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    2024.03.09(土)
    Post:1

    土曜1本の神奈中「淵24・淵野辺駅北口~登戸」向ヶ丘遊園駅の乗り場変更へ

    kanachu20240307.jpg
    神奈川中央交通東 橋本営業所(峡の原)が、土曜限定で朝方1往復のみ運行している
    長距離路線「淵24・淵野辺駅北口~登戸線が、登戸土地区画整理事業の進捗に伴い、
    2024年3月9日(土)から向ヶ丘遊園駅バス乗り場変更を実施します(時刻変更なし)

    街の変化とともに経路変更を繰り返す「淵24」

    kanachu20240307_1.png
    淵24系統(往路20.6km、復路20.5km)は、淵野辺駅北口から芝溝街道・鶴川街道を通り、
    鶴川駅付近から多摩区役所までは小田急線を沿うように都道・県道3号線(津久井道)をひたすら走り続け、
    小田急線・JR南武線の登戸駅までをおよそ1時間かけて結ぶ路線(※電車の場合は乗換含めて35分程)で、
    神奈中では川崎市多摩区に乗り入れる唯一の路線でもあり、バスファンの間ではレアな路線として大変有名で、
    かつては当時の小田急バス生田営業所との共同運行路線でした(その後小田急バスは相模原市から撤退)

    こうした路線は「免許維持路線」といわれ、利用者が少なくても将来的な需要などを考慮して廃止せず、
    国土交通省の路線運行免許を維持するために、週1回のみなど必要最低限の運行のみを行う路線で、
    以前は休日運行の路線が多かったものの、ゴールデンウィークなど連休が続くとほぼ毎日運行することになるため、
    昨今は経費削減等で土曜限定に変更する路線が相次ぎ、淵24も2020年10月に休日から土曜へ変更されました。

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    <写真>現在の「向ヶ丘遊園駅」仮設北口広場。淵24は1番乗り場から発車。
    近年は沿線の再開発や土地区画整理事業の影響で、度々経路変更が実施され、
    2019年3月17日(日)には復路で「向ヶ丘遊園駅」と「多摩区役所前」が非経由となり、
    2022年4月2日(土)には往路の「向ヶ丘遊園駅」で仮設北口広場への乗り入れが始まり、
    2024年2月17日(土)には「鶴川駅」の新北口広場使用開始に伴って経路変更されました。

    向ヶ丘遊園駅の新北口広場が暫定使用開始へ

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    今回、向ヶ丘遊園駅の新北口広場暫定使用開始に伴い、現広場西側の新広場に乗り場が移設され、
    これに伴って各乗り場からの発着路線も変更し、淵24は現・1番乗り場から新・3番乗り場に変更されます。
    【向ヶ丘遊園駅バス停(現・1番乗り場)】→地図を表示(神奈川県川崎市多摩区登戸)
    【向ヶ丘遊園駅バス停(新・3番乗り場)】→地図を表示(神奈川県川崎市多摩区登戸)

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    <写真>GINZA FOREST北側の路上に設置された「新・4番乗り場」
    新広場では2024年3月9日(土)からバス乗り場3ヶ所を設けるほか、
    都市計画道路登戸1号線の路上にもバス乗り場を設けます。

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    <写真>向ヶ丘遊園駅北口駅前広場の完成イメージ(現地看板にて)
    向ヶ丘遊園駅北口では今後も広場整備を進め、将来的には現広場の敷地を含めて一体的に整備し、
    タクシー乗り場を集約するほか、一般車乗降スペースを新たに設け、今回路上に新設されたバス乗り場も
    最終的にはこの新広場に移設されるものとみられています。

    登戸駅前でも交通広場の整備進め、バス乗り場集約へ

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    <写真>登戸駅前広場の現況(左)と再整備後の完成イメージ(右)
    一方、終点の登戸(登戸駅)でも今後、生田緑地口側で駅前広場の再整備が進める計画で、
    登戸駅生田緑地口の各所に点在したバス乗り場が再整備後の交通広場に集約される見通しです。
    【登戸駅前広場】→地図を表示(神奈川県川崎市多摩区登戸)

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    今後、登戸駅前広場の再整備に向けて工事を進めるほか、小田急線高架下の道路整備も進め、
    最終的には淵24もこの新道を通って再整備後の交通広場に乗り入れる可能性がありそうです。

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    <画像>登戸駅前地区第一種市街地再開発事業の完成予想イメージ(プレスリリースより)
    また、登戸駅生田緑地口では交通広場南側に地上38階のタワーマンション及び商業施設を建設する
    登戸駅前地区第一種市街地再開発事業が計画されており、2025年度着工・2028年度竣工予定で、
    再開発地区と駅はペデストリアンデッキで接続される予定です。
    →地図を表示(神奈川県川崎市多摩区登戸)

    今月のダイヤ改正では、一先ず運行継続する「淵24」

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    <写真>3/16(土)以降の淵24時刻表。事実上路線存続が決まった(時刻変更なし)
    淵24を運行する神奈川中央交通グループでは、2024年3月16日(土)にダイヤ改正を控えていますが、
    慢性的なバス運転手の人手不足に加え、2024年4月施行の労働時間上限規制(2024年問題)により、
    免許維持路線の一部が廃止されることになり、町田営業所の「鶴22・鶴川駅~調布駅南口」をはじめ、
    「柿26・市が尾駅~柿生駅北口~若葉台駅」、「柿27・柿生駅北口~若葉台駅」が姿を消すものの、
    淵24は一先ず路線存続となりますが、現状のバス業界を考えると先行きは不透明と言えそうです。

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    <写真>鶴川駅北口広場全面使用開始後のイメージ
    余談ですが、鶴川駅でも2027年度末には北口広場全面使用開始が予定されており、
    淵24が使用する路上の6番乗り場を廃止し、北口広場に乗り場集約される計画です。

    今後も路線が存続した場合には、復路で経路変更が実施されることになり、
    街の変化に応じて今後も経路変更が繰り返されることになりそうです。

    路線バス
    ダイヤ改正(路線バス)
    神奈川中央交通(路線バス)
    停留所新設(路線バス)
    小田急バス(路線バス)
    停留所廃止(路線バス)
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    コメント
    1件
    1. New Shine (2024年03月09日 16:41)

      乗り通しは乗り物オタクなんだが合間合間や津久井道辺りは普通に利用者いるんよね

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