<写真>「市道忠生630号線」の新道整備区間(山中集会所西側のカーブ付近)
多摩市を結ぶ「忠生630号線」唐木田手前の歩道一部完成。車道拡幅は次期以降にの続きです。
町田市上小山田町~多摩市唐木田を結ぶ準幹線道路「町田市道 忠生630号線」で、
道路付替を目的とした「道路整備工事」が、2020年6月中旬から着工となりました。
→地図を表示(東京都町田市上小山田町地内)
町田市と多摩市を結ぶアクセス道路。19年度から2期工区の整備着手
<写真>山中集会所前の丁字路。ここから町田市方面はしばらく2車線区間。
忠生630号線は、町田市が多摩市方面への新たなアクセス道路として2009年に整備したもので、
市営下小山田苗圃~山中集会所前までの区間については幅員13mの新道が整備されましたが、
山中集会所以北の多摩市側の区間(2期工区)は、これまで道幅の狭い狭隘路のままとなっていました。
新道区間の完成から昨年で10年が経過しましたが、近年は交通量が増加していることに加え、
2017年12月からは、小山田桜台と唐木田駅東・多摩南部地域病院を結ぶ「路線バス」も運行され、
将来的にバスの大型化(現在は小型バスでの運行)も見据えていることから、道路改良を行うことになり、
市では2019年度に「忠生630号線(第二期) 道路改良工事(その1)」を施工しました。
今回は新設区間を施工。全体的な完成はしばらく先に
今回の工事は前回工事に続く第2段の工事で、今回は地元の土屋企業が施工しますが、
前回の施工で線形が改良された忠生630号線既存部(山中集会所バス停付近)から
山中川を超えて、生活クラブ生協提携生産圃場までの延長137mを新設するもので、
山中川の一部を暗渠化し、今回は2021年3月までの工期となっています。
なお、途中に用地未取得箇所や線形未定区間があるため、全体的な完成はしばらく先になるとみられ、
今後は多摩市境付近の拡幅についても課題として上がりそうです(こちらは多摩市側と協議)
<写真>移設前(左)と移設後(右)の「川崎市上下水道局山中監視孔」
余談ですが、沿道にある川崎市の水道施設「川崎市上下水道局第1導水ずい道山中監視孔」は、
道路拡幅の支障となることから、川崎市によって2019年夏から同施設の移設が進められていましたが、
既に新監視孔が完成し、新監視孔は以前のような大きな建屋は無くなってシンプルなものに変わり、
現在は現場周囲の外構工事が行われています。
→地図を表示(東京都町田市上小山田町1064-3)
最近の朝の渋滞は目に余るものがあります。原因は交通量の増ではなくバスです。
平日8:30に小山田会館(消防団のある丁字路)の前を通ると、小山田桜台方面から唐木田方面に右折するバスがあり、
バスが通るには狭隘なため状況が整わないと右折できないため1~2分待つことも多く、その間にバスの裏には大渋滞。
そして、バスが通った後には大渋滞の車が通るため、
今度は唐木田側から来た乗用車が小山田小学校側に右折しようとしても曲がれない。当然に左折者も前の右折が片付かないと曲がれない。
唐木田側から相模原側に出勤する場合、1本の逆方面バスのせいで、渋滞での遅延を見込んで5分早く家を出る必要が生じました。
もちろん公共交通機関を悪く言うつもりはありませんが、日大三高側との棲み分けが上手にできていたのに、
(件のバスも日大三高回りも理論上可能なのに)わざわざ唐木田側にバス接近表示まで作ってまで、
少し無理に崩してしまった感じがしてなりません。
路線バスが絡む渋滞の原因
1.停留場から出発時 運転手が後方確認があるため時間がかかる。
2.本線に入ってから法定速度に加速するまで、時間がかかる。
3.マニアル車で、2速からのスタートなので遅い。
4.乗降客の乗り降りに時間がかかる。
以上
最近は、東京国際ゴルフ場から日大三高に行く道(道路名忘れた)混んでないけれど、大妻女子大に抜けるこの道裏道として混んでるよね~細いから私は避けてるけれど。
路線バス走ってくれてるだけで、ありがたいんだけどね。
→たかさん
将来的には大泉寺から忠生630号まで新たな1本の道が整備される予定ですが、正直なところ完成まではまだ大分時間が掛かるでしょうから、せめてあの丁字路は改良して欲しいところですよね。
→町田のたかしさん
路線バスが絡む渋滞の原因は確かにおっしゃる通りですが、今回の件とは本質がずれています。
今、この界隈で渋滞を引き起こしているのは唐木田を行き来する小型バス(日野ポンチョ)の話です。
1と4は概ねその通りだと思います。渋滞箇所となっている丁字路のすぐ手前に、山の端バス停があるので。但し、山の端の乗降客数はそもそも少ないですが。
2はこの場合違います。山の端バス停からすぐに問題の丁字路ですので、そもそも加速する必要は皆無です。
3についても、ポンチョは元々AT車なので、あまり関係ありません。ちなみに大型車は現在市内を走っている半分くらいは既にAT車です。現在MT車なのは主に2010年以前に投入された車両です。
鶏が先か卵が先かの話になってしまいますが。
そもそもこの道路は、小山田側から多摩市方面への路線バス導入を睨んで開通したもので、元々はとても狭い田舎道しかありませんでした。
道路整備の進捗や採算性・乗務員不足・費用負担の問題、また唐木田が京王バスエリアであることなどから実際の路線バス運行開始が遅れてしまったので、「後から走りはじめたバスが邪魔」と思われる方もいらっしゃいますが、路線バスが走っている経緯としてはこういうことになります。
また、おっしゃるとおり日大三高経由であれば既存の道路をバスが走ることが可能……なように一見思われますが、これにも問題があります。
多摩丘陵病院より南側は神奈中バスの路線認可区間(いわゆる免許エリア)ですが、それより北側は京王バスの免許エリアであり、神奈中バスが突然路線を引いて路線バスを走らせるわけにはなかなか難しいのです。
実際、過去に町田バスセンター〜唐木田駅〜多摩センター駅の路線(町38・町40系統)が神奈中によって申請された際、京王の猛反発にあって頓挫していますし、未だ現在でも神奈中多摩車庫から鶴川や多摩市方面へは路線営業できず、全て回送で回している現状もあります。
参入自由化された現在でも、他のバス会社が走らせている路線から客を奪うような形で路線を開設=敵対的参入することは好まれないのです。
あるいは仮に、淵野辺〜三高の神奈中路線と、三高〜多摩センターの京王路線をつなげる形で共同運行するとしても、直近のコロナ対策減便の際に神奈中と京王で対応が食い違ってしまったことがありますし、ダイヤ設定や忘れ物、渋滞時や臨時増発、乗車券類などの各種対応が煩雑になるなど乗客目線でもデメリットが大きく、なかなか実現していないのが実情です。
いずれにせよ、今後の道路整備の進展によって交通量が更に増えれば、道路管理者や公安委員会が適切に標識・信号機設置などの対応を行うでしょうから、早期拡幅・整備を望みたいところではありますね。
あそこ、自電車で通る時道狭い割に車がバンバン横通るから怖かったんだよね
ちっとは改善することを望む。
確かに免許の問題もあると思いますが、朝方便のみ相模原市の大野北コミュニティバス(こちらは朝・夕方便に運転)が導入しているような急行便を三高周りで運行することはできないものでしょうか。そうなると清住平以降唐木田駅東までは無停車ということになりますが、小山田桜台からの通勤・通学客で朝方は混雑する状況を考えると、狭隘路を走ることによる渋滞を回避する意味で有効かなと思います。ただ、大泉寺~山中集会所の各停留所の乗車状況のデータがないので、何とも言えないところではありますが。