相模大野駅~南町田GP駅の「直行バス」4ヶ月ぶりに運行再開。本数は大幅減便にの続きです。
神奈中観光が運行する、相模大野駅北口~南町田グランベリーパーク駅間の「直行バス」が、
施設開業1周年を前に、2020年11月1日(日)から再度運行取り止めとなります。
【相模大野駅・6番乗り場】→地図を表示(神奈川県相模原市南区相模大野3丁目)
【南町田GP駅・1番乗り場】→地図を表示(東京都町田市鶴間1丁目)
2019年11月のまちびらき時から運行されていた「直行バス」
<写真>相模大野駅北口6番乗り場から発車する「南町田GP駅行き直行バス」
これは、南町田グランベリーパーク駅近くに本社および営業所を構える神奈川中央交通グループの
「神奈中観光株式会社 東京営業所」が土休日限定で運行する直行便で、同社の観光バスを使用し、
相模大野駅北口6番乗り場から国道16号線を通って、南町田グランベリーパーク駅までを結んでおり、
片道大人200円、小児100円(現金・ICカードともに共通運賃)と鉄道利用よりも安い設定です。
(※復路は北口広場の南町田グランベリーパーク駅1番乗り場から発車)
南町田グランベリーパークがまちびらきした2019年11月13日(水)から運行が開始され、
開業直後の2019年11月13日(水)~15日(金)の3日間は往路・復路ともに16本ずつ、
オープン後初の週末以降は現在に至るまで往路・復路ともに32本ずつ運行されていましたが、
2020年2月22日(土)には初のダイヤ改正が実施され、往路25本、復路24本に減便されました。
運行開始1周年を前に、全便運休へ
<画像>相模大野駅~南町田グランベリーパーク駅間「直行バス」の現行ダイヤ
さらに新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発出で、施設が全面休館(一部を除く)となった為、
同路線も2020年4月11日(土)~7月26日(日)まで運休し、その後約4ヶ月ぶりに運行再開されたものの、
運行再開後は往路8本、復路14本に大幅減便され、現在に至っていました。
<写真>リクライニングシート完備の直行バス。利用者は当初から少なかった。
元々、鉄道路線の本数が充実しているほか、町田駅からも路線バスが運行されていることもあり、
利用者は運行開始当初から少ない状況にありましたが、施設開業1周年を前にしての運休ということで、
今後同路線が運行再開されるかは不透明で、このまま姿を消す可能性もありそうです(運行最終日は10/31)
バス路線は南町田〜若葉台中央間の増便と南町田〜瀬谷駅間の新設をしてほしい。
若葉台中央に瀬谷駅…いっそ三ツ境から若葉台中央経由で、という方が話が簡単な気がしますね。
瀬谷駅は海軍道路経由になるかと思いますが、横浜ディズニー級テーマパークでしたっけの開発がらみで瀬谷駅側横浜市内は横浜市営と相鉄バスとの共管、南町田へは相鉄の単独で日中中心、神奈中は南町田からテーマパーク間でのテーマパーク利用客輸送に特化し瀬谷へは入れないという…細谷戸線が相鉄から神奈中に移管されている状態の中で、変な形に収まりそうな気が…
>南町田〜若葉台中央間
保土ヶ谷バイパス周辺~町田市辻の渋滞が酷くて定着しなかった過去があったそうです。
でも今は道路事情も改善されたし、そろそろ良い話もあってもいい気がします。
運転手不足と感染症のアレが落ち着けばでしょうが。
南町田〜若葉台中央は事実上の免許維持路線になっています。保土ヶ谷バイパスの渋滞で結果的に定時性を保てないことが問題ですが、若葉台の住民にとってみれば南町田より十日市場や青葉台に出た方がよい訳で、わざわざ南町田へ向かう必要性を考えると疑問符が付きます。
もっとも高齢者率が高くなっている若葉台の住民が、乗り換えの不便なしにアウトレットへ行くということがあれば増発の可能性もありますが、横浜までバスで一本で行けてしまうことを考えると、結局はそちらに流れるんじゃないかと思います。