<写真>鶴間パークウォーク沿いに新設された「ecobikeサイクルステーション鶴間公園」
町田駅前・バスセンター外周に「シェアサイクルステーション」設置。市内で新設相次ぐ、
町田市の「自転車シェアサービス」新アプリでサービス再開。貸出・返却は市内限定にの続きです。
町田市で社会実験中の電動アシスト自転車を借りられるシェアサイクルサービス「ecobike」では、
南町田グランベリーパーク駅近くにシェアサイクルステーション「ecobikeサイクルステーション鶴間公園」が
2021年4月27日(火)に新設されました。
→地図を表示(東京都町田市鶴間3-1-1)
<画像>現行の貸出・返却アプリ「ecobike(旧・INTERSTREET)」の使い方(市HPより)
2019年4月24日(水)から町田市で社会実験が行われているシェアサイクルサービスは、
不動産賃貸仲介業者「APAMAN株式会社」の子会社「ecobike株式会社」が手掛けるもので、
2020年4月からスマホアプリ「ecobike(旧・INTERSTREET、2020年11月名称変更)」を利用し、
今年4月には町田市内での社会実験が3年目に突入しました(貸出・返却は市内限定/15分77円)
<シェアサイクルアプリ「ecobike」>
【iOS版アプリ】→App Storeからダウンロード
【Android版アプリ】→Google Playからダウンロード
元々、社会実験実施にあたって行われた民間企業の選定では、今回のecobikeに加え、
「ドコモ・バイクシェア」と「コギコギ(COGICOGI)」の2社も候補事業者にあがっていましたが、
ドコモとコギコギの2社は市に多額の財政負担がかかることから、サイクルステーション用地を
市が確保することで導入・運営費用負担がないecobikeに決定した経緯があります。
町田市内でステーション新設が相次ぐ。車両も70台に増備
<地図>町田市内のシェアサイクルステーション(2021年5月15日時点)
今回、町田市が鶴間パークウォーク沿いにある「鶴間公園自転車置き場」のスペースを利用してステーションを新設し、
南町田グランベリーパーク駅周辺では国道16号沿いの「南町田(ニトリ南町田店横)ステーション」に続いて2ヶ所目で、
元々国道16号側のステーションは2019年度が年間301回、2020年度が10月までの時点で205回の利用があり、
利用率の高さから鶴間公園にもステーションを新設できないか市が昨年度から検討が進めていました。
【南町田(ニトリ南町田店横)ステーション】→地図を表示(東京都町田市鶴間3-10-1)
2021年のステーション新設は町田駅前の2ヶ所に続き2例目で、これにより市内のステーションは全41ヶ所となり、
これまでの新設ステーションはいずれも市有地内(道路を含む)への設置でしたが、今後は市有地だけではなく、
民間用地も含めてステーション設置を検討するとしています。
<写真>町田市内で導入されているシェアサイクル用電動アシスト付き自転車(ヤマハ製)
年間利用実績として、2019年度は延べ4,483回、2020年度は10月末までの時点で延べ2,514回利用され、
現行アプリに変更されてからは利用回数が増加していますが、以前から車両台数が少ないと指摘が出ていたことから、
市が公益財団法人東京観光財団の補助金を活用し、シェアサイクル仕様の電動アシスト付き自転車40台を購入し、
2021年1月までに順次車両増備が行われ、これで市内の車両は計70台体制となり、利便性向上を図っています。
(※導入車種はヤマハ発動機製の「PAS Nature(バッテリー容量12.3Ah、3段ギア)」)
シェアサイクルより自分所有の自転車に乗るほうが安心