町田市では、新型コロナウイルス感染症患者を自宅から病院等に移送するため、
車内感染を防ぐ機能を備えた「感染者移送用車両」を、2020年5月19日(火)に導入しました。
これは、トヨタ自動車のカーディーラー「トヨタモビリティ東京株式会社(本社:東京都港区)」が
新型コロナウイルス感染症に対する社会貢献活動の一環として町田市に無償提供したもので、
同社のワゴン車「ノア(ハイブリッド)」が1台納車されました。
車内感染を防止した「飛沫循環抑制車両」を導入
<写真>飛沫循環抑制車両の仕組み(町田市報道資料より)
導入車両には、運転席・助手席のある車両前方側と、後部座席以降の車両後方側の間に隔壁を設置し。
前方を陽圧、後方を陰圧とすることで、後方の空気が前方に循環しない「飛沫循環抑制車両」となっており、
新型コロナウイルス感染症の終息宣言発表時、市での新型コロナウイルス感染者の搬送業務終了時まで
使用を続ける予定で、同社による車両提供は都内で5自治体目、東京多摩地域では初となります。
<同社による「飛沫循環抑制車両」提供実績>
[2020年4月27日導入] 江戸川区・・・JPN TAXI(2台)
[2020年5月17日導入] 荒川区・・・シエンタ(1台)
[2020年5月18日導入] 文京区・・・シエンタ(1台)
[2020年5月18日導入] 中野区・・・シエンタ(3台)
[2020年5月19日導入] 町田市・・・ノア(1台)
凄いですね。この様な取り組みは自家用車がない方にはとても有り難いですね。