町田マルイの「直営シューズ売場」閉店へ。残る直営売場はレディスバッグ・雑貨のみにの続きです。
JR町田駅前の大型商業施設「町田マルイ」にある2階・直営レディス雑貨売場「ザッカセレクト by OIOI(レディス)」が
2023年3月30日(木)をもって閉店するのに伴い、ショップ閉店売り尽くしセールが開催中で、
これで町田マルイ館内から直営売場が全廃となり、42年半の歴史に幕を閉じます。
→地図を表示(東京都町田市原町田6-1-6 町田マルイ2F)
最後まで残った直営売場廃止で、完全テナントビル化
町田マルイは、1980年9月の開業から昨年で42周年を迎えましたが、
2014年春に大規模な改装を行って以降、直営売り場が年々減少しており、
代わりに専門店を誘致するなどテナントが増加しています。
直近の直営売場縮小状況は、2019年3月に6階の「時計売場」(※2019年9月には時計販売自体から撤退)が、
2021年1月25日(月)には5階の「メンズシューズ売場」が、同年3月28日(日)には5階の「メンズ雑貨・バッグ売場」が、
2022年9月28日(水)には3階の「レディスシューズ売場」がそれぞれ閉店しています。
町田マルイを含め、各商業施設でテナント入れ替え進む
<写真>町田マルイ2階の小田急線側出入口。直営売場はこの入口を入った正面にある。
最後まで残った2階の「レディス雑貨」は小田急線側出入口の雑貨店「3COINS」の隣にありますが、
これで町田マルイから直営売場が全廃され、全フロアが専門店のみで構成された「テナントビル」となる形です。
今回の閉店決定に伴い、レディスのマフラーや手袋などの防寒アイテムのほか、小物のハンカチやタイツ、
お財布やカジュアルバッグをはじめとする革小物などを2023年2月から売りつくしセール価格で販売中で、
例年通りであれば、3月の閉店前にはエポスカード会員向けのキャンペーン「マルコとマルオ」が開催されるとみられます。
町田駅前の各商業施設では今春にかけて大規模なテナント入れ替えが進められており、
町田マルイでも今後、一部テナントの入れ替えが行われる予定で、退店・出店の話題が多くなりそうです。
今後は百貨店営業を止めて、エポスカードをメインのシノギとして活動するのかな
これはすでに打ち出されている丸井の社策で、町田店に限らず全ての店で直営売り場を順次無くしていく流れです。
ECが席巻した影響でしょうが、嫌な趨勢です。そこに存在した売上・利益はごく少数のECへ偏集中するという実に不健全な経済構造になっていくのです。
小売事業から館事業に転換するのかな。
館の名称も丸井から、館事業のために生んだモディーに統一するのか、知名度からして丸井の名称に統一して館事業を展開して行くのか。
EPOSカードは、どうにかしてポイント付与率1%になるか、LUMINEカードみたいに、特定期間の10%引以外は常時5%引になって欲しい。