都市計画道路 町田3・4・40号線、山崎団地内の道路用地を調査!の続きです。
UR町田山崎団地内にある「都市計画道路 町田3・4・40号本町田小山田線」の予定地内で、
実験が行われている「ヤギによる除草調査」ですが、2013年11月29日(金)で終了します。
→場所はコチラ(東京都町田市山崎町2130)
これは山崎団地4街区と5街区・7街区の間にある「都市計画道路 町田3・4・40号線」の
事業予定地の一部で、山崎団地の造成と当時にこの道路用地も確保されていたものの、
約40年以上に渡って、この区間は事業着手されることなく、草むらとなっていました。
(※町田3・4・40号線は図師大橋北側は供用済、図師大橋南側は事業未着手)
<写真>実験場の草を着々と食べ続けるヤギたちの様子(2013年10月撮影)
毎年定期的に行われている草刈り機での除草作業をヤギに行ってもらうもので、
2013年9月24日(火)から敷地内にはヤギ4頭(オス1頭、メス3頭)が放たれ、
約2ヶ月間に渡って除草調査が行われています。
ヤギが草を食べることにより、今まで草刈り機で草を刈り、
刈り取った草をトラックで運搬し、草を焼却するという手間がなくなり、
環境にも良いのが特徴で、全国にある団地では初の試みとなります。
<写真>実験場に生えた草の大部分がヤギによって除草された(2013年11月撮影)
なお、ヤギは横浜市内の業者からレンタルしているもので、
実験終了後はこの業者にヤギが返却される予定となっています。
できることならば、この活動をまたこの場所でやってもらえるといいですね。
こんな可愛らしいヤギたちをご覧になる方は、町田駅前の町田バスセンターから、
山崎団地センター行きのバスに乗車し、終点山崎団地センターから徒歩5分ほどです。
山崎団地センターバス停から商店街「山崎団地名店街」を通り、
三の橋(歩道橋)の上へ行くと、ヤギをゆっくり眺めることができます。
(※イベント開催時以外は、橋の下の実験場に立ち入ることはできません)
ちなみにこの三の橋ですが、山崎団地内にはこの他に一の橋、二の橋という
人道橋がそれぞれ存在し、団地内に整備されている遊歩道を構成しています。
今朝(11/29)のNHK朝のニュースでも、この特集が取り上げられていました。
ヤギを使って、除草することにほほえましく、また環境にも良いのでは・・と思いました。
今後も、継続して行われるといいですね。
30年前に借りてきた子ヤギ2匹に都内の某所で草刈りをお願いしました。
苦手なクローバーを毎日よく食べてくれたので、夕方には好物の桑の葉を与え、翌日もがんばるよう声をかけました。
おかげで2週間ほどで一面草刈りが完了し、子ヤギたちは母ヤギの元へ戻りました。