<追記>コメント欄を閉鎖しました。
旧相模原協同病院を「新型コロナ患者専用病院」として活用へ。相模原市内2例目に、
橋本駅前から郊外移転の「相模原協同病院」外来開始。新病院への路線バス乗入れもの続きです。
2021年1月に郊外移転で閉鎖された橋本駅南口の「相模原協同病院(旧病棟)」ですが、
東急不動産などが発注する形で、2022年5月下旬から旧病院解体工事が進められていますが、
跡地には「タワーマンション(地上29階建て・高さ110.16m)」が、2026年3月に完成予定です。
→地図を表示(神奈川県相模原市緑区橋本2-8-18)
開発計画で、病院開設から77年の歴史に幕。
<写真>2021年1月に移転開院した橋本台4丁目の「相模原協同病院(新病院)」
相模原協同病院は、JA(農業協同組合)グループのJA神奈川県厚生連が運営する総合病院ですが、
施設の拡充などを目的に、約1.5km離れた橋本台の新病院に2021年1月1日(金)に全面移転しました。
→地図を表示(神奈川県相模原市緑区橋本台4-3-1)
<写真>解体開始直後の様子。手前のA棟(5階建て)は1979年竣工、奥のB棟(9階建て)は1990年竣工。
旧病院(1945年開院)は当初、跡地利用が未定だった為、移転後も解体されずに建物がそのままの状態でしたが、
2021年2月24日(水)から同院が運営する「新型コロナウイルス患者専用病院」として旧病院の暫定利用が始まり、
新型コロナ患者の受け入れに活用されていましたが、その後感染状況が落ち着いてきたことから閉鎖されていました。
東急不動産などが住宅開発。長谷工が施工へ
今回、東急不動産・小田急不動産・名鉄都市開発・総合地所・旭化成不動産レジデンスの
5社が共同住宅の開発事業を行うことになり、設計・施工は長谷工コーポレーションが担当し、
2022年度中に旧病院のA棟・B棟の解体が完了予定です。
解体工事に際して、旧病院内の石綿(アスベスト)の使用状況に関する現地調査も行われ、
A棟・B棟の一部でクリソタイルやトレモライト、アクチノライトなどの使用が確認されたことから、
2022年6月1日(水)~9月30日(金)まではこれらの除去作業が行われています。
<写真>相模原市内有数のタワーマンション街である橋本駅北口
跡地に建設されるタワーマンションは戸数458戸で、低層階にクリニックと店舗(調剤薬局)を併設し、
2023年3月中旬から建設工事に着手予定で、市内タワーマンションの高さとしては2022年時点※で
市内最高層のタワーマンション「ザ・ハシモトタワー(高さ115m)」に次ぐ高さになります(110.16m)
(※2025年に相模大野に建設予定の「タワーマンション(155m程度)」が市内最高層になる見通し)
<写真>橋本駅南口で建設が進むリニア中央新幹線の「神奈川県駅(仮称)」
橋本駅南口ではリニア中央新幹線の「神奈川県駅(仮称)」の建設工事が進んでいることから
以前からタワーマンションの建設が盛んな駅周辺ですが、今後さらに開発が加速していくとみられ、
市では京王相模原線の駅舎移設なども視野に検討しています。