<追記>
JKK・クロネコヤマトの「地域活動拠点施設」の建設が、2021年7月上旬から着工します。
https://kawariyuku-machida.com/article/42197.html
<写真>給水塔の解体現場。後ろのハ号棟では外壁工事中。
JAGA3さんからお送り頂いた写真です。ありがとうございます。
山崎団地センターの「町田木曽住宅第2給水塔」解体へ。跡地に地域活動施設を建設の続きです。
町田市木曽東と本町田に跨る大規模集合住宅「公社町田木曽住宅」にあり、
山崎団地センター前・ハ号棟内の給水施設「町田木曽住宅第2給水塔」が
2020年10月下旬から解体工事が進められていましたが、2021年6月上旬に解体完了となりました。
→地図を表示(東京都町田市本町田2507)
高さ42.3mの「第2給水塔」約8ヶ月かけて解体
<写真>山団センター前にあった「町田木曽住宅第2給水塔」(写真は解体前の様子)
町田市内のJKK管理団地では近年、給水塔を用いて各家庭に水を供給する「高架水槽式」から
水道管に増圧ポンプを設置して各家庭に給水する「直結増圧式」に切り替えが進んでいることを踏まえ、
役目を終えた給水塔から段階的に解体が進められていますが、今回解体された第2給水塔もその一つで、
「町田市役所(高さ42.62m)」とほぼ同程度の高さを誇る約42.3mの角型給水塔(いわゆるボックス型)を
約8ヶ月かけて解体が進められました。
<動画>給水塔解体中の様子(左:商店街側※住人撮影/右:歩道橋側)
解体は最上部から高さ15mまでは「ワイヤーソーイング工法」で建物を切り降ろしながら解体していき、
その後は一般的なビルの解体でも用いられる重機を使った「圧砕工法」で給水塔本体の解体を進められ、
当初は2021年5月下旬に工事完了予定でしたが、解体に時間を要したことから1ヶ月工期が延びていました。
<写真>解体で普段は見ることができない給水塔内側も見ることができた
2021年6月下旬までに工事は完了する予定で、6月上旬時点で施設の解体をほぼ終えており、
残すは瓦礫の撤去や工事事務所などの後片付けのみとなりました。
なお、跡地はJKKが新たに計画している「町田木曽住宅地域活動拠点施設(仮称)」を建設予定で、
2021年3月の入札にて東京都千代田区の「建設塗装工業株式会社」に施工業者が決定しており、
解体工事終了後に着工後、2021年夏までに完成予定で、新施設は鉄骨造平屋建の約260㎡とし、
町田市内のJKK団地で、給水塔跡地に新たな施設が建設されるケースはこれが初となります。
高架水槽よりも直結増圧の方が蛇口から出て来る際の水圧は良いのかな。
因みに「町か市役所」では無く「町田市役所」では?
管理人様、記事の掲載有難う御座います。
次に建設予定の工事が決まっているということは、まだ暫くの間は、
工事関係車両が出入りをするのですね。
「町田木曽住宅地域活動拠点施設(仮称)」って何ができるんですかね?
解体工事も事故が無く済んで良かったですね。
昭和40年代の短期間に団地がたくさん建設された結果インフラ整備が間に合わず、
汚水処理場/給水塔/電話の自動交換機置き場なども、住宅供給公社や電電公社などの手で団地の敷地内に建設されました。
インフラの充実が進み、これらの施設が徐々に役目を終えて無くなり、最後に残ったのが給水塔なので一時代の節目を感じますねぇ。
次に大きな工事が入る時は、建て替えになるんでしょうか。
海外なら発破で解体できそうなのに
日本って大変ね
塔の中に入ったり、屋上に上って景色を見てみたかったな。