<写真>OdakyuOX相模原店の衣料品売場「Clothing by OdakyuOX」
OdakyuOX玉川学園店「衣料品・生活雑貨売場」閉店へ。1階・食料品は存続の続きです。
小田急相模原駅北口の複合商業施設「ラクアル・オダサガ」の1~2階にある
「OdakyuOX 相模原店」の2階「衣料品売場」が、2022年4月19日(火)をもって閉店し、
小田急商事が衣料品販売事業から完全撤退します。
→地図を表示(神奈川県相模原市南区南台3-20-1)
OX最後の衣料品売場を有する「相模原店」売場廃止
<写真>OdakyuOXが入居している複合商業施設「ラクアル・オダサガ」
OdakyuOXは、小田急電鉄傘下の小田急商事株式会社が展開するスーパーマーケットで、
相模原店は現存する店舗としては4番目に古く、1966年(昭和41年)8月20日にオープンし、
元々は独立店舗でしたが、小田急相模原駅北口A地区第一種市街地再開発事業に伴い、
駅周辺で工事が進められ、2007年12月2日に再開発ビルの「ラクアル・オダサガ」内に移転し、
ラクアルの中核テナントとして、現在まで営業を続けてきました。
現店舗ではラクアルの1階にフロアの大部分を占める「食料品・生活雑貨売場」を、
2階の西側区画に「衣料品売場(Clothing by Odakyu OX)」を配置していますが、
OX直営売場縮小で、2階の衣料品売場を閉鎖(1階の食料品・生活雑貨は存続)し、
婦人服・肌着・靴下などの衣料品の取り扱いを終了します。
衣料品の縮小が続くOXが「衣料品販売事業」から撤退
小田急商事では今年に入ってから、衣料品取扱店舗で売場廃止が相次いでおり、
直近では玉川学園店も売場が廃止され、今後100円ショップなどの専門店が入居しますが、
相模原店はOXで最後まで残った衣料品取扱店舗で、OXでは今回の衣料品売場廃止により、
長らく続けてきた「衣料品販売事業」から完全撤退します(相模原店は売場跡の活用未定)
<写真>かつて手掛けていた小田急商事の直営書店「Odakyu BOOKMATES」
小田急商事といえば、過去には書店事業「Odakyu BOOKMATES」も手掛けていましたが、
こちらも2019年3月に最後の相模大野店の閉店で、書店事業から完全撤退しています。
<写真>Odakyu SHOPから転換された「セブンイレブン小田急町田下りホーム店」
2018年にセブン&アイ・ホールディングスとの業務提携以降、直営の駅売店「Odakyu SHOP」などを
約2年かけて「セブンイレブン」へ転換したほか、2021年8月からはOXで販売するプライベートブランド商品を
かつて加盟していた八社会の「Vマークバリュープラス」からセブン&アイの「セブンプレミアム」に切り替えるなど、
事業の見直しを加速させてきた経緯があり、今後は主力の食料品販売に注力していくものとみられます。
衣料品の取扱縮小の流れは、町田市に本社を置く中堅スーパー「三和」などでもみられ、
スーパー三和でも空いた直営売場跡をテナントに転換するなどの動きを加速させています。
衣料品売り場では無いですが
生田店に有った「キャンドゥ」は閉店。
「セリア」になるそうです。