<写真>今年のポスターと選ばれた大凧の文字
武相太夫さんから頂いた写真です。ありがとうございます。
相模原市南区新磯地区の相模川河川敷で、巨大な大凧を空に揚げる毎年恒例の
イベント「相模の大凧まつり」が、新磯地区の4会場(新戸・勝坂・下磯部・上磯部)にて、
ゴールデンウィーク期間中の2019年5月4日(土)・5日(日) 10~16時に開催されます。
【新戸会場】→場所はコチラ(神奈川県相模原市南区新戸 新戸スポーツ広場)
【勝坂会場】→場所はコチラ(神奈川県相模原市南区新戸 新戸スポーツ広場)
【下磯部会場】→場所はコチラ(神奈川県相模原市南区磯部 磯部頭首工下流)
【上磯部会場】→場所はコチラ(神奈川県相模原市南区磯部 三段の滝下広場)
<写真>「相模の大凧まつり」の会場。奥には大山も見える。
相模の大凧の歴史は、江戸時代の天保年間(1830~1843年頃)までさかのぼり、
本格的に大凧になったのは、明治時代中期頃で、当初は個人的に子どもの誕生を祝って
揚げられていたものが、次第に地域的に広がり、豊作祈願や若者の意思や希望の表示、
さらには国家的な思いを題字に込めて揚げられるようになったそうです。
主催も、個人から地元青年団、社会情勢の変化、技術の継承、会場の確保等から
現在は「相模の大凧まつり実行委員会」を組織して開催され続け、
個人的なものから地域的なものになったという経緯のようで、
同イベントには4会場合計で毎年約18万人が訪れます。
<写真>昨年の「相模の大凧まつり」の様子
ちなみに、新戸会場の八間凧は、大きさ14.5m四方 64坪128畳、
引き綱の長さ約200m、綱の太さ 直径3~4cm、必要人数80~100人、
重さ約950kg、毎年揚げる大凧では日本一となります。
毎年、公募で選ばれた題字が書かれる大凧(昨年は「翠風」)ですが、
今年は公募ではなく、これが令和元年では最初の開催ということもあり、
2019年4月に発表された新元号の「令和(れいわ)」が選ばれました。
<写真>昨年は強風で骨組みが折れ、怪我人も多数発生した為、救急車が出動した。
昨年の会場は風が強く、初日には何回も凧の骨組みが折れてしまったほか、
骨組みの修復後に臨んだ午後には一昨年に続いて5名の怪我人が発生し、
救急車が出動する騒ぎとなり、当時はニュース報道もされました(いずれも軽傷)
当日の大凧揚げは、風や天候の状況によっては中止となる場合もあり、
保存会は安全性の為、風の具合で凧を揚げるので揚がるまでの待ち時間もありますが、
当日は会場に露店も出店するほか、トイレも完備しており、河川敷で一日のんびり過ごすのもおすすめです。
<写真>会場までの無料巡回バスが運行される「相武台下駅」
当日は、一部の会場周辺に有料の臨時駐車場が設置されるほか、
JR相模線 相武台下駅から新戸・勝坂会場を結ぶ無料巡回バスが
約15~20分間隔で運行し、駐車場は毎年混雑することから、
主催者側では公共交通機関での来場を推奨しています。
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