<写真>二期工事が始まった牢場遺跡部分の様子
武相太夫さんから頂いた写真です。ありがとうございます。
成瀬街道沿いの国指定史跡「高ヶ坂石器時代遺跡」史跡公園として一部開園の続きです。
高ヶ坂2丁目の成瀬街道(都道140号川崎町田線)沿いにある
国指定史跡「高ヶ坂石器時代遺跡」のの牢場遺跡部分では、施設老朽化に伴って、
覆屋を建て替える「牢場遺跡覆屋建築工事」が、2017年10月から着工しました。
→場所はコチラ(東京都町田市高ヶ坂2-43 [旧住所:高ヶ坂1416])
高ヶ坂石器時代遺跡は、牢場・稲荷山・八幡平の3地点からなる縄文時代の集落跡で、
今からおよそ90年近く前の1925年(大正14年)の調査時に牢場遺跡付近において発見され、
1926年(大正15年)2月24日に日本初の敷石住居跡発見第1号として国史跡に指定されました。
<写真>一期工事で整備された稲荷山遺跡部分の公園
町田市では2014年3月に策定した「国指定史跡高ヶ坂石器時代遺跡保存管理計画」に基づき、
史跡公園の整備を進めており、2017年4月には稲荷山遺跡部分で公園整備(一期)が完了し、
園内にはベンチや看板も設置されました。
→場所はコチラ(東京都町田市高ヶ坂2-43 [旧住所:高ヶ坂1416])
<写真>解体前の牢場遺跡の遺構覆屋(2017年10月上旬)
今回の工事では、牢場遺跡 敷石住居跡の遺構保護の為に覆われていた覆屋(おおいや)を
施設老朽化に伴って建て替えることになり、牢場遺跡部分は現在立ち入ることはできません。
(※一期工事で整備された稲荷山遺跡部分は立ち入り可能)
今回の施工者は愛川建設で、同工事は2018年3月ごろまで続く予定ですが、
同遺跡での公園整備工事については今後、第三期まで実施を計画しており、
工事スケジュールについては、町田市のHPでも随時公表される予定です。
<写真>見学できないことを知らせる八幡平遺跡に関する案内
また、牢場・稲荷山遺跡から少し離れた場所にある「八幡平遺跡」ですが、
こちらも遺跡整備中に伴って、現在も見学ができないようになっていますが、
八幡平遺跡は拡張が計画される「芹ヶ谷公園」の拡張予定地とも近いことから、
芹ヶ谷公園の拡張にあわせて、遺跡も一体的に整備を進めていく方針のようです。
→場所はコチラ(東京都町田市高ヶ坂2-2 [旧住所:高ヶ坂1647])
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