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    2015.12.18(金)
    Post:1

    玉川学園地区の新規路線「玉ちゃんバス・南ルート」2/1(月)運行開始

    tamachan20151217.jpg tamachan20151224.png
    <写真>玉川学園前駅南口に停車中の玉ちゃんバス(F564)と運行経路図
    玉川学園地区の新規路線「玉ちゃんバス・東ルート」3/21(水)運行開始
    町田シバヒロで「見て、触れて、いいことふくらむバスまつり」11/1(日)開催!
    「金森地区コミュニティバス 町田駅ルート」不採算で、9/30(日)路線廃止への続きです。

    玉川学園地区を走るコミュニティバス「玉ちゃんバス新路線「南ルートが、
    2016年2月1日(月)から運行開始させる方針となったことを、町田市が明らかにしました。

    玉ちゃんバスは、町田市・玉川学園コミュニティバス推進委員会・小田急バスの
    三者協働で立ち上げたコミュニティバスで、運行は小田急バス町田営業所が担当しています。

    玉川学園前駅北口から玉川学園1~5丁目を巡る「北ルート(2005年3月運行開始)」と
    玉川学園前駅南口から東玉川学園・成瀬台を巡る「東ルート(2007年3月運行開始)」の
    合計2路線が現在運行されており、2014年12月には累計乗車人員が500万人に達しました。

    今回開設予定の「南ルート」は、玉川学園7丁目・8丁目地区の住宅街を循環する
    3路線目の新規路線として当初から計画され、2007年度中には運行開始となる予定でしたが、
    運行予定ルートの道幅が極端に狭いなどの問題が原因で、関係機関等からの許可が下りず、
    運行が開始されないままとなっていました。

    1月にバス停設置へ。但し一部で同意得られず

    tamachan20151217_2.png
    南ルートの運行予定経路は、東ルートと同様に「玉川学園駅南口」を発車後、
    玉川学園7~8丁目地区の住宅地を通り、再び南口へ戻る循環運行(片方向のみ)で、
    玉ちゃんバスの中では、運行距離の一番短い路線となります(路線延長:約2.6km)

    <南ルートのバス停留所>
    [1] 玉川学園駅南口(既設)
    [2] ぬぼこ山(既設/※東ルートの停留所番号は[20])
    [3] 松見ヶ丘北
    [4] 松見ヶ丘西
    [5] 松見ヶ丘南
    [6] のらくろ坂下

    便数は1日36循環の予定で、始発は6:33発、最終は21:38発(いずれも駅南口の時刻)で、
    運賃は大人180円(ICカード175円)、小児90円(ICカード88円)の均一料金です。
    (※PASMO・Suica、東京都シルバーパス利用可能)

    バス停留所は、既設の「玉川学園駅南口」と「ぬぼこ山」を含む合計6ヶ所で、
    パスポールを新たに設置するのは、既設の2ヶ所を除く4ヶ所となっており、
    2016年1月上旬ごろにバス停設置工事を実施する予定です。

    なお当初は、既設を含む合計9ヶ所の停留所を設ける予定でしたが、
    沿線住民からバス停利用者のマナーなどを理由に反対意見が多数あり、
    設置の同意が得られず、途中3ヶ所は一旦見送られる方針となりました。
    ただ、町田市では運行開始後も停留所設置に向けて、交渉を継続するとしています。

    沿線では、道路拡幅や安全対策も

    tamachan20150503.jpg tamachan20151018_1.jpg
    <左>拡幅前の狭隘区間(2015年5月)/<右>拡幅後の狭隘区間(2015年10月)
    町田市では、関係機関等からの運行開始許可を得るため、
    2015年春から道路拡幅などの安全対策を含めた「走行環境整備工事」を実施し、
    狭隘区間(最小幅員4.9m)では新たにコンクリート擁壁を設置して道路を広げ、
    警視庁が定めるコミュニティバスの走行条件の一つである幅員5.66mを確保し、
    約半年間の工期を経て、2015年10月上旬に工事が完了しました。
    【拡幅施工箇所】→場所はコチラ(東京都町田市玉川学園8丁目)

    tamachan20151018_2.jpg tamachan20151018_3.jpg
    この他、運行予定経路の大部分では道路の路側帯に緑色のカラー舗装が、
    急カーブには赤色のカラー舗装が施されたほか、新たに「対向車注意」の標識や
    LED電光表示器でバスの接近を知らせる「対向車接近表示システム」が設置され、
    沿線の各所で安全対策が取られています。

    町田市とオージが共同開発した機器も設置

    tamachan20151018_4.jpg
    <写真>オージ製の「対向車接近表示システム」
    対向車接近表示システムは、見通しの悪い急カーブ等に全3基が設置され、
    設置機種はバス用機器メーカーの(株)オージ製のものが採用されています。

    以前町田市と共同で開発を行い、小田急線・南大谷ガード下に設置された
    冠水警報表示システム「冠水ガード君」の表示器を改良したものとなっており、
    接近するバスの運転士がスイッチを操作することで、表示装置が電波を受信し、
    表示器に「バス接近中」と表示され、回転灯が点灯する仕組みです。

    また、町田市と町田市内の中小企業者が共同で開発した
    停電時でも点灯する街路灯「消えないまちだ君」の技術も取り入れられ、
    この表示器が停電時においても使えるような仕様になっています。
    (※内臓バッテリーで最大72時間使用可能)

    新路線開設に伴い、新型車両も

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    <写真>2015年に投入された玉ちゃんバスの新型車両「日野・ポンチョ(F165)」
    町田市ではこの工事の他にも運行開始に向け、玉ちゃんバスの新型車両も、
    2014年度予算を使って購入済みで、既に北ルートや東ルートで使用されています。

    車種は専用車両として現在使われている三菱ふそう製「エアロミディME(全長:約7m)」が、
    既にメーカーで製造中止となっている為、大きさが近い日野自動車製「ポンチョ」が選ばれ、
    2015年春ごろに町田営業所に納車され、玉ちゃんバスの車両は全部で5台となりました。

    tamachan20151101.jpg
    <写真>「見て、触れて、いいことふくらむバスまつり」で展示された車両
    町田市内のバス路線で、日野ポンチョが使われているのは、神奈中のまちっこに続き、
    これで2例目となりますが、2015年11月1日(日)に町田シバヒロで開催されたイベント
    「見て、触れて、いいことふくらむバスまつり」では、この2台の展示も行われました。

    当初の運行開始予定だった2007年からまもなく9年が経過しようとしていますが、
    これでようやく運行開始にこぎ着けることが出来そうですね。

    路線情報
    町田市玉川学園地域コミュニティバス
    玉ちゃんバス・南ルート
    運行区間: 東京都町田市玉川学園7・8丁目
    (玉川学園前駅南口~松見ヶ丘南~玉川学園前駅南口)
    改正日:2016年2月1日新設
    運行本数:
      終日36循環
    路線延長:約2.6km
    所要時間:1周20分
    運賃:現金:大人180円、小児90円
    IC:大人175円、小児88円
    運行担当:小田急バス 町田営業所
    ※いずれも2015年12月18日時点での情報です。
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    コメント
    1件
    1. aktk (2015年09月10日 14:10)

      西ルートは予定ないんでしょうか(困)

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