<写真>ロマンスカー車両「小田急70000形(GSE)」(※2018年撮影)
小田急電鉄が運行する有料指定座席列車「特急ロマンスカー」では、
新型コロナウイルス感染症の影響による特急利用者の減少などにより、
2020年5月の土休日は全列車運休の措置が取られます。
小田急では先日のゴールデンウィーク期間中は全ロマンスカーを運休にしましたが、
政府の緊急事態宣言期限延長を受け、5月の土休日についても全列車を運休とし、
ロマンスカーの運行は、通勤需要の高い平日のみとなります(※ロマンスカー以外は通常運行)
なお、事前に購入した特急券についてはそれぞれの方法で払い戻しの措置が取られ、
窓口・自動券売機等で発行した特急券については各駅窓口で全額払戻し(手数料なし)、
ロマンスカー@クラブの場合は、乗車予定日以降に全額分が特急ポイントで自動的に戻され、
e-Romancecarの場合は、乗車予定日以降に、決済時に使用したクレジットの口座へ払い戻されます。
京王ライナーや東急Qシートでも、運休や休止の措置続く
<写真>京王電鉄の有料座席指定列車「京王ライナー」
ちなみに小田急以外でも、こうした座席指定列車は各社で運休の措置が取られており、
町田市内関連の路線では、京王電鉄の「京王ライナー」が土休日が全便運休のほか、
東急電鉄も大井町線有料座席指定サービスの「Qシート」が休止扱い(急行自体は運行)となっています。
高速バスをはじめ、多くの公共交通機関で利用者減少による運休や減便が広がっていますが、
新型コロナウイルスが終息するまでは、しばらくこうした状態が続くことになりそうで、
各社とも経営状況にも多大な影響を受けそうです。
糞コロナ終息するまではやむを得ません。