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    2023.04.25(火)
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    東急電鉄「長津田車庫跨線人道橋」大規模補修工事で、橋上に足場設置進む

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    <写真>補修工事に向けて足場の設置が進む「長津田車庫跨線人道橋」

    町田市と横浜市緑区に跨る車両基地「東急電鉄 長津田検車区」上に架かる
    自転車・歩行者専用橋「長津田車庫跨線人道橋では、橋梁の老朽化に伴って
    2023年3月頃から跨線橋補修工事が着工し、橋上では足場設置が進められています。
    →地図を表示(東京都町田市南成瀬8丁目)

    元々は農耕車両も通れる橋として1979年架設

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    <写真>補修工事開始前の「長津田車庫跨線人道橋」(2022年6月撮影)
    長津田車庫跨線人道橋は、延長約196m・幅員約3mの跨線橋(現在は自転車・歩行者専用)で、
    町田市と東急と周辺住民らによる協議によって車両基地が開設された1979年(昭和54年)に架橋され、
    以前はフェンス・舗装・街路灯といった上部設備は町田市が、橋梁本体は東急電鉄が管理していましたが、
    2020年に「町田市道南2339号線」として路線認定され、東急電鉄から町田市へ管理が移管されました。

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    <写真>2018年当時の橋北端。当時は小型特殊車両が通行可能だった。
    元々、農地が広がっていた場所の一部を使って建設された車両基地ですが、
    当初は幅1mの人道橋(自転車・歩行者専用橋)として計画されていたものの、
    農家を営む住民から成瀬とつくし野を農耕車両が行き来できる橋にするよう要望が出たことで
    幅3mの橋梁に計画変更されて架橋されました(但し、橋南端のJR横浜線「東光寺踏切」は幅員2.1m)

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    <写真>橋上の「農耕車両専用交通信号機(信号器材製)」と南北の橋梁接続部付近
    橋梁上は道幅の関係で、橋南端の接続部付近を除いて農耕車両の行き違いができないことから
    信号器材製の「農耕車両専用交通信号機(橋南端に押しボタンあり)」が設置されているものの、
    その後周辺の宅地開発によって農地が減少し、次第に橋梁での農耕車両の行き来もなくなったことから
    2020年の管理移管前後にトラクターなどの農耕車両を含めた小型特殊車両が通行禁止に変更され、
    車両が進入できないように橋梁の接続部には車両進入禁止用の車止めやパイプ柵も設置されました。
    (※信号機自体は2020年の管理移管以前から故障していた)

    フェンスの老朽化や街灯の故障などで上部改修へ

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    <写真>柵などの老朽化が著しい跨線橋。街路灯や配電盤も一部が故障している。
    竣工から約40年が経過した2020年には、当時東急電鉄が管理していた橋梁下部の「耐震補強工事」が
    東急電鉄発注・株式会社フジタ施工で実施され、工事完了後に町田市へ管理が全面移管された形ですが、
    今回は橋梁上部の補修を行うことになり、市が東急電鉄に委託する形で工事を行うことが2022年夏に決まり、
    市議会での可決から半年以上が経った今春から工事が始まりました。

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    <写真>通路幅を縮小して設置が進められる工事柵と足場
    車庫が真上から眺めることができるスポットとして、鉄道ファンからも人気の高い跨線橋ですが、
    橋上では工事で使用する足場の設置作業が進められており、今後は橋梁上から車両を眺めることが
    しばらく難しくなることが予想され、現時点で通行止めの予定はないものの、一部で通路幅が縮小しており、
    この工事を機に「農耕車両用信号機」も撤去される可能性がありそうです。

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    ちなみに跨線橋東側では、町田市の都市計画道路としてJR横浜線~横浜市境(成瀬クリーンセンター付近)まで
    既存の「栃の木通り」を路線延伸(横浜線付近は立体交差構造)する形で「町田3・4・27号線(延長530m)」が
    半世紀以上前に計画決定されたものの、2022年に町田市と横浜市との間で道路計画に関する協議を行った結果、
    廃止しても将来の周辺交通等に大きな問題はないことが確認され、2023年2月に道路計画が廃止されました。
    →地図を表示(東京都町田市つくし野2丁目~南成瀬8丁目)

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    コメント
    1件
    1. 元西新井住民 (2023年04月25日 12:24)

      廃止しても将来の周辺交通等に大きな問題はないことが確認され、というよりは、完成し開通しても横浜市民にとって恩恵がほぼない、ということでしょう。本当に実証したの?というのが本音です。南成瀬さくら通りが成瀬街道に抜けていなかったころ、①都橋を経由した成瀬街道、さらには②クリーンセンター前を東進しての成瀬街道がその通り道でした。ことに②は都県境周辺の道幅が狭く見通しが悪く、行き違い困難や町田市より横浜市側の住宅地にとって抜け道通行車から住民通行の安全確保の観点から、未整備区間を工事し成瀬街道まで開通させる方が良いように思われるのですが…。それとも246への短絡路化による交通量増加に伴う環境破壊を懸念したのでしょうか…。

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