<写真>祝日も休まずに工事が続けられている旭町陸橋下部工の現場(12/24)
東京都が2007年9月に事業着手して整備を進め、町田街道のバイパスとして役割をもつ
「都市計画道路 町田3・3・36号線(木曽団地南~町田市民病院東交差点)」ですが、
今年は2016年春から施工中の「橋梁下部工」において、橋を支える橋脚6基が完成した一方、
その工事を請け負っていた施工業者の1社が下請け業者への賃金未払いを起こした末に倒産へ至り、
結果として約2ヶ月ほど工事中断になるなど、トラブルに見舞われた波乱の年でもありました。
A・B地区は、工事着工に向けた残りの用地取得進む
<写真>A地区の農地(左)と、B地区の住宅地内で取得が完了した道路用地
起点である木曽団地側のA地区(本町田小学校エリア)とB地区(コイン洗車場エリア)では、
整備関連の工事が今年度は行われていない為、昨年と特に道路の整備状況に変化はありませんが、
今後工事が計画されている道路整備を行う「道路築造工事」に向けた残りの用地買収が進められ、
農地や住宅地の一部が買収完了となり、取得箇所には鉄パイプで組んだ「用地管理柵」が設置されました。
<地図>町田3・3・36号線の整備図。地図内の赤い三角部分が用地未取得箇所。
ただ、A地区の道路計画線上に建つ戸建住宅1棟は未だに用地取得が完了していないことから、
今年度中の工事着手は難しい状況で、当該用地は引き続き取得に向けた交渉が続けられます。
<写真>左側に新しい電柱が設置された。今後、右側の電柱1本が撤去予定。
この他、B地区の住宅地内では新しい電柱が設置され、
今後道路工事の支障となる電柱の撤去が予定されていることから、
この電柱に架設されたケーブル類を移設する工事が行われる見通しです。
<写真>きれいな歩道に生まれ変わった市道町田152号線の一部区間
余談ですが、2016年1月から続いていたB地区・コイン洗車場周辺の「水道管設置工事」は、
約2年の工期を経て2018年春に完了し、歩道下に水道管が埋設されている市道町田152号線は、
原状回復工事後は従来のような街路樹は再設置されず、代わりにガードパイプを設置されたことで、
工事前よりも歩道の幅員が若干広がっています。
→地図を表示(東京都町田市本町田)
<写真>一時停止標識の使用が開始されたコイン洗車場横の丁字路
また、コイン洗車場横の丁字路では、2018年の年明けにカバーをかけた状態で設置された
一時停止標識の使用がここ最近開始され、同時に路面上には「止まれ」の舗装も行われ、
丁字路に設置されている「一灯点滅式信号機」については今後廃止される見通しです。
→地図を表示(東京都町田市本町田)
C地区は擁壁設置工事進む。陸橋下トンネルは2月に開通へ
<写真>コイン洗車場側から見た擁壁設置現場と、設置が着々進む「場所打擁壁」
C地区(ひまわり公園エリア)では、道路整備に必要な擁壁等を設置する
「街路築造工事に伴う擁壁設置工事(29南東-町田3・3・36旭町)」が
2017年12月下旬から着工していますが、既にプレキャスト擁壁の設置は完了し、
残る場所打擁壁の設置についてもほぼ順調に進んでいることから、当初の予定通り、
2019年2月末まで工事が行われる見通しです。
→地図を表示(東京都町田市本町田)
<写真>トンネル設置が進められているA1橋台と、工事に関する案内看板
同地区のA1橋台北側を通る生活道路「市道町田817号線」のトンネルで使用する
ボックスカルバート(箱型函渠)の設置も進められていますが、陸橋下トンネルについては
当初の2018年12月上旬開通予定から約2ヶ月半ほど先延ばしされることが公表され、
2019年2月下旬に開通予定で、現在も同道路は通行止が続いています。
→地図を表示(東京都町田市本町田)
<追記>
当該工事の工期が2019年5月13日まで延期されました。
なお、陸橋下トンネルは2019年3月25日(月)に開通予定です。
https://kawariyuku-machida.com/article/19535.html
(※皆様、情報ありがとうございます)
D地区は橋台の完成に向け、11月下旬から工事再開
一方、町田市民病院側のC地区(ひまわり公園エリア)とD地区(旭町エリア)で、
2016年4月から着工した橋脚6基とA2橋台を設置する「旭町陸橋(仮称) 下部工工事」は、
2018年6月に橋脚6基が完成したものの、前述記載した施工業者で中堅ゼネコンだった
「株式会社エム・テック」の倒産により、約2ヶ月に渡って工事が中断する事態となりました。
→地図を表示(東京都町田市本町田・旭町3丁目)
その後、同社と共同企業体(JV)を組んでいた新開工業株式会社が工事を引き継ぐ形で
2018年11月下旬から工事再開し、現在は2019年2月上旬までの工期で施工しており、
来年度はいよいよ橋を架設する上部工の実施が期待されます。
まだ用地収容されてないところがあるんですね…
少なからず倒産の助力となってしまったかもしれませんね…
理不尽かもしれませんが、個を重んじるように国は出来てませんし、土地は強制収用があるので完成に近づけば強制立ち退きになるのかな…
Aの未取得地は見た目からして比較的新しい戸建の様だから、住人も退き辛そう。東側の農地を取得して、曳家移動でも出来れば良いけれども。
取得が難航しても、D、Cの全面通行と、B、Aの片側一方通行だけででも、先行的に開通させて欲しいな。
因みに倒産とA用地問題は全く関係無いのでは?
この道路出来たら、本町田小の榎門という門使えなくなるのかな?あと電柱を撤去、移設予定の道路は今後どうなるんだろう。あそこの道路使えなくなると、本町田小へ通う児童がかなり大変だよな…あとA地区とB地区の間に信号機が設置されないかな…あそこに横断歩道とかがないと正門まで遠回りしなければ行けなくなるんだよね。(卒業生の意見)
>車好きさん
えのき門は道路が出来たあとも使用できます。
記事内でも触れられている用地未取得の住宅付近に横断歩道を設置予定です。開通時に信号機が設置されるのかは現時点で良く分かりませんが、おそらく交通量から見ても保護者から設置の要望が出るかと思います。
それと電柱の移設準備が行われている生活道路は道路完成後も廃止はされませんが、新しい道路は中央分離帯が設置されるので、道路が南北に分断されます。そのため、北側と南側にUターン箇所が設置される計画で、既に北側では道路用地内にUターン箇所が設置準備済です。
振り返ると、ここも含めた道路計画、昭和40年代にはしっかりと表示されていましたね。
その当時、子供たちに配布された「町田市」の地図、表は標高を強調した「地形図風」に。
裏は、白地図+「全ての計画道路」も。
旧山崎民ですが。山崎団地横の部分、いろいろと思いがありますが、ここでは控えます。
片側1車線なのに中央分離帯設置って怖いな。有事の際に融通が利かなさそう。
箱型函渠の完成のやつ2月28日から5月13日に変わってましたよ。どんどんどんどん伸びれてる気がします。
こんにちは。
この通り沿いの木曽団地への転居を考えていますが、車の通りは大分増えるものでしょうか? 土地勘もなく、車もないので、この道路の利便性がよくわからないので教えていただけると助かります。
町田を東西に貫く背骨の様な幹線道路です。
町田街道(常盤・桜美林~市民病院の区間)の新道(バイパス)です。
通過する車は特にですが、狭くて信号ばかりな町田街道の旧道を避けて、こっちに流れてくるでしょうね。
町田消防署が木曽団地に移転してきたのも、この道路が開通するのが前提だし。
多少、騒がしくなるかと思いますが、便利になるメリットも大きいと思います。
将来この道路の上を多摩都市モノレールが通る”はず”。ただし、開通時期は不明。
木曽団地が老朽化して建てなおす騒動が起きてもまだ開通してないと予想します(私個人の予想です)。
>フルタさんへ
週に2度くらいの頻度で町田木曽住宅にお邪魔しています。
この道路が完全開通しても、バス路線の大幅変更やモノレール開通がない限り
車のない方にはほぼほぼ影響がないと思います。
団地との高低差が結構あり、わざわざ降りて利用することもないかと。
実際、ジョギングする人やたまに犬の散歩をする人しか見かけません。
私がお邪魔しているお宅(80代と70代のご夫婦)では
開通後10年以上経過しているのに
橋の上から眺めはするが一度も利用したことがないそうです。
自転車や徒歩で市民病院に行きやすくなる程度ですかね?
(ただし終始微妙な坂道できつそうですが)
るっく様、懐古厨様
お答えありがとうございます。
私は車を所有していません。
見に行った木曽団地の部屋が、車の通る音が聞こえたものですから、気になりだしてしまいました。
開通後、車の量が増えるまでに慣れて気にならなくなるものでしょうか。夜はどうなのでしょう。
全体に静かな場所ですから、余計に気になっています。
団地民ではありませんが、近隣住民です。
おそらく今のペースで道路建設を進めていくと、市民病院まで開通するのは2021年くらいになると言われています。
それまでは現行の交通量で変わりないと思いますが、開通後は他の方もおっしゃる通り、交通量は間違いなく増えますね。
但し交通量が多いのはあくまでも朝から夕方までの話で、特に深夜などは現在の町田街道も含めて、市内の交通量は大幅に減るので、夜間眠れないほどうるさいということにはならないと思います。まぁごくたまに暴走族的なものが走る可能性は大通り沿いなので否定できませんが。
もし日中もうるさいのが耐えられないということであれば、この大通りから少し離れた棟を借りることをおすすめします。
ちなみにですが、昔から住む町田市民の場合、米軍機の爆音(近隣に厚木基地があり、市上空が飛行ルート)を聞き慣れているせいか、騒音には慣れっ子になってる住民が多いのも事実です。昔は飛行機騒音で学校の授業が止まるくらいでしたから。最近は飛行回数が減ったので、昔ほどの騒音は無くなりましたが。
もし、町田に一度も住まわれたことがないということでしたら、一度飛行機騒音も調べてみてください。市のホームページに飛行回数なんかの情報が載っていますので。
>フルタさん
現状、夜間通行量は少ないようです。
全線開通したらわかりませんが、
元々町田街道自体、夜間通行量が少ないです。
まあ、使用目的が通勤・輸送程度でしょうから
開通しても夜間に関してはさほど変化はないのではないでしょうか。
あとはお住まいになる号棟・階層によるのでなんとも…
あと、書き忘れましたが、木曽団地内には市内最大規模の町田消防署があるので、サイレンに関しては昼夜問わず聞こえることになります。
また、市内最大規模の町田市民病院もあるので、救急車のサイレンも昼夜問わず、結構な頻度で聞こえてきます。
私も消防署の近くなのですが、これに関しては仕方ないにせよ、夜間に大量の車両が緊急出動するようなことがあると、結構目が覚める場合があります。
もし、サイレンが苦手ということであれば、木曽団地はやめたほうがいいかもしれません。
木曽団地に在住の知人から聞いた情報ですが、現在進行形で団地の防音工事が行われていて、
二重サッシに交換+出入口ドア交換+エアコン設置を無料(公費)でやってくれるようです。
理由は、厚木基地からの航空機の騒音対策らしいですが、いまさらですよね。
自分が子供のころ、この近辺に住んでいましたが、うるさくて耐えられないほど航空機が近く&低空を飛ぶなんて、年に数回って感じでしたが…
厚木基地はNLPと艦載機が移転したので静かになりました。
移転前は町田駅上空で旋回するF18のパイロットのヘルメットが見えてましたねー。どんだけ低空で飛んでいるんだか。
今飛んでいるのはジェットエンジンの旅客機、プロペラの輸送機、軍用ヘリ、たまーにオスプレイぐらいかな?艦載機にくらべれば大したことないです。
騒音、利便性もさることながら
住民の質は気になりませんか
各団地に出入りしてますが
非常に言いにくいですお察しください
個人的に無料でも住みません
> 現在進行形で団地の防音工事
知人が住んでいますが、
工事するために家財の室内移動と数日間の工事作業者の出入対応は必要ですが
それを頑張れるんだったら団地の窓等は最初のままだと古いから
るっくさんの言うとおり工事したほうがいいと思う。
住民の質については、知人の場合、フツーの集合住宅生活を送っています。
木曽団地、それなりに広いし棟もいっぱいある。合計したら数千人住んでそうだから
団地全体を一括りに住民の質がどうとかいうのは、くくり過ぎな気も・・・。
会社の女性の先輩は「自分で家かマンション買う資金貯めるから!」と言って
木曽団地に住んでたり。居住理由もそれぞれでは。
(↑住んでたと過去形なのは、私がその先輩がいる会社を辞めたから先輩の今を知らない)
食べるためにセミを採らないでください
埼玉の川口の公園にはこういう立て看板があります
木曽団地だけじゃない、団地はどこも空室がとても多い
安易に団地空き部屋を減らすため、外国人を住まわせることは
慎重の上にも慎重を期していただきたい
近隣住民さま、懐古厨さま、るっくさま、ラーメン大好きさま、居住環境さま、おとなの町田っ子さま、本町田住民さま
情報をありがとうございます!
こんなに教えていただき、とても参考になりました。感じ方はそれぞれだと思いますので、自分が住んでみないことにはわからないのでしょうね。
いくつかの部屋を見ましたが、二重サッシ交換とエアコン付きもわずかですがありました。飛行機の音も気になって管理所に聞いたのですが、音なんてしないみたいに言われました。二重サッシにしない人も結構いるとか。
でも家賃あがらずに二重サッシにしてもらえるならば、そうしてほしいですね。聞いてみます。
また何かありましたら教えていただければ助かります!