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    2019.03.17(日)
    Post:5

    休日1本運行の神奈中バス路線「淵24・淵野辺駅北口~登戸線」が経路変更

    <追記>ガマさんの画像を追加しました。

    kanachu20190315_1.jpg
    <写真>向ヶ丘・登戸付近に狭隘路があり、中型車で運行される淵24(登戸バス停にて)
    ガマさんからお送り頂いた写真です。ありがとうございます。
    神奈中「南01(南町田駅~若葉台中央線)」3/25(土)に週2から週1運行に減便への続きです。

    神奈川中央交通東 橋本営業所(峡の原)が、休日限定で朝方1往復のみ運行している
    長距離路線「淵24・淵野辺駅北口~登戸線が、2019年3月17日(日)に経路変更し、
    変更後は復路で「向ヶ丘遊園駅」などが非経由となります(往路は経路変更なし)

    kanachu20190315_3.jpg kanachu20190315_2.jpg
    <写真>淵24のLED表示。橋本営業所では2018年度から白色LED表示器に交換された。
    淵24系統(往路20.45km、復路20.19km)は、淵野辺駅北口から芝溝街道・鶴川街道を通り、
    鶴川駅付近から多摩区役所までは小田急線を沿うように都道・県道3号線(津久井道)をひたすら走り続け、
    小田急線・JR南武線の登戸駅までをおよそ1時間かけて結ぶ路線(※電車の場合は乗換含めて35分程)で、
    神奈中では川崎市多摩区に乗り入れる唯一の路線でもあり、バスファンの間ではレアな路線として有名です。

    こうした路線は「免許維持路線」といわれ、利用者が少なくても将来的な需要などを考慮して廃止せず、
    国土交通省の路線運行免許を維持するために、週1回のみなど必要最低限の運行のみを行う路線で、
    こうした路線は神奈中でも複数あり、町田市内では「南01・南町田駅~若葉台団地線(中山担当)」や
    「鶴22・鶴川駅~調布駅南口線(町田担当)」などがよく知られています(いずれも休日1往復のみ)

    経路変更後は、復路で向ヶ丘遊園駅などが非経由に

    kanachu20190315_4.jpg kanachu20190315_5.jpg
    <写真>登戸1号踏切を渡って向ヶ丘遊園駅を経由していた復路。経路変更後は経由しなくなる。
    これまでは、登戸バス停出発後は向ヶ丘遊園駅北東側の「小田急線 登戸1号踏切」を渡って、
    向ヶ丘遊園駅バス停と多摩区役所前バス停を通り、津久井道に戻る経路でした。

    kanachu20190316_2.jpg
    <写真>ダイヤ改正前の向ヶ丘遊園駅バス停
    向ヶ丘遊園駅バス停は元々、道幅の関係で復路側(淵野辺側)にバスポールの設置がなく、
    このように往路側(登戸方面)のバスポールに、復路の時刻表も掲出されていました。
    (※向ヶ丘遊園駅は川崎市バス、多摩区役所前は小田急バス・川崎市バスのバスポールと共用)

    kanachu20190316_3.jpg kanachu20190316_4.jpg
    <写真>ダイヤ改正前の多摩区役所前バス停(復路側)
    今回の経路変更では、復路(登戸→淵野辺駅北口行き)が対象(※往路は経路変更なし)で、
    登戸~多摩警察署前間の「向ヶ丘遊園駅」と「多摩区役所前」のバス停2ヶ所を経由しなくなります。

    kanachu20190316_1.jpg
    <写真>ダイヤ改正前の登戸バス停時刻表。改正後は8:12発に変更される。
    これにより、登戸バス停では復路の出発時間が、現行より2分遅くなり(その他停留所は時刻変更なし)、
    運行距離も復路は20.19kmから20.14kmと若干距離が短くなり、向ヶ丘遊園駅・登戸駅を経由する
    川崎市バスの登14・溝06系統とほぼ同一の経路を通ることになります。

    kanachu20190315.png
    <地図>向ヶ丘遊園駅・登戸駅周辺の淵24系統・運行経路図
    ちなみに新経路では登戸~多摩警察署前間(ダイエー向ヶ丘店付近)に、
    川崎市バスと東急バスが使用する「向丘遊園駅入口バス停」がありますが、
    神奈中ではこのバス停を使用せず、通過扱いとなります。

    登戸駅前では区画整理で、これまでも細かな経路変更が

    noborito20190315_1.jpg noborito20190315_2.jpg
    <写真>更地が広がる登戸駅西側の区画整理地内。今後、ビル建設などが計画されている。
    登戸駅前(生田緑地口側)では現在、川崎市による「登戸土地区画整理事業」が進んでおり、
    それによる道路の付け替えに伴って、淵24系統はこれまでも細かな経路変更が実施されてきました。

    noborito20190315_3.jpg noborito20190315_4.jpg
    noborito20190315_5.jpg noborito20190315_6.jpg
    <写真>先日開通した登戸駅西側の2車線道路。淵24系統はこの一部を走行する。
    2019年3月13日(水)からは道路形状変更に伴い、登戸駅西側の2車線道路が駅前まで開通しましたが、
    この道路は将来的に小田急線ガードを抜けて、駅東側の生田緑地口バス・タクシーロータリーと接続予定で、
    小田急線ガード下には、道路整備用のスペースも確保されています。
    【既設区間】→地図を表示(神奈川県川崎市多摩区登戸)
    【新設区間】→地図を表示(神奈川県川崎市多摩区登戸)

    noborito20190315_7.jpg noborito20190315_8.jpg
    大部分が更地化され、古くから存在する建物などは軒並み取り壊されていますが、
    今後この界隈では宅地やビル建設が本格的に始まる見通しで、将来的に駅前の風景が一変しそうです。

    小田急線登戸駅では駅構内が「ドラえもん装飾」に

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    <写真>小田急線登戸駅構内の「ドラえもん装飾」
    余談ですが、小田急線登戸駅といえば、藤子・F・不二雄ミュージアムの最寄駅ですが、
    今回川崎市と同ミュージアムの協力の下、駅構内において「ドラえもんキャラクター装飾」が
    2019年2月26日(火)から実施しており、駅名標や改札口、エレベーター、ゴミ箱まで、
    ドラえもん一色で、エレベーターは「どこでもドア」のラッピングが施されるこだわりようです。
    →地図を表示(神奈川県川崎市多摩区登戸2417)

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    <写真>小田急多摩センター駅構内の「サンリオ装飾」
    小田急電鉄の駅構内でこうした有名キャラクターの装飾が施されるのは、
    小田急多摩センター駅の「サンリオ装飾(2018年12月6日~)」に続いて2例目で、
    今後こうした動きは他社でも広がりを見せそうです(既に京王などでは実施事例あり)
    →地図を表示(東京都多摩市落合1-11-2)

    路線情報
    [淵24] 淵野辺駅北口~登戸(旧経路)
    [淵24] 淵野辺駅北口~登戸(新経路)
    運行区間: 神奈川県相模原市中央区淵野辺3丁目~
    神奈川県川崎市多摩区登戸
    改正日:2019年3月17日経路変更・ダイヤ改正
    運行本数:
      往路:休日1本
      復路:休日1本
    路線延長:<改正前>往路56分、復路53分
    <改正後>往路56分、復路51分
    所要時間:<改正前>往路20.45km、復路20.19km
    <改正後>往路20.45km、復路20.14km
    運賃:現金:大人180円~330円
    IC:大人175円~329円
    運行担当:神奈川中央交通東 橋本営業所
    ※いずれも2019年03月17日時点での情報です。
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    5件
    1. 町田のたかし (2019年03月17日 15:13)

      小田急線鶴川駅から淵野辺駅まで路線(支線)として建設する計画があった噂話を昔聞いたことがあります。
      でも、結局その計画も無くなり、路線バスを走らせることになったのが今回の登戸駅から淵野辺までの路線でしょうか。

    2. 黒船 (2019年03月17日 22:12)

      昭和20年代は鶴川から淵野辺・上溝経由で水郷田名(当時は田名久所)や半原、本厚木駅などの路線があったようで、昭和30年代に登戸に進出したようです。
      もっとも、鶴川-水郷田名は昭和30年代後半には淵野辺で系統分割により姿を消したようですが、淵野辺駅-登戸は系統分割もなく、現在まで延々と続いています。
      昔は鶴川駅-淵野辺線も1時間に1本程度運行されていて、小生が小学生の頃に通学のためによく利用していました。

    3. エルガーラミオン (2019年03月18日 00:43)

      神奈中の慢性的な人手不足で、近い将来この路線も再編の対象になったりしそうな気がしますね。
      正直なところ、免許維持という目的であれば、鶴川駅で路線を分割(鶴川以西は鶴37など既存路線があるので)して鶴川以東の区間は町田に担当を投げれば済む話ですし。
      幸い、町田には休日に使用していない中型のエルガミオもありますし。
      路線自体は残ってほしいですが、橋本がわざわざ走らすほどの路線価値は将来も含めて正直ないような気がします。

    4. 通りすがりのバスマニア (2019年03月18日 16:10)

      昔は小田急バスとの共管路線でしたが、小田急が先に撤退してしまい、神奈中だけがいまだに細々と運行を続けていますね

    5. 武相太夫 (2019年03月19日 12:30)

      >町田のたかしさん
      ≫小田急線鶴川駅から淵野辺駅まで路線(支線)として建設する計画があった噂話を昔聞いたことがあります。

      >黒船さん
      路線(支線)は相武鉄道の事ではないでしょうか?
      大まかには、愛川-田名-上溝-淵野辺-鶴川-溝の口-渋谷と計画はされ、結局は幻となった鉄道です。
      と同時に当時は黒船さんの言われるようにバスも戦前、戦後に編成される中、統合、合併、譲渡などが行われ、神奈中もその様な経過を経て形成されたらしいですね。

      ちなみになんですが免許維持路線といえば、小田急バス 柿20。変わ町さんでも路線廃止として記事になっていますが子供の頃、こどの国に行く時に利用していたバスです。
      廃止当時は唯一町田駅に乗り入れていた小田急バスらしいですが、このバスも免許維持とか、大人の事情だったんですかね!

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