<写真>JR横浜線橋本駅3番線に設置された「スマートホームドア」
ガマさんからお送り頂いた写真です。ありがとうございます。
JR長津田駅で「ホームドア」使用開始へ。21年度中に横浜線の橋本駅などにも設置、
JR淵野辺駅で「ホームドア」使用開始。相模原市内では初導入にの続きです。
JR横浜線の「橋本駅(JH28)」ではプラットホームの安全対策として
新形式ホームドア「スマートホームドア」が、2021年6月3日(木)から使用開始となります。
→地図を表示(神奈川県相模原市緑区橋本6-1-25)
相模原市内では淵野辺に続き、2駅目の「ホームドア」設置に
<写真>JR淵野辺駅で使用開始した「スマートホームドア」
今回、設置されるスマートホームドアは、東日本旅客鉄道(JR東日本)子会社の
JR東日本メカトロニクス株式会社(JREM)が新たに開発した新形式のホームドアで、
従来よりも軽量化(従来型:約350kg、スマートホームドア:約200kg)することで、
低コスト・工期短縮で設置(工期は従来比で最大40%短縮可)できることから設置が増加しています。
既にJR京浜東北線の一部でもこのスマートホームドアの本格導入が順次進められているほか、
横浜線でも町田駅を皮切りに、淵野辺駅、長津田駅で導入され、設置駅が増加しており、
これで横浜線では4駅目、相模原市内駅では2駅目の設置となります。
<写真>橋本駅に設置された「スマートホームドア」。1番線と3番線に設置された。
橋本駅ではホームドア設置に向けてホームの改良工事が2020年後半から進められていましたが、
2021年度から相模原市の「鉄道駅ホームドア等整備事業補助金」を使ってホームドア設置が決定し、
3番線では2021年5月11日(火)に、1番線では2021年5月12日(水)に機器設置が行われました。
(※横浜線2番線は設置計画未定。相模線4・5番線は設置計画無し)
横浜線では、今年度に新横浜、菊名、大口にもホームドア設置へ
横浜線では今後、橋本以南は2025年度までに、橋本以北は2032年度までにホームドアを設置する計画ですが、
JR東日本の発表では2021年度中に前述の長津田駅、橋本駅に加え、横浜市の新横浜駅、菊名駅、大口駅に
ホームドアが設置される計画で、新横浜駅は通常のホームドア、その他の駅はスマートホームドアを設置予定です。
この他にも、横浜線の成瀬駅(町田市)では今年1月から、矢部駅(相模原市)では今年2月から、
ホームドア設置に向けたホーム改良工事が始まっており、成瀬駅は2022年12月まで工事を行うほか、
矢部駅は2022年1月まで工事が行われる予定で、ホームドアもこのタイミングで設置されるとみられ、
多くの駅で設置時期が大幅に前倒しになっており、今後もこうした動きが加速しそうです。
まず、人身事故が多い駅を優先にしているのかな。
矢部駅の橋本方のホーム上にもホームドア設置の機材を置くスペースがあります。
ホームドア設置が完成したら、上り快速列車の通過時の制限速度45Km/hが無くなり、75Km/h位まで速度が上がるのかな?と思います。
東急は設置に前向きな会社なんだね。
乗降客数が多い割りにホーム幅が狭い所から順次早めに設置して欲しいな。