<写真>東神奈川駅で停車中のE233系6000番台クラH017編成(1/18 9:30撮影)
2014年2月運行開始のJR横浜線「E233系」側面に駅スタンプをデザインへの続きです。
JR東日本の鉄道路線「JR横浜線」に導入される新型車両「E233系6000番台」が、
およそ1ヶ月後の2014年2月16日(日)から営業運転開始されるのを前に、
2014年1月17日(金)から横浜線内で試運転を開始しました。
横浜線内で初試運転したのは、横浜市金沢区の総合車両製作所(J-TREC)で製造された
E233系6000番台のクラH017編成で、2014年1月14日(火)にJ-TRECの工場から出場し、
大船駅近くにあるJR東日本の車両基地「鎌倉車両センター」に回送された後、
根岸線や東海道線内などで試運転を実施していました。
<動画>「E233系6000番台(試運転)」と「205系」の走行風景(町田~古淵)
2014年1月7日(火)にはE233系6000番台の初落成車両となるクラH016編成が、
根岸線や東海道線内などで試運転を実施しており、すでに2編成が出場済みとなってるほか、
新潟県の新津車両製作所で製造中だったE233系6000番台クラH001編成も先日落成し、
工場周辺では既に試運転が始まっているようです。この様子で行くと、近々鎌倉の車両基地へ
配給輸送(機関車の牽引で、工場から車庫に輸送される方法)されると思われます。
(※現時点ではクラH016編成による横浜線内試運転は実施されていない)
あと1ヶ月ほどで営業運転開始を迎えようとしていますが、
横浜線内でE233系6000番台の試運転が行われるのはこれが初となります。
<左>鎌倉車両センター東神奈川派出所に停車中のクラH017編成(1/18 8:30撮影)
<右>東神奈川駅3番ホームに停車していた試運転中のクラH017編成(1/18 9:30撮影)
横浜線内での試運転は、今のところ東神奈川~橋本間で行われています。
1月17日(金)は鎌倉車両センター東神奈川派出所→東神奈川駅→橋本駅まで行って、
鎌倉車両センター橋本派出所でしばらく停車後、同じルートを戻るという形でした。
1月18日(土)も17日と同様のルートで往復1回の試運転が行われました。
<左>E233系6000番台の横浜線ロゴ/<右>クラH017編成の「淵野辺」駅スタンプ
横浜線のE233系は今まで導入されたE233系と異なり、横浜線のロゴが貼られているほか、
先頭車両側面には横浜線八王子~東神奈川(全20駅)と根岸線横浜~磯子と大船(全8駅)の
「駅スタンプ」が貼られており、クラH017編成には淵野辺の駅スタンプが貼られています。
そして、以前から注目されていたE233系6000番台の車内ドア上部に設置される
車内案内表示装置の液晶ディスプレイ(LCD)ですが、2013年6月に運行開始された
埼京線の新型車両「E233系7000番台」のLCDと同様の表示になるかと思っていましたが、
実際はE233系2000番台(常磐緩行線)やE233系5000番台(京葉線)で使用されている
表示パターンと同様のものになりました。
<写真>2014年夏ごろに引退予定の横浜線205系車両
新型車両は合計で28編成224両が順次投入される計画で、
現在運用中の205系車両を2014年8月ごろまでに置き換える予定で、
あと半年ちょっとで、この車両が横浜線を走る姿が見られなくなってしまいます。
1988年(昭和63年)から約26年に渡って横浜線で活躍してきた車両なだけに、
少し寂しい気持ちになってしまいますね。
踏み切り近所の住人です。最近カメラを持った方々を良く見かけるのは電車の引退が近づいているからなんですね。風にあおられたり等で、線路へ巻き込まれないように気をつけてくださいね。
早く乗ってみたいです。
横浜線の車両が新しくなる日がいよいよ近づいてきましたね。
私、鉄道ファンとしては、これに加えて、数年後には、小田急線に、同型の常磐線車両も千代田線経由で、町田に通ることになります。
立体交差部分で、同型車両との通過シーンが見ることができますね。
さて、205系車両は、廃止後、秩父鉄道? 大井川鉄道にいくのでしょうか。