<写真>2024年度末で廃校予定の「町田市立本町田小学校」
本町田・南成瀬・鶴川地区で、小学校統廃合に伴う「統合新設校 意見交換会」開催へ、
町田市「公立小中学校」再編を計画。本町田小や町田三小など41校が統廃合対象にの続きです。
町田市では、老朽化が進む学校の建替えや改修工事を計画的に行うため、
2025年度から児童生徒数が少ない学校を中心に統廃合を進める方針で、
2022年5月から本町田・南成瀬・鶴川地区で「統合新設小学校名称案」を募集し、
寄せられた名称の中から検討会が候補を選定し、新しい学校名候補案を各校3案ずつ発表しました。
本町田・南成瀬・鶴川で検討進む小学校統廃合計画
<画像>新たな学校の候補地と新しい校舎ができる時期(町田市公表資料より)
これは2021年5月に策定された「町田市新たな学校づくり推進計画」に基づいて進められるもので、
市内では出生数の減少による生徒数減少に加え、大半の学校で施設老朽化が進んでいることから
市内の学区を見直したうえで2025年度から段階的に学校統廃合を進めていくものです。
<画像>2040年度の町田地区・南地区通学区域(町田市公表資料より)
まずは、本町田地区(本町田東小・本町田小)と南成瀬地区(南二小・南成瀬小)において
2025年度に統廃合して統合新設校の設置を想定しており、25~27年度末まで仮校舎を使い、
2028年度に新校舎使用開始という計画です(※町田三小は新校舎完成後の28年度に統合)
<画像>2040年度の鶴川地区通学区域(町田市公表資料より)
続いて、2026年度には鶴川地区(鶴川二小・鶴川三小・鶴川四小)の3校で統廃合を想定し、
学区再編で鶴川三小の学区が2つに分割され、これによって統合新設校は2校設置されることになり、
26~28年度末まで仮校舎で授業を行い、いずれも2029年度に新校舎使用開始という計画です。
これら学校統廃合によって通学区域が広くなることで通学距離、通学時間が長くなる児童がいることから、
検討会では徒歩以外の通学手段も検討してきましたが、現地調査など状況を踏まえて検討を進めた結果、
いずれの地区でも路線バス通学が可能であることが確認できたため、スクールバスなど他の通学手段は含めず、
徒歩または路線バスでの通学を前提として、引き続き検討するとしています。
統合新設小学校の学校名を各校3案ずつ選定
この統合新設校計画に先立ち、本町田・南成瀬・鶴川地区では2021年度から計画検討に着手しており、
統合新設小学校の保護者(未就学児の保護者含む)を対象に「意見交換会」などが開催されてきましたが、
2022年5月からは一般市民を対象に、統合して新しく設置する小学校4校の学校名案を募集していました。
約1ヶ月間の募集で各地区600件以上の案が寄せられ、検討会では出された案を踏まえて意見交換を行い、
各地区の特色を踏まえた学校名を3案ずつ選定し、このほど公表されました。
【統合新設校・概要】
<本町田地区統合新設校(本町田東小+本町田小+町田三小)>
2025年度開校予定。仮校舎は2027年度末まで「現・本町田小学校」に設置。
2028年度より本校舎は「本町田東小学校地」に設置予定(本町田3350)
■案① 本町田ひなた小学校
■案② ひなた小学校
■案③ ひなたの丘小学校
<南成瀬地区統合新設校(南二小+南成瀬小)>
2025年度開校予定。仮校舎は2027年度末まで「現・南成瀬小学校」に設置。
2028年度より本校舎は「南第二小学校地」に設置予定(成瀬7-11-1)
■案①:成瀬小学校
■案②:成瀬さくら小学校
■案③:成瀬桜小学校
<鶴川東地区統合新設校(鶴川二小+鶴川三小[一部学区])>
2026年度開校予定。仮校舎・本校舎ともに「鶴川第二小学校地」に設置予定(能ヶ谷7-24-1)
■案①:鶴川東小学校(「鶴川」または「東」のいずれかを平仮名にすることも可)
■案②:鶴川坂の上小学校
■案③:鶴川みどり小学校
<鶴川西地区統合新設校(鶴川四小+鶴川三小[一部学区])>
2026年度開校予定。仮校舎は2028年度末まで「現・鶴川第三小学校」に設置。
2029年度より本校舎は「鶴川第四小学校地」に設置予定(鶴川3-22)
■案①:鶴川西小学校
■案②:鶴川中央小学校
■案③:鶴川鶴の台・鶴川つるの台小学校
統合新設小学校の学校名は今後、寄せられた意見や「学校名を選定する際の教育委員会の考え方」に沿って
市教育委員会で1案に絞り込む方針で、2023年度以降に市議会の承認を経て正式決定する見通しです。
学校跡地の活用検討も始まる。12/4までアンケートも
前述の小学校統廃合により、今後廃校舎となる小学校では跡地活用の検討も進める方針で、
市が2022年12月4日(日)まで公式サイト上で「公共施設の再編等に関するアンケート」として
学校跡地の活用等に関するアンケートを実施しています。
https://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/gyousei/keiei/kokyoshisetsumanagement/minnadekankaeruba.html
直近で跡地活用が検討されているのは、2027年度末で仮校舎としての使用を終える「本町田小」と「南成瀬小」、
2028年度に本町田地区統合新設校への統合に伴って2027年度末で廃校する「町田三小」の計3校ですが、
鶴川三小跡地については、2036年度に開校予定の「鶴川地区統合新設校(鶴川二中+真光寺中)」の
中学校用地として隣接する現・鶴川二中の土地とあわせて活用が決定しているため、検討には含まれません。
これら学校は教育活動(授業・部活動)の場としてだけでなく、災害時の避難施設等、地域活動の場、
選挙投票所などとしても身近な場所となっており、市では跡地の活用に向けて地域住民の意見を聞きながら
跡地活用の方向性を検討していくとしています。
山谷が急峻で地形の悪い地域を少しでも美化したイメージに言い換えようとして、「xxの丘」とか「xx台」と名付けると聞いた事があります。なので、不動産業界では丘とか台も要注意ワードらしいです。
「ひなたの丘小学校」って・・・まぁ、間違ってはいないか(笑
「ひなた小学校」か「本町田ひなた小学校」の方が良い気がしますね。
こんなに学区広くなって、登校大変じゃないのかな…
AKBにあやかって、
ひなた坂小学校とか
本町田裏門坂小学校のほうが
いま風でいい。
優しくて親しみやすい、たんぽぽ小学校、ひまわり小学校、パンダ小学校、しあわせ小学校みたいのが、いいのでは。
るっくさんが言っている話が、見事に実家近くで統廃合された小学校の校名(新校名が〇が丘、廃校がUR団地名の〇〇台)と存続校の立地(斜面造成地)に当てはまっていて苦笑してしまいました。
本町田の新小学校はひなた山辺りのようですので「ひなた小学校」が良いと思います。
小学校の名前は短めのほうが良いと思いますので。(本町田ひなた小としても、普段は「ひなた小」と呼びそうです)
本町田小学校の開校と同時に通っていた身としては寂しいですね。
正直ネーミングライツ募集で良いのでは?
ギオン本町田小とかで
ひなた小かわいいですね!
ひなた小とさくら小、いいね!
通学距離、通学時間が長くなって、児童への負担が大きいですね。
児童が減ったなら、そのまま少人数学級へ舵を切れば良いのに。
本町田地区は絶対に本町田ひなた小にすべきだと思う。個人的に平仮名名称が好きになれないというのと、やはり伝統ある地名を大切にしてほしい。
ひなた村も出来てから50年近く経ってますし、(1973年~) 地名と言っても差し支えないのでは
まぁ本町田は今後、住居表示実施が予定されている(2030年前後?)から、新しい小学校の場所で「本町田」という地名が残るかすら怪しいわけだけれども・・・。金井ヶ丘のように全く違う地名が現れたりして。
金井、藤の台地区の住所整理の時みたいに
地域住民と市役所で市民懇談会みたいので
つくって決めればいいんじゃないの
>森野さん
自分も気になっていたのですが、最近は「ひらがな表記」の小学校が増えているのは何でですかね。
まだ漢字を習っていない低学年の子も書けるようにとの配慮も理由の1つらしいのですが、僅か数文字、形で覚えさせればいいのにね。
言葉は悪いが、
ビリになる子が可哀そうなので、徒競走で順位はつけません!ってのと同レベル。
下に足並みをそろえて、子供の成長を妨げるバカ理論な気がする。
#そう言えば桜美林も「ひなたやまキャンパス」だっけか・・・ やばいなぁ。大人までまん延してる
「本町田」は安土桃山時代からの歴史がある地名(町田村が本町田/原町田に分村した)らしいですね。無くなったら寂しいかもです。
ひらがな表記に関して言うと、るっくさんのおっしゃる通り「低学年の子も書けるように配慮」というのも理由の一つですが、大人が付けたがる理由は漢字だと固いイメージになるので、ひらがなを使うことで「やわらかいイメージを持たせたい」というのも理由だそうです。恐らく桜美林大も後述の理由かと。
これ、統廃合自体は確定事項なんでしたっけ
いくら何でも学区広くなりすぎな気がするんですが
スクールバスを走らせれば済む話でもないような