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    2015.09.09(水)
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    危険ドラッグ販売店が摘発された町田で「危険ドラッグ撲滅バス」運行開始

    kanachu201510905_1.jpg kanachu201510905_2.jpg
    <写真>ピーポくんと危険ドラッグ撲滅の文字がラッピングされた神奈中バス(ま8)
    白バイの絵柄がラッピングされた「まちっこバス(ま176)」運行開始!の続きです。

    警視庁では、危険ドラッグ撲滅広報啓発活動の一環として、
    路線バスにラッピングした「危険ドラッグ撲滅ラッピングバス」を投入し、
    東京都内の対象エリアで、2015年9月1日(火)から運行開始しました。
    (※一部エリアではこれよりも前に、先行して運行開始済み)

    危険ドラッグ店が存在した街などで導入されたバス

    このバスは、過去に危険ドラッグ販売店が存在した街や若者が多い街を対象に、
    その地区を走るバス事業者に依頼して、一般路線バスにラッピングを施したもので、
    対象地域は新宿・池袋・渋谷・六本木・新橋・上野・錦糸町・蒲田・立川・八王子・町田の
    合計11エリアで、運行期間は2015年10月31日(土)までの約2ヶ月間を予定しています。

    ラッピングバスが投入されたバス事業者は、都営バスや東急バスなど合計5社局で、
    町田市内では「神奈川中央交通 町田営業所」に2台(ま8、ま31)投入されています。

    警視庁による神奈中バスでのラッピングバスは以前、2009年9月~2010年3月まで、
    自転車交通安全対策の一環として「まちっこ(ま176)」で実施されたことがありましたね。

    町田にも存在した危険ドラッグ販売店

    町田にもかつて、小田急町田駅南口のレンガ通り商店街にある雑居ビルの2階に、
    ハーブ・アロマ販売店「癒し屋町田店(※実態は危険ドラッグ販売店)」が存在し、
    インターネット上で商品情報を掲載した店舗公式サイト(現在は閉鎖)を公開したり、
    東京メトロとぐるなびが共同運営している情報サイト「レッツエンジョイ東京」の
    店舗紹介ページに掲載するなど、店舗の宣伝を積極的に行っていたようです。
    (※レッツエンジョイ東京には、摘発された現在も未だに掲載されている。)

    下北沢にも系列店を展開し、一時期は売り上げを伸ばしていたようですが、
    2012年5月には町田店に強盗が押し入り、危険ドラッグ(約150袋)を大量に盗まれ、
    一部でニュースにもなっていました。

    その後も同店は営業を続けていましたが、2014年秋ごろに店主らが逮捕され、
    埼玉県蕨市にあった危険ドラッグの製造拠点(住宅内で製造)も摘発されたことから、
    同店は閉店に追い込まれ、町田市内の危険ドラッグ販売店は消滅したとされています。

    現在では危険ドラッグを販売する日本国内の実店舗は消滅したと厚生労働省が
    2015年7月に発表しましたが、未だにインターネット上の販売店は存在するそうで、
    昨年の池袋のような事件を起こさないためにも、取り締まり強化に努めてもらいたいですね。

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