旧都営住宅跡地で「芹ヶ谷公園拡張工事」が開始。2020年春に全面開園への続きです。
町田市本町田・UR藤の台団地南側の「町田市立博物館」が、
施設老朽化等による展示事業終了に伴い、2019年6月16日(日)をもって閉館します。
→地図を表示(東京都町田市本町田3562)
町田市立博物館は、1973年11月3日に「町田市郷土資料館」として開館したのが始まりで、
1976年4月1日に現施設名へ改称され、建築家の故・山口文象氏が設計した建物が特長で、
郷土資料館時代を含めると、45年半に渡って展示業務を続けてきました。
<写真>博物館のすぐそばにある「町田市立本町田遺跡公園」
同博物館のそばには、東京都指定史跡の「市立本町田遺跡公園」があり、
園内には復元された竪穴式住居が設置されており、市立博物館とともに、
本町田弥生ヶ丘地区の名所の一つとなっています。
閉館前最後の企画展、4/20(土)から開催
<写真>今回の企画展で展示予定の陶磁器「五彩花鳥文盤」(プレスリリースより)
今回、施設老朽化などに伴って博物館の展示事業を終了し、施設を閉館することになり、
現在の建物では最後の企画展となる「町田市立博物館最終展 -工芸美術の名品-」を、
2019年4月20日(土)~6月16日(日)に開催することになりました(※期間中、休館日あり)
<写真>来場者プレゼントの「江戸ガラスの一輪挿し」(プレスリリースより)
本展は全2部(いずれも約1ヶ月ずつ、一部作品の展示替えあり)で構成され、
第1部(4/20~5/19)では博物館のコレクションのあゆみを名品約35点とともにたどり、
第2部(5/21~6/16)ではコレクションのなかでもガラスと陶磁器にスポットを当てていき、
赤と青という象徴的な色に着目して選んだ古今東西の作品約100点によって、工芸美術の魅力を紹介し、
さらに近年所蔵となった世界初のガラス技法書「ラルテ・ヴェトラリア(L’ArteVetraria)」も初公開予定で、
期間中に来館された方には先着2,000名に「江戸ガラスの一輪挿し(全5色)」をプレゼントします。
【企画展概要】
<会期>2019年4月20日(土)~6月16日(日)
前期:4月20日(土)~5月19日(日)、後期:5月21日(火)~6月16日(日)
<休館日>毎週月曜日(但し4月28日~5月6日の間は無休、5月7日休)
<開館時間>9:00~16:30
<入場料>無料
<イベント>
■オープニング・イベント(ミニコンサート)・・・4月20日(土) 14:00~15:30
■ クロージング&テイクオフ・イベント(式典・対談・添釜・ミニコンサート)・・・6月16日(日) 14:00~16:00
■ 講演会 ※予約不要、当日先着60名 ※添釜は10:00から
① 「ようこそ 工芸 KOGEI の世界へ」・・・4月28日(日) 14:00~15:30
講師:町田市立博物館第 5 代館長 伊藤嘉章 氏
② 「工芸がもつ高き価値 -日本美術の歴史から-」・・・5月19日(日) 14:00~15:30
講師:静嘉堂文庫美術館館長 河野元昭 氏
③ 「町田市立博物館45年の歩み」・・・6月2日(日) 14:00~15:30
講師:町田市立博物館第 4 代館長 田邉三郎助 氏
■ 工芸美術体験講座 ※要予約、要参加費
① 「My 茶碗 My 箸置を作ろう」・・・4月27日(土) 13:00~16:00
② 「練り練りガラス」・・・5月4日(土) 9:30~12:00/13:30~16:00
③ 「日本刺繍はじめの一歩」・・・6月1日(土) 10:30~12:30/14:00~16:00
■ 伝統文化体験イベント ※①のみ要予約・要参加費、他は先着順・無料
① 体験講座「花をいけてみましょう」・・・4月21日(日)、6月15日(土) 10:00~12:00/13:00~15:00
② 体験講座「お茶をたててみましょう」・・・5月5日(日) 10:00~15:00
③ 着付け体験講座・・・5月5日(日) 10:00~15:00
④ 吟詠・・・5月19日(日) 13:20~13:40
⑤ 響きの森 ハッピーフルートコンサート・・・5月2日(木) 13:30~14:00
芹ヶ谷公園内に建設予定の「国際工芸美術館」が後継施設に
<写真>「町田市立国際工芸美術館」の完成予想イメージ(説明会資料より)
なお、市立博物館が所蔵するガラス・陶磁器等の貴重なコレクション資料は今後、
町田市立芹ヶ谷公園内に建設予定の「町田市立国際工芸美術館(仮称)」に引き継ぐ予定で、
同美術館は2024年度に開館予定です(※昨年時点では2022年度末に開館予定だった)
【国際工芸美術館・予定地】→地図を表示(東京都町田市原町田4-28・高ヶ坂1-10)
市立博物館の展示事業終了後に、資料の引き継ぎに向け、博物館内で収蔵資料の再調査を実施しますが、
現時点で博物館の業務終了時期は未定となっており、施設自体はしばらくの間残ることになります。
今後、周辺バス停の名称などにも影響か
<写真>鶴川街道の「市立博物館入口」交差点(左)と、神奈中バスの「市立博物館前」バス停(右)
余談ですが、博物館周辺には鶴川街道沿いの店舗で構成された「町田市立博物館前商店会」が存在する他、
鶴川街道には「市立博物館入口」交差点が、同沿線には神奈中の「市立博物館前」バス停が設置されています。
【市立博物館入口交差点】→地図を表示(東京都町田市本町田・玉川学園4丁目)
【市立博物館前バス停】→地図を表示(東京都町田市本町田・玉川学園4丁目)
<写真>町41系統の側面LED表示。経由地に「市立博物館」と表示される。
バス停に関しては今後変更される可能性もあり、その際には同停留所を経由する
「町41・町田ターミナル~藤の台団地線」の側面LED表示についても変更となりそうです。
(※同じく経由する町50・町54では「市立博物館」の側面経由表示は採用されていない)
今までありがとうございました。
市立博物館がここにある、ということだけでも
それなりの意義はあるんだろうけど
見に来る人が少なすぎるね
立派な価値あるものが展示されているのに・・
市立博物館にの1Fにある町田市の全景模型はそろそろ廃棄されちゃうのかな。。
あの模型はたしか旧市役所の1階のロビーにあって、親に連れられて役所に行く時の
密かな楽しみだった記憶があります。
できればあの模型に子どもたちの目に触れるような新たな居場所を作って欲しいな
あの模型は今の子どもたちでも眺めてるだけでワクワクしてくると思うから
すいません訂正、市立博物館にの1Fではないかな
階段登ったような記憶が。。。最近の記憶程あいまいだ><
館内にはあります。
市立博物館がいよいよ45年の幕を閉じようとしていますが、当時市立博物館が開館したころは、近くの藤の台団地に住んでいました、4歳位の子供の頃にできたので、あまり印象がないのですが、入館料は無料で、小学生になった時も、受付で名前など記入してサクッと入れたものです。
1Fにある町田市の全景模型が設置したばかりの時は、感動ものでした。
今回は老朽化といううことで取り壊しになるでしょう。
ご苦労さまでした。
さて、今後は、まず市立博物館前の交差点名とバス停の名前変更についてどのようになるのでしょうか。
弥生住宅前? 本町田遺跡公園前? など
郷土資料館の方が、なぜか馴染んでしまっている私です。
記憶も朧ですが、小学生か中学生か、そのぐらいに紙に関連する展示が有りまして、市民から作品を募っていました。
その当時、凧に夢中だった私は、書籍に有った「韓国凧」を作って応募しました。
展示されて、それを見て自慢も出来ず、どこか信じられないという感想を持っていましたね。
個人の感想ともかく、以前は市民と近かったなと。
それとは別に、遺跡公園と不可分だったのが、博物館となったことで別の使命も持ってしまったのか?
工芸美術館との統合、ここで喚いても無意味ですが、ことの本質が無視されている、と感じます。
私が博物館に行った時は、縄文とか弥生土器が企画展示されていました。
私も窓口で氏名と住所を記帳して入館しました。今回の企画展は無料との事ですが、普段は300円の入館料が必要になっていたんですね。
以後、最寄りのひとつの博物館は相模原市立博物館かなと思いますがプラネタリウムが在り、度々宇宙探査機はやぶさとタイアップ企画などが行われていたりします。
老朽化に伴う閉館だそうですが、
常設展が無かったり比較してしまうと博物館のコンセプトの違いを考慮してもどうしても見劣りは感じましたね。
バス停は昔「本町田遺跡公園前」だった記憶があります
最終展行ってきました。
町田市の模型、入口入ってすぐ見つけました。ボタンを押すと豆電球が光って昭和風味満点。大人だけど楽しめました。あれはどこかに残してほしいですね。
展示は古今東西のガラス作品が見られて製作当時の歴史もわかって良かったです。
土曜の昼すぎに行きましたが年配の方中心に混みすぎず丁度いいくらいの来館者数でした。
バスで行く方へ。
停留所から坂道を登ります。500mは歩くので履き慣れた靴が良いと思います。
駐車場とバイク自転車駐輪場はあまり広くないけれどありました。
博物館見学が終わったらせっかくなので、すぐ近くの遺跡公園で竪穴式住居を見てもいいかもしれません。
今日行ってきました。
お土産に小さな黄色いガラスの一輪挿しをもらいました。
帰りに、道端に生えていた白いマーガレットを一本失敬して
家に帰ってから机の上に置いています。
黄色い柄の一輪挿しに真っ白いマーガレットがとても映えて素敵です。
GWに町田に行く予定があるので、閉館前にちょっと寄ってみようと思うのですが、駐車場は無かったでしょうか。
確か、博物館は山の上にあった気がするのですが20年以上行っていないので記憶の彼方に…
バスで行った場合、団地側からも、鶴川街道側からも結構歩きますかね。
歩けはするのですが、足のケガで長距離とかUpDownのある歩行はお勧めしないとドクターストップがかかっているので、どうしようかな。
るっくさんへ
駐車場は博物館と遺跡公園の間にあります。10台分くらいの広さです。20日土曜の13時頃駐車場の前を通りましたが、入口に警備の人がおり、待ちの車はいませんでした。
町田駅からのバスで博物館前の停留所で降りると「博物館まで400m」の案内板があり、そこから博物館まで坂道になります(逆方向のバスだともう少し歩きます)。急坂ではありませんが帰りの下り坂も考えるとおススメはしません。
チョコ玉さん
情報ありがとうございます。駐車場ありとのことなので、車で行ってみますね。
今日、昼に仕事の都合つけて行ってきたんだけど・・・
なになに、入口に、ご好評につき江戸ガラス一輪挿しは
全て終了しましたって書いてある!
驚くべきことに、土日に2000人以上来館者があったそうです
近所なので、1日に人が10人も来れば御の字の市立博物館って
先入観ありすぎでした
一輪挿し、一つ欲しかった・・
チョコ玉さん、みなさん
博物館に行ってきましたよ~
バス停からだと結構登りますね。登りは大丈夫だけど、下りの急坂が足のケガに影響しそう。車で行って良かったです。
開館当時は自分も子供でしたが、子供目線でもチープな(展示物がない)印象でした。
今回、行ってみたら思っていたより展示物も立派で、しっかり博物館していました。
また、他の自治体の博物館に対して展示物の貸し出しもやっているようなので、ビックリ
地元の収集家やご遺族が寄贈して下さったりで、最近の20年でコレクションが充実したようですね。
スペースの関係で、展示し切れていないコレクションも多数あると思いますので、移転先ではもっとたくさん鑑賞できるようになると良いですね。
入口付近に置いてある市の立体模型、あれ懐かしいですね。
駅周辺とか団地・マンションなどの大型の建物の形状・配置とか、ちゃんとすれば「すごい!」となるが、適当さが手作り感たっぷりです(笑
さすがに、模型の痛みも激しく、閉館とともに引退でしょうか。
町田市立博物館もあと半月で閉館ですね。
最終(ファイナル)展-工芸美術の名品-には結構な人も来ていて黄金週間と後日の2回、行きました。
展示品は某鑑定番組にも出て来そうなガラス製品を主に陶磁器 白磁や青磁の大皿や懐中時計、晩年を町田で過ごした田河水泡(弟子には長谷川町子他)寄贈 歌川国芳の戯画も数品出品していて、窓口では絵はがきも貰いました。リーフレット(冊子)によれば博物館の所蔵品は寄贈から購入品まで9,920件だそうです。
今、家では博物館から貰った花の苗が花を咲かせています。