施されましたが、
2022年度発注分の工事は予定通り終了し、2023年夏ごろ着工の次期工事で仕上げ工事を進めていき、
2024年春には新広場が完成する計画で、現在の広場は残り1年ほどで使用終了になる見通しです。
27年度末には「新駅舎」や「デッキ」も。23年度着工
<写真>鶴川駅北口に新たに設置された2027年度末の完成予想イメージ
北口側では今後、新駅舎の建設や広場デッキの整備が計画されており、
いずれも2027年度末の完成に向け、2023年度から工事開始を予定しており、
2023年度は大規模工事ラッシュになる見通しで、完成後は利便性向上が期待されます。
<画像>鶴川駅新駅舎・現時点での完成イメージ図(町田市公表資料より)
このうち、現駅舎の東側に建設される「新駅舎」は、駅舎を橋上化・南北自由通路を設ける方針で、
こちらは2027年度末に使用開始を予定し、同駅初のエスカレーター(改札内外)も設置される計画で、
新駅舎建設は小田急電鉄(市が補助金支出)が、南北自由通路整備は町田市が事業主となります。
【新駅舎予定地】→地図を表示(東京都町田市能ヶ谷1-6-3)
鶴川駅の定番ネタだけど2面4線にはならないのであしからず…