町田市相原地域で「あいはらシャトル丸山団地号」10月から実験運行を再度実施、
相原駅西口~丸山団地間で「あいはらシャトル丸山団地号」2/1(木)実験運行開始の続きです。
町田市では、町田市民病院バス停~本町田地区内を結ぶ
タクシー車両を使った小型乗合交通「シャトルぽんまちだ」を
2019年10月1日(火)から実証運行開始します。
→地図を表示(東京都町田市旭町2-15-41)
<写真>町田市民の足となっている神奈中バス(写真は町田バスセンター降車場)
町田市内の公共交通は、神奈中バスをはじめとした路線バスが大きな役割を担っていますが、
一部地域では道幅の狭さや採算性が見込めないことなどの理由でバスが運行されていないことから、
市では市内16ヶ所を「交通空白地区(※)」に設定し、新たな公共交通の導入及び運行支援を行っています。
(※交通空白地区とは、最寄りの鉄道駅から300m、バス停留所から250m以上離れている地区を指す)
<写真>相原地域で運行されている「あいはらシャトル丸山団地号」
市内ではこれまで、相原駅西口~丸山団地間で、飛鳥交通ニュータウンのセダン型タクシーを使った
小型乗合交通「あいはらシャトル丸山団地号」を、2018年10月から2019年9月まで運行しています。
市内2例目のタクシーによる小型乗合交通として実験へ
<写真>シャトルぽんまちだの運行に用いられる予定の京王タクシーのセダン型車両
今回市内2例目のタクシーによる小型乗合交通として、本町田地域の主な交通空白地区を解消し、
移動に不便を感じている住民の移動支援を目的に、本町田地区小型乗合交通運行協議会、
京王自動車多摩南株式会社(京王タクシー、※運行事業者)、町田市の三者が協働して
実証実験運行を行うことになり、2019年12月25日(水)までの期間限定で運行されます。
<地図>シャトルぽんまちだの運行経路図(町田市HPより)
シャトルぽんまちだの運行経路は、町田市民病院(正面玄関前)を起終点に、
本町田地区の「緑ヶ丘」「原」などを経由して再び町田市民病院に戻ってくるルートで、
路線バスと同じように、あらかじめ定めたルート、時間どおりに運行する「定時定路線型」の運行です。
<地図>シャトルぽんまちだの運行時刻表(町田市HPより)
1日10循環を平日限定で運行(土曜日・日曜日、祝日および年末年始は運休)する形で、
運行時刻は町田市民病院に乗り入れる「町田市民バスまちっこ」との接続時間を考慮して設定され、
運行には町田市旭町に営業所がある「京王自動車多摩南 町田営業所(通称:京王タクシー)」の
セダン型タクシー車両を使用予定で、車両に乗りきれない場合は、続行便を無線手配して対応します。
シャトルぽんまちだ・運行概要
<停留所一覧(上から下に進む)>
[1] 町田市民病院・・・東京都町田市旭町2-15-41
[2] 滝ノ沢上(たきのさわかみ)・・・東京都町田市本町田(町田三中前)
[3] 緑ヶ丘・・・東京都町田市本町田
[4] 町田第二高齢者支援センター・・・東京都町田市本町田
[5] 原(はら)・・・東京都町田市本町田(木村内装前・旧熊澤商店)
[6] 東(ひがし)・・・東京都町田市本町田
[1] 町田市民病院・・・東京都町田市旭町2-15-41
※あらかじめ定めた経路、時刻に沿って運行する定時定路線型で運行(1周22分)
<運行期間>
2019年10月1日(火)~2019年12月25日(水)の平日限定(土日祝・年末年始は運休)
<運行時間(1日10循環運行)>
町田市民病院発:8:48、10:02、11:01、11:50、12:26、13:40、14:15、15:27、16:07、16:51
<運賃>
一律200円(現金のみ、小人・障害者手帳所持者も同額)
※運賃先払い(乗車時に運賃を支払い、降車停留所を伝えてください)
※未就学児は有料利用者1人につき1人まで無料(2人目から200円)
<運行事業者>
京王自動車多摩南株式会社 町田営業所
<写真>町田市民病院のシャトルぽんまちだ専用乗り場
既に運行予定区間では、停留所の設置が全て完了しており、
バスポールは市内のコミュニティバスと同様の仕様となっています。
こういうことにタクシーを使うということは
昼間、タクシー利用する人がいかに少ないか、という事だろうね。
それとこれとは違うと思いますよ
経費削減のために走らない、台数を減らせば良いですし、需要のあるところを走らせれば良いのですから
しかし、バスを走らせるほどの多くの需要がないけれど、需要は確かにある。という事なのか、神奈中さんに単純に人手不足か、そもそも買い物スペースと居住スペースが分けられすぎているかのどちらかでしょう
タクシーの利用者が少ないということではなく、市の事業だからとりあえず走らせるということです。
あと、神奈中バスは相変わらず人手不足ですが、今回の件はそれとは特に関係なく、需要と車両の問題で、タクシーに白羽の矢が立ったということでしょうね。
バス路線を新規運行するとなれば、この道路の道幅ではまず、既存の大型車の運行許可は下りません。
そうなると、我々の税金を投入して、新たに中型バスや小型バスといった車両を購入する必要が出てきます。ただ、現状では新車を導入するほどの需要は見込めない。しかも、唐木田で使っていた神奈中バスのワゴン車は既に廃車済み(どっかに売却?)
となれば、既存のタクシー車両を使えば、そうした問題が一挙に解決できるというわけです。相原の前例もあるので尚更でしょうね。
まぁ町田第二高齢者支援センター周辺は今後、都市計画道路ができてバス路線が運行されるようになれば、交通空白地帯ではなくなるでしょうが(運行されるかどうかは不明)