町田市がごみ減量推進を目的に、食器やビデオテープなど再資源化できる品目を指定し、
市民が直接持ち込むことができる常設型の資源無料回収施設「リサイクル広場まちだ」では、
市の公園整備事業で、下小山田町の現施設が2023年3月30日(木)16時をもって閉鎖し、
境川クリーンセンター敷地内の新施設が2023年4月1日(土)に移転オープンします。
【現施設】→地図を表示(東京都町田市下小山田町3267-20)
【新施設】→地図を表示(東京都町田市木曽東2-1-1)
2008年開設から15年。毎年100トン近くの資源を回収
<写真>今回閉鎖される下小山田町・バイエネ君そばの「リサイクル広場まちだ」
リサイクル広場まちだは、町田市が設置した常設型の資源回収施設(利用は市民限定)で、
施設の管理運営は町田市の外郭団体「一般財団法人まちだエコライフ推進公社」に委託し、
今までごみとして処理していた物の中から再資源化できる品目(食器やビデオテープなど)を指定し、
市民が対象品目をリサイクル広場まで直接持ち込むことで、市が無料回収・資源化を行っています。
元々は2007年6月に当時のごみ処理施設「町田リサイクル文化センター」で実証実験が始まり、
2008年7月24日(木)から「旧町田市剪定枝資源化センター(小野路町へ移転)」を活用して
常設施設としてオープンし、同年12月には月1回(真光寺のみ毎週)の地域移動回収も始まり、
現在では常設1ヶ所、移動10ヶ所以上で展開されています。
回収品目は、陶磁器(土鍋、植木鉢を含む)やガラス食器をはじめ、廃食用油、
紙容器(アイスクリームカップなど)、家庭用金物(鍋、フライパンなど)、ペットボトルのフタ、
洗剤の計量スプーン、パン袋の留め具、ビデオテープ(VHS、ベータなど)、インクカートリッジ、
小型家電と多岐に渡り、毎年3万人前後が利用し、100トン近い資源を回収しています。
また、リサイクル広場では景品と交換出来る「ポイントカード(スタンプカード)」を発行しており、
1回の回収でスタンプ1個を付与し、5個貯まると「トイレットペーパー1個」をプレゼントしています。
常設施設が木曽に移転。下小山田では月1回の移動広場を設置
<写真>リサイクル広場まちだが移転する「町田市境川クリーンセンター旧管理棟」
今回、近隣で進められている町田市の「(仮称)忠生スポーツ公園整備事業」に伴って、
下小山田町の常設施設が立ち退くことになり、代替として町田市境川クリーンセンター敷地内で
営業している「リサイクルショップまちエコ 境川店(3/25閉店予定)」跡に移転することになりました。
これまで、町田市境川クリーンセンター敷地内では毎月第3土曜日(祝日を除く)に
屋外で「移動リサイクル広場」として実施してきましたが、これが屋内に移転して常設化される形です。
現施設は月~土(祝日・年末年始を除く)の8:30~16:00に開設されていますが、
移転後の新施設は月~土(祝日・年末年始を除く)の9:30~15:30に変更されます。
なお、下小山田町から常設施設が無くなる関係で、2023年4月からは毎月第3土曜日に
近隣の町田市バイオエネルギーセンター駐車場で「移動リサイクル広場」を開始予定です。
→地図を表示(東京都町田市下小山田町3160、※詳細未発表につき座標未確定)
マジか⁉️
場所が近くなったので、なかなかできなかったお皿やグラスの断捨離ができそうです。