<写真>パラアリーナなどが整備される「旧忠生第六小学校」跡地(バス通りより)
町田山崎団地「旧忠生第六小学校」18年経て、解体開始。中学校給食センター整備での続きです。
UR町田山崎団地内の「旧町田市立忠生第六小学校(2003年3月廃校)」跡地では
2025年1月に完成予定の「(仮称)町田忠生小山エリア中学校給食センター」とともに、
体育館などを備えた「(仮称)町田木曽山崎パラアリーナ」が2026年度に完成予定です。
→地図を表示(東京都町田市山崎町1298-1)
跡地に「給食センター」と「パラアリーナ」などを整備
<写真>校舎解体工事開始時の「旧忠生第六小学校」(2022年11月撮影)
旧忠生第六小学校は、学区内の住民少子化に伴う小学校再編で、向かいの「旧忠生第七小学校」と
旧町田山崎団地一街区の「旧忠生第五小学校」の計3校の統廃合で2003年3月に閉校したもので、
2003年4月~2004年3月まで「七国山小学校仮校舎」として使用後、本校舎は旧忠生七小に設置され、
以降は長らく廃校舎となっていましたが、前述の跡地利用決定により、2022年11月から解体が始まっていました。
<写真>校舎などがほぼ姿を消した「旧忠生第六小学校」(2023年3月撮影)
旧忠生六小跡地(敷地面積約17,353㎡)は、市が策定した「木曽山崎団地地区まちづくり構想」の中で
健康増進関連拠点として位置づけられ、跡地西側には「中学校給食センター」を市が先行整備するほか、
跡地東側に新たな体育館などを含めた「(仮称)町田木曽山崎パラアリーナ」の整備を進めていくことになり、
施設は民間事業者が当該地を借り受け、自ら施設整備・運営を行うことで市が費用負担無く施設を整備する
PFI手法による事業実施を想定しています。
市が費用負担無く施設を整備する「PFI手法」を想定
<画像>旧忠生第六小学校跡地の活用イメージ(町田市公表資料より)
町田木曽山崎パラアリーナは、運動の健康づくりの場を具体化するため「町田市スポーツ推進計画19-28」に基づき、
高齢者のスポーツ推進による地域の健康づくりや、障がい者のスポーツ推進によるパラスポーツの普及啓発及び
東京2020パラリンピック競技大会のレガシー継承を目的として、誰もが利用しやすい施設づくりを進めるもので、
「アリーナ」や「フットサルコート」、「トレーニング室」などの施設設置を検討し、各種目の一般開放利用のほか、
パラスポーツの体験教室やパラアスリートによる練習利用、パラスポーツ大会の開催等を想定しています。
2023年3月8日(水)には「(仮称)町田木曽山崎パラアリーナ整備方針検討等支援業務委託」の
公募型プロポーザルが公表され、今後2023年5月26日(金)までにコンサルティング業者を選定し、
2023年度中に整備方針の検討を行い、2024年度にPFI事業者の公募・選定を実施し、
2025年度より設計・整備に着手、2026年度後半に施設使用開始を目指します。
障害の有無に関係なく、誰もが楽しめるスポーツとして人気が高まっている
「ボッチャ」の常設コートが整備されればいいなと思います。
(渋谷区役所の常設コートが好印象だったので)