<追記>ダイヤ改正概要リストに、駅ナンバリングを追加しました。
<写真>今回の改正で減便される「相05・相模原駅南口~大野台~相模大野駅北口線」
町田市内の「神奈中バス」9/5(土)から大幅減便。コロナで深夜バスも縮小の続きです。
相模原市内の「神奈川中央交通東 相模原営業所・橋本営業所」の2営業所では、
2020年10月24日(土)にダイヤ改正を実施し、大規模減便や深夜バス縮小が実施されます。
神奈川中央交通グループでは近年、慢性的な人手不足に加えて、
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う利用者減少によって、
各営業所で大規模な減便や深夜バスの運行取りやめなどが進められており、
近隣の町田や多摩営業所でも今年9月5日(土)に同様の本数削減が実施されました。
市内主要路線で、本数減便や深夜バス縮小に
今回のダイヤ改正では、市内主要経由地である「北里大学病院・北里大学」路線を中心に
本数削減が実施され、特に相模大野駅北口~大沼~北里線(大53)やみゆき台団地線(大54)、
相模大野駅~グリーンホール前~女子美術大学線(大60・61)などで大幅な本数削減が目立っています。
また、相模原駅~相模大野駅路線(相02・05)は2018年12月の減便以来の再減便、
相模大野駅南口~中和田循環線(大13)は2017年4月の平日大幅増便から一転して平日が減便されます。
【減便路線】
[大13] 相模大野駅南口~中和田循環
[大25] 相模大野駅北口~大沼~北里大学病院・北里大学~光が丘一丁目
[大53] 相模大野駅北口~大沼~北里大学病院・北里大学
[大54] 相模大野駅北口~みゆき台団地
[大55] 相模大野駅北口→麻溝台→麻溝車庫
[大58] 相模大野駅北口→麻溝台→さがみ緑風園前
[大60] 相模大野駅北口・グリーンホール前~麻溝台~女子美術大学
[大61] グリーンホール前→女子美術大学(直行)
[大68] 相模大野駅北口~大沼~北里大学病院・北里大学~麻溝車庫
[相02] 相模原駅南口~鵜野森~相模大野駅北口
[相05] 相模原駅南口~大野台中央~相模大野駅北口
[相12] 相模原駅南口~市役所前~上溝
[相14] 相模原駅南口~横山団地~上溝
[相28] 相模原駅南口~光が丘一丁目~麻溝車庫
[相29] 相模原駅南口~光が丘一丁目~北里大学病院・北里大学
[相31] 相模原駅南口~峡の原車庫
[相36] 相模原駅南口~下九沢団地
[橋55] 橋本駅北口~三菱電機前~相模原駅南口
[小04] 小田急相模原駅~北里大学病院・北里大学
[小11] 小田急相模原駅~相武台グリーンパーク
[小14] 小田急相模原駅~北里大学病院・北里大学~麻溝車庫
[台01] 相武台前駅~相武台団地循環
[台02] 相武台前駅~相武台グリーンパーク
[台06] 相武台前駅~磯部
[台13] 相武台前駅~北里大学病院・北里大学
[淵22] 淵野辺駅北口~ニュー相模団地~古淵駅
[淵34] 淵野辺駅南口~上溝団地循環(光が丘廻り)
[淵35] 淵野辺駅南口~上溝団地循環(光が丘小廻り)
[淵36] 淵野辺駅南口~青葉循環(共和廻り)
[淵37] 淵野辺駅南口~青葉循環(博物館廻り)
[淵52] 淵野辺駅南口←星が丘←上溝
【時刻変更路線】
[大15] 相模大野駅北口~古山三谷~上溝
[大59] 相模大野駅北口~麻溝台~北里大学病院・北里大学
[当02] 田名バスターミナル~北里大学病院・北里大学
[相21] 相模原駅南口~北里大学病院・北里大学~小田急相模原駅
[相25] 相模原駅南口~北里大学病院・北里大学~相模大野駅北口
[相27] 相模原駅南口~北里大学病院・北里大学~相武台前駅
[台01] 相武台前駅→保育園前
[古01] 古淵駅~ゴルフ場前~北里大学病院・北里大学
[古09] 古淵駅~国立相模原病院~小田急相模原駅
[淵24] 淵野辺駅北口~登戸(※休日から土曜に運行日変更。時刻は同一)
[淵34] 淵野辺駅南口→光が丘一丁目
[淵53] 淵野辺駅南口~上溝~田名バスターミナル
[淵53] 淵野辺駅南口~上溝~水郷田名
淵24は土曜運行に変更。今冬には協同病院関連の改正も
<写真>バスファンに大人気の「淵24」は休日から土曜に運行が変わる。
この他、橋本営業所が担当する免許維持路線「淵24(淵野辺駅北口~登戸線)」は、
休日1往復の運行から、ダイヤ改正後は「土曜1往復」の運行に変更されることが決まり、
町田営業所の免許維持路線(鶴22・柿26・柿27)に続く、運行日変更となります。
<写真> JR橋本駅南口の「相模原協同病院(現病院)」。21年1月に新病院へ移転する。
ちなみに橋本営業所では今後、JR橋本駅南口の「相模原協同病院」が駅前から郊外への移転に伴う
新病院バスターミナル乗り入れ開始のダイヤ改正を今冬に実施予定(一部共管の津久井営業所を含む)で、
移転後の外来開始日となる2021年1月4日(月)前後に実施される見込みです(病院移転自体は1/1付け)
【現病院】→地図を表示(神奈川県相模原市緑区橋本2-8-18)
【新病院】→地図を表示(神奈川県相模原市緑区橋本台4-1-1)
淵野辺→登戸の便がまさかの土曜日に。。
本文中、一カ所「大和田」とあるのは「中和田」のtypoですかね…
登戸線の土曜化。休日運行のままだと祝日や年末年始の休日ダイヤ実施時も運行しなければならないことを考えれば、土曜ダイヤ移行でより一層の免許維持化の色が濃くなるでしょう。運転士不足や収支悪化も考慮すれば、そこまで手が回らなくなってきたという事情もあるかと。
撤退したら都営バスがやって来てくれるかな〜
「減便路線」は文字通り1時間当たりや1日間当たりの運行便数が現在よりも減るのは分かるけれども、「時刻変更路線」はどう言う風に変更となったんだろう。始バス、終バスが繰り下がり、繰り上がりとなったのかな?
>があみいさん
ご指摘ありがとうございます。修正させて頂きました。
>黒船さん
休日運行だと、GWや年末年始はほぼ毎日運行になってたんですよね。
バスファンにとってはある意味有り難かったかもしれませんが、運転士不足や収支のことを考えれば致し方ないかもしれませんね。
>やっすぃさん
時刻変更路線に関してですが、これは路線によって異なります。
やっすぃさんのご指摘通り、終車繰り上げ(繰り下げはありませんでした)の路線もあれば、
始発停留所における発車時間の微調整、運行間隔の見直しなど様々です。
詳細なダイヤは神奈中HPで新旧比較できますので、ご参照ください。
町田・多摩、相模原・橋本という流れから察するに、次はやはり大和・中山営業所辺りで大規模ダイヤ改正という流れになるんでしょうか。
そうなると、町田市南地域の路線も影響を受けそうですが、大和はエリアが広いだけに、かなりの数の路線をいじる必要が出てきそうですね。
神奈中の今年に入ってからの減便前提のダイヤ改正。ほぼ共通項になっているのが大幅な減便と深夜バスの削減(特に土曜深夜バスの全廃)ですね。10月に入ってほかにも藤沢管内で5日、舞岡管内で10日に大規模改正を行っており、9月5日に小規模なダイヤ修正(土曜ダイヤ再開→土曜深夜バスの廃止)を行っているところも年度内には動きが出てくるのではないでしょうか。今のところ大規模な改正に手を付けていない営業所は平塚・戸塚・伊勢原・厚木(厚木北)・津久井・大和・中山といったところです。