<追記(2020.4.1)>
現行アプリ「HELLO CYCLING」での貸出・返却は、2020年3月で終了しました。
2020年4月からは新アプリ「INTERSTREET」でのシェアサイクルサービスがスタートします。
https://kawariyuku-machida.com/article/31878.html
<写真>実際に借りてみたシェアサイクルの自転車(境川水管橋付近で撮影)
市内初!町田駅近くなど7ヶ所で、電動自転車シェアサービス「ecobike」がスタート、
鶴間公園通り(南町田四丁目)で、車道路側帯に「自転車レーン」が完成、
JR相模原駅南口の自転車貸出サービス「レンタサイクル」11月から全て新車にの続きです。
シェアサイクルサービス「ecobike」が、神奈川県大和市とシェアサイクス事業に関する協定を結び、
大和市内13ヶ所にステーションを設置し、2019年3月12日(火)からサービス開始しています。
これは自転車利用による公共交通の利便性向上や健康増進、環境負荷の軽減、
放置自転車対策などを目的とした大和市が、不動産賃貸仲介業者「APAMAN株式会社」の
子会社「ecobike株式会社」とシェアサイクル設置の協定を結んだことで開始されたサービスです。
ソフトバンクグループのシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」を用いて
自転車シェアサービスを展開する「ecobike(エコバイク)」としては今回が神奈川県内初展開となります。
(※但し、HELLO CYCLINGとしては既に神奈川県内で展開済み)
サービス導入に伴って、大和市は市内公共施設内の土地を無償貸与した一方で、
市の税金を使わず、初期導入費用や年間運営費などの費用負担がないことも特長で、
開始初日には大和市役所前で「大和市シェアサイクル実証実験 出発式」が行われました。
自転車レーン整備等に積極的な大和市。3年前にはアニメの聖地にも
<写真>大和市つきみ野地区に整備されている「自転車レーン」
大和市は、市内の大部分が相模原台地上にあり、起伏の少ない平坦な地形であるため自転車との相性も良く、
市内のつきみ野エリアなどを中心に、社会資本整備総合交付金の一部を活用して「自転車レーン」も整備され、
2016年秋放送の自転車を題材とした深夜アニメ「ろんぐらいだぁす!」では、つきみ野駅周辺が聖地にもなり、
劇中では実際に駅周辺で整備された自転車レーンなどを走行する姿などが描かれました。
<写真>南町田駅から徒歩圏内にある大和市の「HELLO CYCLING 下鶴間616先ステーション」
ステーションの設置場所は、東名高速北側の区域(つきみ野・中央林間・南林間・鶴間・相模大塚)で、
東急田園都市線 南町田駅(町田市)から徒歩10分ほど歩いた場所(下鶴間616先ステーション)や
境川の鶴間橋付近(鶴間橋前交差点ステーション)といった都県境寄りの場所にもステーションが設置され、
インターネット上で会員登録(無料)すれば、誰でも好きなタイミング・時間で「電動アシスト自転車」を利用でき、
利用料金は15分60円(1日上限1,000円)です(利用にはスマートフォンに専用アプリを入れる必要あり)
【下鶴間616先ステーション】→地図を表示(神奈川県大和市下鶴間616先)
【鶴間橋前交差点ステーション】→地図を表示(神奈川県大和市下鶴間357)
大和市の場合、1ヶ所の駐輪可能台数は2~7台で、初期配置として約50台の自転車が市内に配備されており、
同サービスのステーションであれば、借りた場所ではなくても空きがあれば別の場所に返却できるのも魅力の一つで、
電動アシスト自転車にはヤマハ発動機製の「PAS Nature(バッテリー容量12.3Ah、3段ギア)」が採用され、
町田市内のように坂の多い場所でも楽々と走行できます。
<借りる際に押さえておきたい注意点>
なお、自転車を借りる際の注意点として、電動アシスト自転車のバッテリー残量(常時100%ではない)や
タイヤの空気圧など公式アプリ上で車両の状態は一切確認できない仕組みとなっています。
その為、乗車前は必ず借りる場所で車両の点検を行うことが必要(レンタル前でも点検は可能)となってきますが、
万が一不備がある場合、ロック開錠前であれば予約してから30分以内の場合、予約が自動キャンセルされるほか、
アプリを使って手動でのキャンセルも可能で、搭載バッテリーは町田や大和の場合は途中で充電ができないことから、
残量に応じてある程度、乗る距離も考えた方が良さそうで、長距離走行は事業者としてもあまり想定しないようです。
(※バッテリー残量100%の場合は最低でも40km程度は走行可能。今回借りた車両は残量40%だった)
<追記>注意点について、部分的に文章を修正しました。
町田・横浜・川崎などでも導入進む「自転車」のレンタルサービス
<写真>横浜市内のセブンイレブンで行われている「シェアサイクルサービス」(写真は横浜こどもの国店)
町田市周辺では、相模原市(相模原駅南口)で市の「レンタサイクル(1日200円、非電動車)」がある他、
横浜市や川崎市でも大和市と同様にHELLO CYCLINGを使った「ダイチャリ」によるシェアサイクルが行われており、
こちらはセブンイレブンと提携してステーションを設置しています。
<写真>町田市内で4月から始まった「シェアサイクルサービス」
2019年4月24日(水)からは、大和市と同様にシェアサイクル「ecobike」の社会実験が
町田市内の一部で先行開始(※但し南町田駅周辺にステーションの設置なし)しており、
町田市では2019年6月までにステーションを30ヶ所まで増やす計画(現在は7ヶ所のみ)で、
こうしたシェアサイクルサービスは今後、他の市でも広がりを見せていきそうです。
体験レポートありがとうございました。
充電残量とタイヤの空気圧問題についても触れていただき感謝です。
100%で40kmという目安、覚えておきます。自分がどのくらいの距離を走るのか、借りる前に把握しておかないといけないですね。
私はビビリなので充電50%以下だったら、距離に関わらず借りるのやめるかもです。
先日、男性が借りる所を見かけましたが、もしかして管…?
あはは、違うか〜。
山梨県の某所で、docomo系列のレンタルで借りましたが、下り坂で前後ブレーキの極めて効かない電動自転車で、命の危険を感じました。結局小銭が入れば、現状のメンテ状況なんて・・・酷いもんで。次からは、借りません。