JKK町田木曽住宅ホ号棟東側の旧・本町田少年サッカー場が
有料運動場「町田市立本町田後田グラウンド」として、2023年4月21日(金)にオープンしました。
→地図を表示(東京都町田市本町田2339-1)
少年サッカー場を改修し、市立公園化へ
<写真>「本町田少年サッカー場」時代の施設全景(フェンス外より)
元々この場所は、町田市が保有する市有地(管理名称は「後田小学校用地」)ですが、
学校の開設予定が当面無かったことから、1984年に市と管理運営委員会が管理協定を締結し、
暫定的なスポーツ広場として活用されることになり「本町田少年サッカー場」として長らく利用されました。
<写真>今回新たに設置された「本町田後田公園」の園名板(フェンス外より)
2018年度には、町田第一中学校(中町)の校舎建替工事に伴って校庭が長期間使用できなくなる関係で、
本町田少年サッカー場に町田一中の仮設グラウンド(代替校庭)が整備され、この際に防球ネットや照明設備、
悪天候時に利用する教室棟や送迎車両用の駐車場が整備されましたが、今回これら設備を活用する形で
市直営の「町田市立本町田後田公園」として管理・運用を行うことになりました。
2022年度の工事で、駐車場はコインパーキング化されたほか、旧教室棟は多目的室として転用され、
グラウンドは市の「事前予約制有料グラウンド」として運用し、2024度に公園整備工事を進めていき、
2025年度に全面開園を予定します(全面開園後の公園面積は18,861㎡)
後田って地名が在ったのかな?
名称の由来が気になる。
>やっすぃさん
お察しの通り、後田は古来、小字として使われていた地名の一つです。
本町田の原や滝ノ沢、今井などもその一つですね。
本町田地区や大谷地区は町域が広いにも関わらず、市制施行以前に旧町田町が字(小字ではなく字です)を廃止し大字の町名のみにしまって不便なため、自治会や民生児童委員・高齢者センター等の管轄範囲、学区などをはじめ現在も概ね旧来の字を基準に地区分けされています。
一色(第三小学校周辺)や、丸山(えびね苑周辺)など、近隣の他の字や自治会名に飲み込まれてしまってほとんど使われていない字名や、中町四丁目、ほたるヶ丘、弥生ヶ丘、緑ヶ丘、藤の台など宅地開発名や新町名に変わってしまった地区もありますが、この後田は現在も後田自治会などの名称として残っていますね。
ひなた村の「日向」も意外ながら歴史的な字です。
(住宅地名としての日向台は、一色や宿など周辺の字を一部を飲み込んでしまっていますが)
大字(オオアザ)小字(コアザ)在(ザイ)番外地(バンガイチ)
昔は町田にもたくさんあったようです