<追記>
町田市より工事スケジュールが公表されました(2019年2月時点)
・北口交通広場整備工事:2021年度着工予定、2024年度以降に完成予定
・南北自由通路整備工事:2022年度着工予定、2024年度以降に完成予定
・鶴川駅駅舎改良工事:2022年着工予定、2024年度完成予定
・南口土地区画整理事業:2022年着工予定、2026年度完了予定
町田市の「鶴川駅周辺再整備基本方針」に基づいて計画されている
「鶴川駅・駅舎リニューアル工事」が、2022年に工事着手を目指していますが、
小田急電鉄が今夏に募集していた「新駅舎デザインアイディア」などが決定しました。
<写真>現状の北口駅舎。自由通路やエスカレーターといった設備はない。
町田市東側の玄関口とされる小田急線・鶴川駅は、1日平均約7万人の乗降人員がありますが、
市では駅周辺の利便性向上などを目的に、周辺の再開発計画を進めてきました。
新駅舎には、南北自由通路やエスカレーターなどを新設
<写真>鶴川駅周辺再整備基本方針案と、新駅舎の計画平面図
計画では現駅舎の東側に、南北自由通路などを含めた新駅舎を建設する方針で、
改札内コンコースと各ホームを結ぶエスカレーター(各ホーム2基ずつ、計4基)が新設されるほか、
北口および南口にもそれぞれエスカレーターを設ける計画で、これによって南北移動がしやすくなります。
北口では、駅前広場も再整備へ。商業施設も計画
<写真>北口広場予定地(現:駐車場)と、現状の鶴川駅北口駅前広場
また、併せて北口広場に隣接した小田急マルシェ鶴川パーキング(駐車場)がある場所を利用して
駅前広場(バス・タクシーロータリー)を再整備し、現ロータリーの一部には商業施設を建設予定です。
【新広場予定地】→地図を表示(東京都町田市能ヶ谷1-9)
<写真>現状の鶴川駅南口。北口とは対照的に、のどかな風景が広がっている。
この他、将来的には反対側の南口にも駅前広場やアクセス道路を整備することを目指しており、
南口ロータリーが整備された場合、鶴川駅から小田急線上の岡上跨線橋を超えて南側エリアを結ぶ
こどもの国経由路線や奈良北団地線、緑山循環線などのバス路線が乗り入れるものとみられます。
200作品を超える応募の中から、優秀作品が決定
<画像>「鶴川駅アイディアコンテスト」のメインビジュアル(プレスリリースより)
今回決定したデザインアイディアは、小田急電鉄が駅と地域を繋いだ空間のあり方をテーマとして、
駅デザインに加えて将来の鶴川駅のあり方を見据えた駅機能・活用を提案してもらうことを目的に
2018年6月より一般の方々から募集していた「鶴川駅アイディアコンテスト」で決定したものです。
<画像>「鶴川駅アイディアコンテスト」の部門別最優秀賞(プレスリリースより)
審査の結果、「駅舎デザイン部門」「駅周辺空間アイディア部門」「駅活用アイディア部門」の
部門別の優秀作品を決定し、これらは今後の鶴川駅・駅舎リニューアル時のアイディアとして採用し、
優秀作品の詳細については「小田急電鉄 鶴川駅アイディアコンテスト」のページ内で紹介されています。
駅前がきれいで近代化されているのに駅舎が旧態依然なのに驚きました。利用客も多い駅だから人が溢れそうなくらい。ちなみに向ケ丘遊園駅もかなり老朽化しています(貴サイトのエリア外ですが)
鶴川駅周辺に住んでるので駅が新しくなるのは嬉しいです。でも、鶴川駅周辺のあののどかさは残して欲しいなと思います。
鶴川駅は駅のサイズに対してバス利用がとても多く、本数や路線も多い駅なので、
バスロータリーがどうなるか気になります。
朝のラッシュ時間には並びきれないほどの人で溢れるので、
並ぶ場所の広さと、雨や雪除けの屋根がもう少し広くなるとありがたいと思います。
現在の北側のバスターミナルも変わるとは思いませんでした。
駅舎改良すると、駅が大きくなって駅に入ってからホームが遠くなりますが
鶴川も例外ではなさそうです。
現在の南口改札は閉鎖でしょうね。階段を使わずに町田方面に乗れて、究極のバリアフリーなんですが。
最優秀賞の「大きな屋根の下の小さなまち駅」で良かったと思います。
楽しみですね。
こんにちは。
さて、鶴川駅は、各駅停車および準急が停車する駅です。
かつて、新百合ヶ丘駅が開業する以前は、鶴川駅は相対式駅でした。
駅の構造も、あまり変化がないのと世田谷街道沿い商業施設などがあり、バスも出入りしやすいので
バスターミナルもかなり発展しましたが、南口側は住宅地や月ぎめ駐車場といった閑静な場所です。
なんともこのバランスがいいですが、やはり町田市の入口なので、今回の改良工事は、近代的な
駅舎として、発展することを楽しみにしています。