町田駅前の「TRATTORIA MARIE」閉店で、レストラン備品販売の「フリマ」開催、
小田急町田第一踏切そばのイタリアン「TRATTORIA MARIE」閉店を発表の続きです。
小田急町田駅北口の小田急線町田第一踏切そばにある
イタリアンレストラン「TRATTORIA MARIE」が、2021年12月8日(水)付けで閉店となりましたが、
その後はレストラン備品を売るフリマを経て、2022年5月20日(金)からビル解体工事が開始されました。
→地図を表示(東京都町田市中町1-1-15)
町田で営業を始めて82年。写真館、イタリアンと歴史を歩む
TRATTORIA MARIE(トラットリアマリー)は、有限会社マリーの本格イタリアンレストランで、
元々は1917年(大正6年)に恵比寿で写真館として創業し、その後1939年(昭和14年)には
現在のイタリアンレストランがある場所で「マリー寫眞舘3号店」をオープンし、長らく営業していました。
2005年に「イタリアンレストラン業態」に転換され、約16年に渡って営業を続けてきましたが、
コロナ禍に突入してからは緊急事態宣言にあわせて休業の措置(一時期は営業再開)を取る形となり、
2021年9月末の宣言解除後も休業を延長していましたが、新事業設立に伴って閉店が発表されていました。
<写真>最終的に2022年春頃まで続いたフリーマーケット(現在は終了済み)
閉店翌月からは同店の備品や什器等、様々な商品を大特価で販売する「フリーマーケット」が開催され、
2022年1月末までにレストラン関連の商品はほどんどが売り切れるほど好評を博していました。
今回、工藤建設が施工する形でビル解体工事が開始され、事前の調査において天井などから
アスベスト(クリソタイル)の使用が確認されたことから、最初にこれらを除去したうえで解体を進める方針で、
MARIE隣に入居していた不動産仲介店「小田急不動産町田店」の旧店舗跡でも解体が進められており、
2022年9月までに更地化される予定です。
沿道のバス通りで、ビルのセットバック相次ぐ
<写真>線路沿いを通って町田駅へ向かう神奈中の「町51系統(本町田団地循環線)」
ビル正面の市道町田82号線(幅員5m弱)は、町田駅へ向かう路線バス(町51・53・55系統)の運行経路ですが、
これまで沿道ビルのセットバックが進まず、歩道は部分的な整備に留まり、狭隘路をバスが走り抜ける状態でした。
<写真>先月完成した「スガナミ楽器」の新店舗。今夏にオープン予定。
ただ、先月には沿道の「スガナミ楽器」がセットバックする形で建て替えを終えており、
今回のマリー解体によって、さらに歩行者の退避スペースが増えることが期待されます。
あのあたりのお店の立て直しって前面道路の幅確保が理由なのですか なるほど 狭いですよね
拡幅されたら町76系統の市役所閉庁時間帯(朝晩)便が町田駅発着に…ならないかなあ
あのあたりの道広がったら、第二踏切で車が待ってる時でもバス通れるようになるんですかね?
それなら素晴らしいなぁ
セットバックが何十年何百年で終了したところで、事業として拡幅しない限りは車道を広くすることはないんじゃないかな。
元々色々な計画が決まってる上でのセットバックかもだけど、建物と建物を離したり、歩行者の退避のためが主でしょ?
せいぜいやったとして一等地の区域だからバスを停めてる間に抜かせる構造かな。それでもすごくお金が掛かるからどうかなって感じだけど。
バスがすれすれを通過しているので、歩道が広がるのはうれしいです。
第2踏切(俗称)のところが一番怖いので、あそこのビルがどうにかなってほしいです。
どうせなら線路を掘り下げて駅を地下化したほうがいい
相模大野 – 町田 間は境川と横浜線を乗り越えないといけないし、相模大野側はちょっと境川付近の土地より高くて、町田側はすぐ土地が急な登り勾配になるながらも鉄道施設は駅前通り2階相当、popビル前の踏切付近では1階相当の高さになるため、潜るインターバルはない。