<追記>2023年1月上旬に通路が切り替えられました。
<写真>今月中に切り替えが予定される歩行者通路。切り替え後は新広場内を抜ける形に。
鶴川駅前で「新北口広場整備」本体工事開始。2024年度にバス乗り場移転への続きです。
鶴川駅前で整備が進む新たなバス・タクシーロータリー「鶴川駅北口交通広場」ですが、
2024年度から暫定使用開始(2027年度末に広場全面使用開始予定)に向けて
2023年1月中に歩行者通路切り替えを実施し、新広場内の仮設通路を抜けるルートに変更されます。
→地図を表示(東京都町田市能ヶ谷1-9)
交通広場整備事業では初の歩行者通路切替に
<地図>鶴川駅周辺再整備事業の計画平面図
これは、都市防災機能の向上等を進め、交通利便と生活環境等の改善を図る目的で
町田市が計画を進める「鶴川駅周辺街づくり事業」の一環として新たに整備されるもので、
既設北口広場東側の駐車場跡地に新たな「新北口広場」を整備し、交通広場機能を移転します。
<写真>新北口広場の現在の様子。奥ではバスシェルターの設置も進む。
新北口広場予定地では、2021年5月から平面駐車場の解体工事が進められた後、
2021年8月~2022年3月にかけて市発注の「電線共同溝工事」が進められましたが、
2022年7月下旬からは「鶴川駅北口広場道路築造工事」が開始されているほか、
今夏からは新広場に上屋を設置する「バスシェルター建築工事」も着工しています。
今回の工事は、2023年3月上旬までの工期で広場歩車道の整備を中心に進めますが、
今回はその第1弾としてマルエツ向かい側の歩道を、新たに設置される新北口広場内の
仮設通路に切り替えることで、新広場内を抜ける迂回ルートに変更します。
<地図>今後の歩行者通路切り替え予定図(町田市公表資料より)
今春の工事終了まで計3回の歩行者通路切り替えを実施予定で、
特に駐輪場側から駅へのアクセス路が複数回切り替わる形です。
新北口広場、24年度暫定使用開始へ。新駅舎建設も
<画像>北口新広場の完成イメージとデッキ完成までの歩行者導線(町田市公表資料より)
2023年度には2期目の工事を施工した後、2024年度初頭に新広場の暫定使用を開始予定で、
既存広場から新広場にバス・タクシー乗り場が切り替えられることで現在の北口広場の風景も
残り1年ほどで姿を消すことになります。
<画像>鶴川駅新駅舎・現時点での完成イメージ図(町田市公表資料より)
一方、今回の鶴川駅周辺再整備計画では、小田急電鉄と共同で駅舎改良も実施し、
現駅舎の東側に「新駅舎」を建設し、駅舎を橋上化・南北自由通路を設ける方針で、
こちらは2027年度末に使用開始を予定し、同駅初のエスカレーターも設置されます。
【新駅舎予定地】→地図を表示(東京都町田市能ヶ谷1-6-3)
<写真>鶴川駅南口の「小田急エンジニアリング」解体の様子
新橋上駅舎は小田急電鉄が、北口と南口を結ぶ「南北自由通路」は町田市がそれぞれ整備を行い、
いずれも2023年度に工事開始予定で、工事スペース確保のためか、南口にあった小田急グループの
「小田急エンジニアリング軌道部鶴川軌道作業所」は今秋にかけて全て解体され、更地となっています。
→地図を表示(東京都町田市能ヶ谷1-15-30)
これを機会に下り線にも待避線を作れば良いのに。
南町田のように急行停車駅にならないものでしょうか?なってほしいです。
町田と新百合ヶ丘の間は3つの駅がありますが、23区内の3つの各駅停車の駅の間隔と距離が全然違うでしょうし。
いまいちわからんのだけど、これ全部完成したら、
北口でバスの降車後駅のホームに向かうとき、一度信号待たなきゃならんの…?
改札口どこなんだろ。
>オタクマップ管理人さん
朝ラッシュ時は登戸以東で実質急行と同じ運行を行う「通勤準急」がありますので、現状の乗降客数を考えても、平日の急行停車はまず無いと思われます。
>名無しさん
2024年度の新広場暫定使用開始時は、デッキも新駅舎も完成していないので、バスを降りて(降車場はガスト前に移設)から北口改札に向かうのはキャンドゥ前の信号機を渡るのが最短ルートになります。
2027年度末の新駅舎完成後は、北口と南口改札は閉鎖され、新たに新駅舎直結のデッキが開通するため、ガスト前のバス降車場からはデッキ経由で直接新駅舎の改札に行けるようになります。
駅横の大きな古い家屋はどうなるんでしょうか
気になります