<写真>新たな鶴川駅北口広場の予定地。今年4月まで小田急グループの駐車場だった。
新たな「鶴川駅北口交通広場」整備で、駅前駐車場を閉鎖。今後は新駅舎整備もの続きです。
鶴川駅前で整備予定の新たなバス・タクシーロータリー「鶴川駅北口交通広場」ですが、
2024年度から暫定使用開始(2027年度末に広場全面使用開始予定)に向けて
電線類を地下に埋設する「電線共同溝工事」が、2021年11月中旬から着工します。
→地図を表示(東京都町田市能ヶ谷1-9)
新北口広場、24年度暫定使用開始。27年度末に全面使用
<地図>鶴川駅周辺再整備事業の計画平面図
これは、都市防災機能の向上等を進め、交通利便と生活環境等の改善を図る目的で
町田市が計画を進める「鶴川駅周辺街づくり事業」の一環として新たに整備されるもので、
既設北口広場東側の駐車場跡地に新たな「新北口広場」を整備し、交通広場機能を移転します。
新北口広場予定地では、2021年5月から平面駐車場の解体工事が進められていましたが、
2021年8月には、今回施工する市発注の「鶴川駅北口広場電線共同溝工事」の入札が行われ、
地元の「株式会社地研」が施工を担当することになり、2022年3月中旬までの予定で工事を進め、
昼間(9時~18時)は旧駐車場跡地内で、夜間(22時~翌朝6時)は既存道路上で作業を行います。
<写真>現在の北口広場。2024年度の新広場暫定使用開始時に閉鎖予定。
電線共同溝工事完了後の2022~2023年度にかけて、広場の本体工事となる「道路築造工事」を進め、
2024年度に新広場の暫定使用を開始し、既存広場から新広場にバス・タクシー乗り場が切り替えられ、
現在の北口広場の風景も、残り2年半ほどで姿を消すことになりそうです。
<画像>北口新広場の完成イメージとデッキ完成までの歩行者導線(町田市公表資料より)
新広場暫定使用開始と同時に現在の既存広場を閉鎖し、現広場跡地には残りの新広場や駅デッキを整備し、
2027年度末に新広場が全面使用開始予定ですが、新たなバス降車場は「ガスト(ファミレス)」の正面に変わる為、
2024度から駅デッキ完成までの工事期間中は、バス降車場から駅出入口までやや距離が遠くなることになります。
新南口広場、28年度使用開始。バス路線の発着変更も
<画像>南口交通広場とアクセス道路の完成イメージ。区画整理も進められる。
また市では、鶴川駅南口にも新たに「南口交通広場」と「アクセス道路」を整備し、
こちらは今後用地取得を進めていき、2028年度からの使用開始を予定しており、
南口広場完成後は三輪・こどもの国方面のバス路線が、北口から南口発着に変更されます。
→地図を表示(東京都町田市能ヶ谷1丁目)
<画像>鶴川駅南口広場とアクセス道路の位置図(町田市公表資料より)
南口広場へのアクセス道路整備にあたっては、町田市から川崎市への県境を超えることから
川崎市と協定を結んで県道139号線(岡上駐在所前)から南口への道路整備を進めることになり、
町田市は鶴見川(川井田人道橋付近)~岡上駐在所前交差点間の川崎市道拡幅を進める一方、
川崎市は岡上駐在所前交差点の改良を行い、整備費用は町田市と川崎市でそれぞれ負担します。
<写真>今年に入って用地取得された南口のコインパーキング「タイムズ鶴川駅前第2」跡地
2021年に入ってからは新たに、コインパーキング「タイムズ鶴川駅前第2」跡地が市によって取得され、
今後順次用地買収を進め、市による鶴川駅南土地区画整理事業は2031年度までの完了を目指し、
南口交通広場の周囲は商業エリアとしての活用を進める方針です。
【タイムズ跡地】→地図を表示(東京都町田市能ヶ谷1-18)
また、前回の記事で取り上げた「東京都道139号真光寺長津田線」に指定されていた南口の狭隘道路が
2021年4月1日(木)付けで町田市に移管された件はその後、街路灯が町田市仕様のLEDタイプに交換され、
管理プレートも町田市仕様のものに変わりましたが、今後この道路を拡幅して南口アクセス道路が整備されます。
→地図を表示(東京都町田市能ヶ谷1丁目)
駅舎は移設&橋上化、27年度に使用開始。今後駅ビルも想定
<画像>鶴川駅新駅舎・現時点での完成イメージ図(町田市公表資料より)
一方、今回の鶴川駅周辺再整備計画では、小田急電鉄と共同で駅舎改良も実施し、
現駅舎の東側に「新駅舎」を建設し、駅舎を橋上化・南北自由通路を設ける方針で、
こちらは2027年度に使用開始を予定し、同駅初のエスカレーターも設置されます。
【新駅舎予定地】→地図を表示(東京都町田市能ヶ谷1-6-3)
これにより、北口と南口は南北自由通路を通じて、改札や踏切を通らずに行き来できるようになり、
さらに各交通広場と駅舎はデッキで接続予定で、デッキにもエレベーターとエスカレーターを設置し、
駅全体でバリアフリー化を図ります。
なお、北口交通広場と南口交通広場の周囲には、商業スペースを確保する計画で、
どのような商業施設が建設されるかは現時点で計画そのものが未定となっているものの、
北口側は駅ビル構造になるとみられ、その際には駅舎との回遊性を図ることになりそうです。
(※既存の「小田急マルシェ鶴川Ⅰ(1987年竣工)」は今のところ建て替え計画無し)
<写真>鶴川駅の駅名標。副駅名が新たに追加された。
余談ですが、鶴川駅では2021年10月から町田市内初の副駅名が導入され、
副駅名は「和光大学 最寄駅」と命名され、駅名標にもサインが設置されました。
町田駅もやらないですかね。小田急からJRの乗換えとかどうにかして欲しいです。
>名無しさん
無理です。
かなーり昔の国鉄時代に、駅を小田急側に寄せたのが今の状態です。
今、駅を合体させるなら、再開発となり何百億かかるやら。
ちなみに、移設前には小田急(新原町田)から国鉄(原町田)への移動のために、乗り換え客が走ったことから、円マック-東急ストア-バスターミナル前の道を、「駆け足通り」と呼んでいましたね。
JRの駅を小田急側に寄せる案はなくなっていない。
肝心のバス会社が弱々になってるからなぁ、、、各駅停車駅だけどアクセスのいい印象を持たせることができればいいのにねぇ。完成までには営業下手なバス会社も回復してることを祈るよ。
そんな案あるんですか?知らなかったです。
実現したら嬉しいですけど、どんな感じの計画なんですか?図書館とかに行けば見られますか?
むかし原町田から移転するときに商店街からの反発があって、隣接した構造や一体の駅ビル化はなくなり、半端に新原町田(小田急)へ寄せて双方を町田駅としたというのは聞いたことあるけど、今も一箇所へまとめようって構想があるのは見たことないなあ。
仮にあったとして小田急百貨店として使用されている小田急町田とjr町田の建物が、老朽化や自然災害などで建て替えが必要になるとか、踏切を無くすために高架化するとかで予算が降りる状態でないと難しいように思う。
oioiに面したペデストリアンデッキも採光が少ないということで後から窓を増やしたり、旧大丸百貨店 現町田モディ側にも増設したほど設備投資もしたわけだし、基礎は40年くらい経ってるんだっけ? それでもまだ使いたいはず。
あのペデストリアンデッキも高層階のまま旧原町田駅跡ターミナル口へ繋げる構想あったのに、それも商店街へ降りてこないって反対されてるのよね。
今のレンブラントホテルや図書館へ行くにはそうかもだけど、ペデストリアンデッキの下は雨避けになるんだし、導線が減るわけじゃないのにね。
駅の一体化をしたほうがいいのは、北九州モノレールが同じように商店街からの反対にあって小倉駅へ乗り入れ出来なくて平和通に建てざるを得なかったのが、後に小倉駅ビルへ乗り入れて乗降客数増加、商店街の人通りも増えたという実績も出来てるのよね。
乗り換えにしろ行きたいお店にしろ、ちょっと離れてるんだよなあとか、雨に濡れるんだよなあと思ってしまったらそもそも行かなくなっちゃうんだから、駅ビルに取られて商店街がーという話以前の問題なのよ。
利便性を現地で感じなくとも、便利な街だなと思わせるだけで印象良いんだから、再開発するときは鶴川にしろ登戸にしろ上手くやってほしいと思うわ。
モノレールの話もそうだけど、街全体の活気が低下すると人が離れて結局は住民の利便性が損なわれて行く。
一部の反対者はこれが解らないなら教えれば理解するが、厄介なのは解ってて反対している勢力。自分が生きているときだけ都合が良ければいいとする身勝手極まりない行動で街全体が損害を被る事になる。
こういう人間を野放しにしないよう、一帯住民の過半が買収に応じたときは一定期間交渉した後に半強制的に土地を取得できるようにしたほうがいい。
奈良北団地ゆきのうちことり橋経由は岡上や三輪緑山2丁目バス停を通らないルートになる可能性もあるんでしょうかね…奈良北団地~鶴川駅間の所要時間が短く安定するのは高齢者にはありがたいかもしれませんね。玉ちゃんバスの出入りを兼ねてポンチョにして、ことり橋経由は玉川学園前発着、玉川学園台分譲地内第7公園付近にバス停を設けるというのもアリかもしれませんね。
折角ならこのタイミングで下り線に待避線を引けたら良いのにね。
各駅・準急停車駅ではもっとも乗降客数が多い駅なのに、
かなり下に見られています。
踏切までの道路も拡張して!!
中国のような人権無視の国家を
望んでる方がいるようですね