神奈川中央交通 大和営業所管内の一部停留所において、
2016年12月19日(月)に停留所名称変更が実施されました。
今回、停留所名称が変更されるのは、大和営業所管内にある9ヶ所の停留所で、
そのうち6ヶ所は町田市内となっています。
【名称変更予定の停留所(町田市内)】
・金森二丁目 → 金森郵便局前(町田市金森2丁目)
・南中学校入口 → 南中学校東(町田市金森東4丁目)
・成瀬駅入口 → 成瀬駅ガード南(町田市成瀬が丘1丁目・2丁目)
・成瀬高校前 → 成瀬コミュニティセンター前(町田市西成瀬2丁目・成瀬7丁目)
・小川台 → つくし野小学校(町田市つくし野2丁目)
・長津田辻 → 町田辻(町田市鶴間8丁目・小川7丁目)
【名称変更予定の停留所(町田市外)】
・神社前 → 諏訪神社(大和市下鶴間)
・車庫前 → 鶴間車庫(大和市下鶴間)
・上瀬谷通信隊前 → 卸センター前(横浜市瀬谷区卸本町・北町)
こうしてみると、経由地や行先表示で長年親しまれてきた停留所も変更対象となっており、
町田市内は近隣で使われている交差点名称を新停留所名に採用しているケースが多いようです。
<写真>LED表示変更前の様子。左から町74・町75・町87・町88・津01。
この停留所名変更の影響で、一部路線ではLED表示も変更となり、
経由地表示などに変化がみられています。
<写真>成瀬高校前経由から、鞍掛経由に表示が変わった町75系統
これまで成瀬高校前経由で長年定着していた成瀬街道を通る町75系統などは、
停留所名変更後から新停留所名の「成瀬コミュニティセンター前」経由ではなく、
「鞍掛」経由に表示が変更され、字数の関係でこちらが採用されたものとみられます。
<写真>経由地名が変わった町87と、行先名自体が変わった津01
そして、長津田辻が町田辻に変更されたのに伴って、町87は経由地名が、
津01(長津田駅~町田辻線)は行先名自体が変わり、やはり少々違和感があります。
この他、町88(町田BC~車庫前線)も停留所名が「鶴間車庫」に変更となった為、
行先名の表示が変更されます(※車庫行きの第1便は12/19の深夜バスから)
なお、町田バスセンターの各乗り場については、上からシールを貼って対応しており、
8-1番乗り場はLED表示と同様に「成瀬高校方面」から「鞍掛方面」に表示変更されました。
<写真>中乗り導入前と導入後のLED表示比較。前面から成瀬高校の表記が消えている。
ちなみに、日中運行されている町94(町田BC~昭和薬科大学~成瀬台線)は、
中乗り導入前まで経由地表示で「成瀬高校・昭和薬科大」と表記していましたが、
2016年3月の中乗り導入後より、前面の経由地表示から「成瀬高校」の表記が消え、
前面の経由地表示は「昭和薬科大学」のみとなっています。
また、朝のみ運行されている町93(町田BC~昭和薬科大学線)も、
中乗り導入前まで経由地表示で「成瀬高校前」と表記していましたが、
中乗り導入後のLED表示変更で前面の経由地表示が削除されています。
「町田辻」ってどこだ? と思ったけど、辻交差点か……。
正直、終点以外ずーっと長津田町の中だけ走る路線(津01系統)が「町田辻行き」を掲げるのは違和感あるなぁ……。
停留所名称変更の理由は、何なんでしょうね。
これだけの変更があるとバス利用者は、もちろん、その停留所を記載した付近の店舗、各サイトの書き換えとか色々影響あるのかな。
バス会社は、この様な場合に行き先が方向幕からLED表示に移行した事はメリットの一つなんですかね。
概ね新しい名称の方が、その場所が特定しやすいというか分かりやすい表現になって便利な感じがします。
以前の金森何丁目がひたすら続くバス停の名前の時は、バス停の名前が覚えにくくて困ったり、
成瀬駅入り口が駅寄りなのか、成瀬駅が駅なのか分からないとか、元々地元民でなかった者としては
新名称の方がバス停の名前で場所が大体わかるようになるのはありがたいです。
「鶴間車庫」は現在は同じ大和営業所管内に属している「中山車庫」との判別をわかりやすくしたものと思われます。2017年1月予定の神奈中の分社化により、大和は「神奈川中央交通東」に属することになりますが、単に「車庫前」ではわかりづらいので。
ただ、「町田辻」はちょっと混乱しそうな感じもしそうですけど…。それだったらすずかけ台駅辺りまで延伸してもよさそうな気がするのですが。
あそこは昔から長津田辻で慣れ親しまれていて、町田辻なんて地名はどこにも存在しないのに、神奈中は何を考えているのでしょうね…
成瀬高校前など変える必要のないバス停名をわざわざ変えて、全く別の場所に2箇所ある熊野神社前はそのまま放置のようですし。
ちなみに「辻」は角ゴシックではシンニョウの点が2個になり、
丸ゴシック体ではシンニョウの点は1個である。
>ちなみに「辻」は角ゴシックではシンニョウの点が2個になり、
丸ゴシック体ではシンニョウの点は1個である。
…という訳ではなく、現在の文字コード基準では「しんにょうの点が2つ」に統一されているためで、過去の文字コードではパソコン略字を採用されていたため「しんにょうの点が1つ」だったためです。
恐らく、使用されているPCの環境に依存しているためではないかと思いますが。