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    2012.12.25(火)
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    町田3・3・36号線(本町田) 2012/12/24周辺状況

    m3336-201212_1.jpg m3336-2012map.png
    町田3・3・36号線(本町田) 2011/12/31周辺状況の続きです。

    2007年9月に事業着手された町田3・3・36号線 本町田区間用地取得状況を、
    今年も久しぶりに見てきました。

    m3336-201212_2.jpg m3336-201212_3.jpg
    <左>用地買収率が98%のA地区 / <右>A地区の反対側で買収が進むB地区
    A地区(本町田小学校エリア)の木曽団地南交差点前にあった
    東京都新都市建設公社の公共下水道工事用資材置き場は2012年春の工事終了とともに、
    資材置き場は撤去され、道路用地となりました。また、その周囲も用地買収が完了し、
    2012年秋には1軒の戸建住宅も解体され、A地区の用地取得率は98%を達成しました。

    B地区(コイン洗車場エリア)は、一戸建て住宅の用地取得がほぼ完了していますが、
    2011年と同様に、コイン洗車場や建設業者の土地取得がまだ行われていません。
    そのため、用地取得率は65%ほどにとどまっています。

    さらにC地区(ひまわり公園エリア)については、2010年・2011年と同様に、
    相変わらず用地取得が進んでいません。全体の9割が農地であるこの区間ですが、
    これら農地の動きがない以上、進むことはないでしょう。ただこの区間は、
    橋脚を作るための重要な部分でもあるため、ここの用地買収が長引くと、
    工事に時間が掛かる橋の建設にも影響が出るため、結果的には開通が遅れる
    原因にもなってしまいますね。

    m3336-201212_4.jpg m3336-201212_5.jpg
    最後にD地区(旭町エリア)は、2011年ほどの大量の用地買収はないものの、
    市民病院正面にある予定地内にあった一戸建て住宅が2軒ほど解体され、
    去年よりもこのあたりはすっきりした印象となり、山崎町方面が前よりも
    広く見えるようになりました。なお、用地取得率は約65%ほどとなっています。
    ちなみに2011年と同じく、立ち退き予定のアパートは全く立ち退いていません。

    では全体の取得状況をまとめると、2012年も大規模な用地取得はありませんでしたが、
    A地区が事業着手からわずか5年で用地取得率98%を達成するといった状況を見せるなど、
    他の市内整備道路と比べても、用地取得のスピードは割と早い方かと思われます。

    いよいよ来年は開通目標の2013年ですが、開通が実現することはないでしょう。
    ただ、来年着工の「街路築造工事に伴う工事用搬入路工事(24南東-町田3・3・36旭町)」という
    関連工事の指名競争入札が今月からすでに開始されています。なお、工事延長は170mで、
    工事用搬入路の整備のほか、歩道設置と歩行者用街路灯6基などの設置が予定されており、
    この工事はおそらく、用地取得がほぼ完了しているA地区で行われる可能性が高そうです。

    この様子でいくと、工事は用地取得が完了している箇所から徐々に進めるようで、
    完成はまだ先になるとは思いますが、来年以降も引き続き動向を見守りたいと思います。

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