• 町田市堺・忠生
    町田市堺・忠生
  • 町田市鶴川・町田
    町田市鶴川・町田
  • 町田駅周辺
    町田駅周辺
  • 町田市南部・相模原
    町田市南部・相模原
  • 
    ホーム
    2023.07.16(日)
    Post:12

    小田急南大谷ガード南側の新道「町田3・4・34号線」整備に向け、説明会開催へ

    <追記>
    町田3・4・34号線は、2023年11月10日(金)付けで都市計画変更が行われました。

    minamioya20230715.png
    <地図>町田3・4・34号線と町田3・4・9号線の計画平面図

    町田市では、小田急線の通称「南大谷ガード下」の渋滞緩和などを目的に、
    新たなアンダーパス道路「町田都市計画道路3・4・34号本町田金森線
    接続路の「町田都市計画道路3・4・9号高ヶ坂成瀬線の道路整備に向けて、
    都市計画変更及び用地測量を実施するため、2023年7月21日(金)・22日(土)に説明会を開催します。

    問題山積の「南大谷ガード下道路」のバイパス路整備へ

    minamioya20220514_1.jpg
    <写真>小田急線ガード下を走り抜ける神奈川中央交通の「町76系統」
    現在、南大谷~西成瀬を抜ける小田急線南大谷ガード下の市道(2車線、幅員7~9m程度)は、
    大型の路線バス(神奈中・町76系統)も運行されるものの、他に代替路線がないことから交通量が多く、
    幅員が狭いうえ、途中にカーブが存在することから、バス運行時には車両同士のすれ違いが困難な状況で、
    センターラインを越えて運行せざるを得ず、大雨時にはガード下が冠水するため、度々通行止めになるなど
    市内主要道路の中でも特に問題が山積している道路として知られています。
    【南大谷ガード】→地図を表示(東京都町田市南大谷)

    minamioya20220514_2.jpg
    <写真>歩道の無い区間に設置される南大谷の「神社前」バス停(町田BC方面)
    また、途中の停留所には歩道すらなく、南大谷天神社近くにある「神社前」バス停は、
    車道と畑の間に設けられた僅かなスペースに停留所が設置されるなど危険な状態が続いており、
    区間内にバスベイも無いことから、乗客の乗車・降車時には渋滞が発生する問題も発生しています。

    road-map20151221.jpg
    <地図>町田市内の都市計画道路第四次事業化路線
    現在整備が計画されている「町田3・4・34号本町田金森線」と「町田3・4・9号高ヶ坂成瀬線」は、
    前述紹介した市道のバイパス路線として町田市が整備予定で、2016年に策定された都市計画道路の
    第四次事業化路線(2016年度~2025年度)では、これら2路線も優先整備路線に選定されていました。

    minamioya20230715_1.jpg
    minamioya20230715_2.jpg
    <画像>今回の説明会パンフレット(公表資料より)
    今回、道路整備事業の着手に向けて市が検討を進めた結果、恩田川の梅の橋~石洗橋の区間で
    小田急線を潜る都市計画道路のアンダーパスを整備するにあたり、擁壁及び地下構造物を設置するため、
    道路計画幅員を16mから18mに変更し、線形を最大約11m玉川学園前駅側に変更する素案が示され、
    併せて町田3・4・9号線の用地測量も進めるため、近隣の「南大谷小」で説明会を開催します。

     【都市計画変更素案・測量説明会】
     開催日時:
      2023年7月21日(金) 18:30~(18:15開場)
      2023年7月22日(土) 13:00~(12:45開場)
      ※両日ともに説明内容は同じです。
     説明会場:南大谷小学校体育館(町田市南大谷826)

    小田急線下を潜るバイパス道路「町田3・4・34号線」

    minamioya20220514_3.jpg minamioya20220514_4.jpg
    minamioya20220514_5.jpg minamioya20220514_6.jpg
    <上>(左)南大谷交差点から東方向を望む、(右)恩田川梅の橋付近から西方向を望む
    <下>小田急線アンダーパス予定地(左:西側・梅の橋付近、右:東側・石洗橋付近)

    町田3・4・34号線は、鶴川街道と交わる「日向台」交差点を起点に、南大谷・高ヶ坂・南成瀬・金森を結ぶ
    市内環状道路の一つで、日向台(本町田)~南大谷、南成瀬地区、金森地区が部分供用されていますが、
    今回整備が計画される南大谷~高ヶ坂4丁目間(延長約950m)では、小田急線をアンダーパスで潜り抜け、
    南大谷小学校・中学校の間を通り、高ヶ坂4丁目の住宅街で町田3・4・9号線と接続します。
    【町田3・4・34号線】→地図を表示(東京都町田市南大谷~高ヶ坂4丁目)

    minamioya20220514_7.jpg minamioya20220514_8.jpg
    <左>南大谷中学校と小学校間の予定地/<右>高瀬第3公園前から南方向を望む
    当該区間は現時点で事業未着手ですが、計画予定地の多くで構造物が少ない状況が長らく続き、
    2015年に高ヶ坂4丁目地内で行われた宅地造成(戸建分譲)では将来的な道路整備を見据えて
    宅地造成時から土地がセットバックされ、立ち退き対象となる住戸の数は比較的少ないとみられます。

    なお、前述の第四次事業化路線では、高ヶ坂4丁目~成瀬街道~南成瀬2丁目の区間についても
    優先整備路線に位置付けられているものの、今のところ当該区間に関しては事業化に関する言及は無く、
    実際に事業化となった場合も、住宅密集地を通過することから用地取得は容易ではないとみられます。

    町田3・4・34号線の接続道路「町田3・4・9号線」

    minamioya20220514_9.jpg
    <写真>住宅地の市道南264号線と重複する形で計画される「町田3・4・9号線」
    一方で、町田3・4・34号線の接続道路「町田3・4・9号線」は、成瀬台南側を横断し、
    横浜市青葉区奈良地区を結ぶもので、成瀬うさぎ谷戸公園~横浜市境間は既に供用され、
    残る高ヶ坂4丁目~成瀬うさぎ谷戸公園(西成瀬2・3丁目)間は住宅密集地を抜けるため、
    用地取得が難航することが予想されています。
    【町田3・4・9号線】→地図を表示(東京都町田市高ヶ坂4丁目~西成瀬3丁目)

    minamioya20220514_10.jpg
    <写真>左の坂道付近を「町田3・4・9号線」が通る計画。鳥居と祠も含めて立ち退き対象に。
    また、途中の区間にはかしの木山自然公園南口に通じる縦断路が存在し、
    この付近は高低差も激しいことから、高低差処理も今後の課題となりそうです。

    なお、町田3・4・34号線は2023年11月を目途に都市計画変更を実施する方針で、
    2024年度の事業着手を目指し、町田3・4・9号線は今年度中の事業着手予定で、
    用地取得はいずれの路線も事業着手の翌年から開始する方針です。

    事業情報
    町田3・4・34号本町田金森線(南大谷)
    町田3・4・9号高ヶ坂成瀬線(成瀬)
    事業区間: [町田3・4・34]
     東京都町田市南大谷~高ヶ坂4丁目
    [町田3・4・9]
     東京都町田市高ヶ坂4丁目~西成瀬3丁目
    事業概要:[町田3・4・34号線]
     事業延長:約950m
     計画幅員:16~18m(両側2車線)
    [町田3・4・9号線]
     事業延長:約340m
     計画幅員:16~17m(両側2車線)
    事業主:町田市
    ※いずれも2023年07月16日時点での情報です。
    地図
    閉じる
    全画面
    都市計画道路
  • 都市計画道路
  • 投稿者
    シェアするリンクタグ
    2
    コメント
    12件
    1. 西成瀬住民 (2023年07月15日 22:01)

      これは最優先で開通させてほしい。

    2. 南町田民 (2023年07月15日 22:23)

      用地取得に百年かかりそう

    3. (2023年07月16日 00:09)

      開通まで50年くらいですかね?

    4. 黒船 (2023年07月16日 01:46)

      かなり難航しそうな感じですね
      本町田金森線は進捗早そうですが、高ヶ坂成瀬線の方が用地買収が絡んできますし、そちらが難航しそうですね
      最大のネックとなっているガードの回避が出来ればその部分のみと取り付け路を暫定開通させて、凌ぐ必要も出てくるのかなとも思います

    5. るっく (2023年07月16日 08:42)

      現在、戦後ベビーブーム世代がお亡くなりになっているタイミングなので
      「高ヶ坂4丁目~成瀬街道~南成瀬2丁目」も事業化決定させて、代替わりの際に用地買収を進めた方が良いと思うのですが・・・
      建設の優先順位もあるでしょうけれど、タイミングを逃せばまた次の代替わり待ちで30年先になりそう。

    6. パスタ (2023年07月16日 23:44)

      もっと早く取り組んでいればな。
      いったい何十年かかるんだろうな。

    7. られる (2023年07月17日 09:37)

      まぁ200年くらいは掛かるでしょ
      道路関係の工事は数十年単位のノロマさだし、それが計画からスタートだもんね

    8. (2023年07月17日 14:55)

      少なくとも道路ができる頃には道路が不要なくらいの人口になってるのは間違いない

    9. ラーメン大好き (2023年07月17日 15:41)

      赤い道が完成すると大型車が走行できるルートになるので、防災や物流に役立ちます。自動運転が普及したとしても、道路整備は必要だよ。

      社会人になって何十年、あと頑張っても70年ぐらいが限界なので何とか完成してほしい。

    10. むむむむ (2023年07月18日 18:02)

      南大谷ガード下道路ほんときつかったなー。
      あそこは通りたくなかったな。

    11. ホワイト (2023年07月18日 19:29)

      10年単位で時間がかかるんでしょうが、まずはこうして道路開通に向けて動き出したことがありがたいです。
      路線バスや大型車による南大谷ガード下のすれ違い待ち渋滞だけでなく、その先の南大谷小学校前にかけての右折待ちも渋滞に拍車をかけていると思います。
      部分的な供用開始でも良いので、少しでも渋滞の解消につながれば嬉しいです。

    12. 成瀬山の狸爺 (2023年07月21日 15:23)

      災害時の交通路確保の観点で大進歩でしょう。南大谷一帯は町76系統か成瀬街道系統を使って小田急町田駅に出るのが交通アクセスでしょうが、町76系統は南大谷ガードにかしの木山付近(実際には大谷都営近くの坂も気になりますが)、成瀬街道系統は三塚付近が降雪により不通になりやすく、問題視されていたと思います。今度の赤いルートはうさぎ谷戸公園付近にピークがあると思われますが、かしの木山に比べればはるかに緩やかなはずであり、住民の足確保の観点から歓迎したいと思います。

    このコメント機能は、上記の記事に関する話題のみとさせていただいております。
    (※URLを本文中に書き込むことはできませんので、ご注意ください。)

    お名前
    (必須)
    ※赤い項目が未入力の為、投稿できません。
    コメント
    ※誹謗中傷やなりすまし等の不適切な書き込みはご遠慮ください。
    この内容でコメントを投稿しますか?
    コメントを投稿しています。しばらくお待ちください。
    記事以外の話題は、当サイトの掲示板をご利用ください。
    掲示板
    管理人はコメントへの返信を行っていませんので、管理人宛てのメッセージは、メールをお送りください。
    お問い合わせ
    [Update] 2023-07-16 00:00:50