<写真>これまで駅名標と乗り換え案内は別々のサインだったが、今回の交換で一体化された。
小田急町田駅で「ホームドア設置準備工事」進む。相模大野駅でも同様の施工に、
小田急町田駅ホームの「行先案内表示器(発車標)」が全て、フルカラーLED式にの続きです。
小田急線 町田駅(OH27)では、2008年のブランドマーク制定以来15年ぶりに、
2023年1月から「駅構内サイン」の全面更新が順次進められ、駅名標も新タイプに順次交換されています。
→地図を表示(東京都町田市原町田6-12-20)
駅構内サインを全面更新。昭和に設置された看板も交換
<写真>改札外で年明けから進められていた案内サインの更新。更新後は非電飾サインに。
小田急町田駅では、これまでも小田急電鉄によって何度か駅構内の案内サインが交換されたことがあり、
直近では2005年度の駅構内リニューアル時と2008年の小田急ブランドマーク制定時に実施されたものの、
今回は機材毎交換する大規模なもので、蛍光灯を使用していたサインは改札内ではLEDサインに交換され、
改札外のものは非電飾サイン(光らない)に順次交換が進められています。
1976年(昭和51年)の現駅舎完成当時が長らく使用されてきた西口タクシー乗り場方面の階段上に設置されていた
「西口出口」と表記された古いサインも今回交換対象となり、先月時点で多言語化された新しいサインに交換済です。
<写真>LED式運行情報表示器の撤去前(左)と撤去後(右)の「西口改札」
ちなみに2021年度後半には町田駅の各改札口に設置されていたLED式の「運行情報表示器」が撤去され、
西口改札ではその設備撤去跡が中途半端に空いたままとなっています。
番線標や駅名標は現行デザインのものに
<上>一部が未更新の1・2番線の案内サイン(小田原方面)
<下>全て更新された3・4番線の案内サイン(新宿方面)
改札外で先行して進められていた案内サイン更新ですが、2023年1月下旬からはホーム上でも交換作業が始まり、
階段やエスカレーターの「出口誘導標」や「番線標」などが、現行デザインの薄型LEDサインに順次交換されています。
<写真>旧デザインの「駅名標」。1・2番線の一部に残っているが、今後姿を消す予定。
駅名を記した吊り下げ型の「駅名標」は最新のタイプになり、3・4番線(新宿方面)の駅名標は既に交換完了済で、
残すは1・2番線(小田原方面)の一部のみとなっており、町田駅から旧タイプの駅名標がまもなく姿を消す見通しです。
また、1980年(昭和55年)12月に新設された小田急百貨店改札口およびホーム連絡跨線橋では、
鉄建建設施工で天井板などの改修工事が進められ、2023年2月下旬までにリニューアルを終える見通しです。
<写真>現在では使用されなくなった小田急町田駅2番線の「分割案内板A」
余談ですが、かつては相模大野駅で急行列車の車両切り離し運用(6両と4両に分割)が行われ、
分割車両によって箱根湯本方面(前6両)・片瀬江ノ島方面(後4両)と行先が異なっていたから
その車両分割位置を示す「分割案内板A」が現在もそのまま残されています。
分割案内板って結構長い間使ってないけどなんで残し続けてるんですかね。復活する見込みがある?
「分割案内板A」ですが、特急ロマンスカーの案内用ではないでしょうか。
町田駅停車の「はこね」、「メトロはこね」、「ホームウェイ」のうち一部列車※は、小田原で車両切り離しを行い、前6両が箱根湯本まで運転、後4両が小田原止まりとなります。
新百合ヶ丘駅、小田原駅にも「分割案内板A」が、今でもあります。
相模大野駅は、ホーム床面に分割位置の表示があります。
各駅とも、町田駅と同様に、特急ロマンスカー停車駅です。
※ 一部列車は下記のとおりです。
平日
はこね51号、メトロはこね21号、はこね53号、はこね77号、ホームウェイ1号、ホームウェイ5号
休日
はこね51号、はこね55号、はこね59号、はこね61号、はこね63号、はこね65号
そう言われれば変わったかも
ちょっとおしゃれになりましたね
改札付近で運行情報を案内する術は無くなってしまったのかな?
駅では分割しないけど、小田原で分割するからですか。全席指定だからあんまり意味ないような…
>>ぱ 様
通常、前6両と後4両の間は通り抜け可能ですが、自動ほろ装置のトラブル発生時も考慮しているのかもしれません。
貫通幌が上手く接続できず、通り抜けができない状態で運行した実例があるそうです。
>やっすぃさん
一応、利用者の多い西口と東口の改札には大型モニターを設置して輸送障害情報を表示できるようにしていますが、最近は西口のモニターが故障中になっており、運行情報を知りたければ小田急の公式アプリを使えというスタンスのようです。
多言語化・・・うーん