<写真>今回閉店する多摩境改札店。店舗が大きめなのは「K-SHOP」時代の名残。
やまちゃんさんからお送り頂いた写真です。ありがとうございます。
店舗改装工事で「セブンイレブン町田多摩境駅前店」1ヶ月ほど休業への続きです。
京王相模原線 多摩境駅改札横の駅売店「A LoT 多摩境改札店」が
京王グループが進める店舗再編に伴い、2022年8月5日(金)をもって閉店します。
→地図を表示(東京都町田市小山ヶ丘3-23)
京王の駅売店「A LoT」最後の店舗、閉店決まる
A LoT(アロット)は、株式会社京王ストアが京王電鉄沿線に展開する駅構内売店で、
元々は1958年に企業組合京帝互助会の駅売店事業を「京王観光株式会社」が継承し、
その後長らく京王観光販売事業部直営時代が続き、2005年には駅売店・コンビニ・立ち食い蕎麦事業を
分社化して「京王リテールサービス株式会社」を設立(蕎麦店は2007年に株式会社レストラン京王へ移管)し、
2016年4月に京王ストアへ吸収合併されるまでの約11年に渡って京王リテールサービスが運営を担っていました。
多摩境改札店は元々、ミニコンビニ業態「K-Shop 多摩境店」として出店したのが始まりで、
駅開業当初は店舗自体が存在しませんでしたが、その後の駅改良によって店舗が建設され、
K-SHOP時代には平日午後や土日祝も営業を行っていましたが、10年程前に店舗縮小によって
A LoTに転換され、現在では営業時間が平日6:20~11:30のみの営業となっていました。
<写真>K-SHOPから転換された「セブンイレブン京王橋本駅店」
2020年度末の時点で駅売店「A Lot」とコンビニ「K-SHOP」を55店舗展開していた京王ストアですが、
2021年4月にはセブンイレブン・ジャパンと締結したフランチャイズ化に関する業務提携契約に基づき、
このうち約40店舗を概ね2年かけて「セブンイレブン」に転換する店舗再編計画を発表していましたが、
一部駅では小田急電鉄と同様に不採算店舗の削減など、店舗の閉鎖も進められていました。
近隣の「セブンイレブン」リニューアルにあわせて閉店へ
<写真>「A LoT 多摩境改札店」の閉店の貼り紙
京王相模原線では稲城駅、京王永山駅、多摩境駅、橋本駅の4駅に「A Lot」を展開していましたが、
橋本(2店舗)は駅構内へのセブンイレブン出店で、改札内と乗換通路の店舗が2021年10月に閉店したほか、
稲城と永山も改札横店舗が2022年2月で閉店となっていました。
また、京王相模原線以外でもA LoTは徐々に減少し、井の頭線と高尾線と競馬場線では既に全廃となったほか、
京王線の北野駅と京王八王子駅も2022年7月15日(金)で閉店し、北野は今後セブンイレブンに転換予定で、
小田急電鉄と同様に、駅構内から売店自体が全廃される駅も少なくない状況です。
多摩境も駅外側の「セブンイレブン」のリニューアルオープンにあわせて閉店が決まり、
これで京王の駅売店「A LoT」が消滅することになります。
(2023/03/21 15:17)
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