小田急江ノ島線 中央林間駅で「改良工事」着手へ。エスカレーターやホームドア新設もの続きです。
2019年度後半から駅改良工事が進む小田急江ノ島線「中央林間駅」では、
新たに交通系ICカード専用の「東口改札」を、2021年11月27日(土) 朝10時から使用開始します。
→地図を表示(神奈川県大和市中央林間3-3-8)
3ヶ所目の改札新設。同駅初のICカード専用改札口に
<画像>小田急江ノ島線 中央林間駅の駅構内図(プレスリリースより)
これは大和市と小田急電鉄が、同駅北東側の住民の利便性向上や東急田園都市線への連絡通路の
混雑緩和を目的に進めている鉄道駅総合改善事業で、工事は国と大和市からそれぞれ補助を受ける形で
小田急電鉄が主体で進め(施工は西松建設)、その一環で下りホームの相模大野方に改札設置を進めていました。
<写真>東口改札は駐輪場跡地を活用し、田園都市線方面の歩行者専用通路も設けられる。
今回新設される東口改札は、交通系ICカード専用改札機を4台設置した無人のICカード専用改札口で、
小田急グループが管理していた月極自転車駐輪場「オダクル中央林間東」跡地を活用して建設が進められ、
プラットホームから改札まではスロープを備えるほか、改札のうち1通路はバリアフリー対応ワイド改札としており、
他の南口改札(有人)、北口改札(無人)と同様にバリアフリー構造です(改札内外にチャージ機設置)
駅改良工事続く。今後エスカレーターや保育施設の新設も
中央林間駅では今後、東急田園都市線の乗換口になっている「南口」を結ぶ階段を移設して
部分的にホームを拡幅して旅客滞留の解消を図り、移設した階段横にエスカレーターを設置します。
<写真>東口改札と東林間7号踏切の間に位置する「保育施設予定地」
さらに今回新設の東口改札に隣接して「保育施設」の整備も進める予定で、
中央林間駅関連の工事は今後もしばらく継続することになります。
【保育施設予定地】→地図を表示(神奈川県大和市中央林間4-4)
2022年度以降に「ホームドア」設置へ。ワイドドア車は廃車進む
また、2022年度以降には町田、相模大野、海老名、本厚木、大和とともに「ホームドア」を設置予定で、
将来的には駅舎改良工事を計画している新百合ヶ丘と藤沢にもホームドアを整備する方針です(駅改良後)
<写真>現在も江ノ島線内で運用に入る「小田急1000形ワイドドア車(1754編成)」
江ノ島線へのホームドア設置計画に伴い、同線各駅停車に多く投入された「1000形ワイドドア車(6両)」は
ワイドドアが支障となることから廃車が進められており、早ければ今年度中にも引退する可能性がありそうです。
(2023/01/31 18:54)
(2023/01/31 18:02)
(2023/01/31 17:47)
(2023/01/31 15:24)
(2023/01/31 13:40)
(2023/01/31 13:21)
(2023/01/31 12:04)
(2023/01/31 10:34)
(2023/01/31 08:10)
(2023/01/31 07:56)