<写真>パチンコ店時代とは異なり、落ち着いた雰囲気の外観に生まれ変わった
南町田グランベリーパーク駅前唯一のパチンコ店「MQリゾート南町田店」閉店への続きです。
南町田グランベリーパーク駅グランベリーパーク口の複合ビル「MQ PLAZA」の1階に
病児保育施設「南町田病児保育室じんべえ」が、2022年4月12日(火)に開所します。
→地図を表示(東京都町田市鶴間3-2-3 MQ PLAZA-1F)
町田市内3ヶ所目の「病児保育施設」を開設へ
<写真>駅北口にあった当時の「南町田こどもクリニック」
これは同駅北口にあった「南町田こどもクリニック」が事業者として町田市から委託を受けて開設するもので、
開設に先立って「南町田こどもクリニック」は北口からこの場所へ2022年4月1日(金)に移転開院しており、
旧クリニックは2022年3月11日(金)をもって診療終了となっています。
<地図>町田市および広域利用対象病児保育施設
市では「子ども・子育て支援事業計画」に基づき、病気中で他の幼児との集団保育が困難な幼児を預かる
病児保育施設の整備を推進しており、市内には町田と忠生の2地区に病児保育施設が計2施設ありますが、
これが市内3ヶ所として開設となり、南地区では初開設となります。
施設の定員は4名で、利用登録は2022年4月1日(金)より郵送で申請受付を開始しており、
保育時間は8:30~17:30(平日のみ)、利用年齢は生後6ヶ月から小学校3年生までとなります。
<写真>相模原協同病院敷地内にある病児保育室「みどりっこ」
これまで、自治体の広域協定締結で、八王子市と相模原市の病児保育施設も町田市民が利用できたものの、
0~5歳児の数が市内最多の約5,200人いる南地区(町田地区の約1.3倍)では、市内外ともに施設まで遠く、
利便性の向上が求められていました。
特に南町田グランベリーパーク駅周辺では近年、大型マンションの開発が盛んに行われており、
子どもの人口増によって、児童館(子どもクラブ)が開設されたほか、小児科の新規開院も目立ち、
今後は駅前に地上34階建マンション「ドレッセタワー南町田グランベリーパーク」も建設されるため、
病児保育施設に関しても、この地域での需要が見込まれます。
事務所やスーパーなど、市内で「パチンコ店跡」活用進む
<写真>パチンコ店「MQリゾート南町田店」時代の店舗外観
今回の開設場所は、2020年6月14日(日)に閉店した同駅前唯一のパチンコ店「MQリゾート南町田店」跡で、
閉店から1年以上経っても空き店舗の状態でしたが、今回の改修で複合ビル「MQ PLAZA」に生まれ変わり、
病児保育施設部分に関しては国や都の交付金等を使い、改修工事費用や準備経費等を補助しています。
ビルは地上2階建てで、1階の2区画を「南町田こどもクリニック」と「南町田病児保育室じんべえ」が使用し、
1階の1区画と2階は今のところ空いたままとなっています。
<写真>鶴川駅前のパチンコ店跡に2020年オープンした「生鮮&業務スーパー」
コロナ禍に閉店した市内パチンコ店跡の再利用といえば、小野路町の「出玉王福助」跡は改修されて
地元リフォーム会社「イーグル建創 町田本店」が2021年10月31日(日)から新たに入居しているほか、
鶴川駅前では「DAC」跡を改修して「生鮮&業務スーパー」がオープンするなど活用が進んでいます。
南町田駅前に病院出来たなら、もうパチンコ屋の開業は不可だね。街としては国立みたいな意識高い系になるのかな?